2023年06月08日
3回戦@エスコンフィールド 広島7−2北海道日本ハム 野間選手決勝タイムリー!田中広輔選手ダメ押し3ラン!コルニエル投手今季初勝利!
広島いいね!3連勝 3季連続最下位の交流戦、5勝4敗の首位タイで折り返し 大混戦模様で優勝も視野だ!
6/8(木) 21:47配信
スポニチアネックス
交流戦<日・広>勝利に喜ぶ選手たち(撮影・高橋 茂夫)
◇交流戦 広島7−2日本ハム(2023年6月8日 エスコンF)
広島が8日の日本ハム戦に勝利し、3連勝を飾った。
先発のコルニエルが7回まで3安打2失点に抑える好投。打線も3回に菊池が同点打を放つと、5回には2死満塁から野間の勝ち越し適時二塁打などで3点を追加。9回には田中の追撃3ランも飛び出すなど、7−2の快勝となった。また、コルニエルは先発転向後、初勝利となった。
広島が交流戦でカード3戦全勝となったのは、18年楽天戦(マツダ)以来。また、敵地では17年の日本ハム戦(札幌ドーム)以来になる。
チームにとって近年の交流戦は鬼門だった。19、21、22年と3季連続で最下位(20年は未開催)。近年の低迷の一因にもなっていたが、この日で前半戦終了となった今季は5勝4敗の勝ち越しで折り返すことになった。
さらに試合後には、阪神、オリックスなど上位陣が敗れ、広島は6チームが5勝4敗で並ぶ首位タイに浮上。混戦模様ながらも、優勝が狙える好位置となった。
今日も試合は日本ハムが上沢投手が先発という事で、かなり厳しい試合になると思っていたのですが、カープの粘りで終わってみれば快勝でした。今日の勝ちは大きいですね。
先発のコルニエル投手は2回裏、日本ハム万波選手とマルティネス選手に連打され、日本ハム野村選手と上川畑選手を打ち取りましたが、日本ハム清水選手にセンター前タイムリーを浴びて0−1と先制されました。このままコルニエル投手は崩れていくのかと思いましたが、なんとか1点止まりで踏ん張りました。
直後の3回表、日本ハム先発の上沢投手に対し、先頭の坂倉選手がライト線へ3ベースを放ち、2アウト後に菊池選手がライトへタイムリー2ベースを放ち、1−1の同点に追いつきました。ノーアウト3塁のチャンスで、もし無得点だったら、流れが日本ハムに傾きかねない中での菊池選手のタイムリーは大きかったですね。
さらに5回表、マクブルーム選手の内野安打、坂倉選手の四球、上本選手の送りバントを日本ハム上沢投手が1塁へ悪送球してノーアウト満塁の絶好のチャンスを迎えました。しかし、矢野選手がセカンドゴロ、菊池選手が空振り三振に倒れ、2アウト満塁となりました。これで得点出来なかったら、流れが日本ハムに傾くだろうと思った直後、野間選手がライト前に2点タイムリーを放ち、日本ハム万波選手の本塁への送球が逸れる間に1塁ランナーの矢野選手も生還し、一挙に4−1と勝ち越しました。矢野選手は1塁から全力で走り続けて一気に本塁へ生還する好走塁でした。ただ、2塁ランナーの上本選手が生還した際に、球審の山口さんに激突して、どうも肩を痛めたようで、そのままベンチに下がりました。状態が心配です。
その直後の5回裏、コルニエル投手がピリッとしません。日本ハム上川畑選手と清水選手に連続四球を与え、日本ハム細川選手に送りバントを決められ、1アウト2、3塁から日本ハムハンソン選手にセンターへ犠牲フライを許し、4−2とされました。コルニエル投手はこのまま崩れていくのかと思いましたが、ここからまた踏ん張り、1点止まりで抑えました。
結局コルニエル投手は7回95球を投げて3安打、2四球、5奪三振の2失点の粘りのピッチングでした。今日のコルニエル投手は良いイニングと悪いイニングがはっきりしていて、安定したピッチングとは言い難い感じでした。しかし、今季初勝利となりました。そして先発としては来日初勝利となりました。これがコルニエル投手にとっていい薬になることを祈りたいですね。
8回裏は島内投手が日本ハム打線を3者凡退に抑えました。島内投手は登板するごとに成長している感じがします。
打線は9回表、2アウトからマクブルーム選手が四球で代走羽月選手が入り、2盗を決めました。坂倉選手は申告敬遠で2アウト1、2塁となり、ここで途中出場の田中広輔選手がライトスタンドへ3ランを放って7−2とし、試合を決めました。田中広輔選手は好調ですね。今季完全復活と言ってもいいでしょう。
9回裏は中崎投手が3人で締めて試合が終わりました。
チームは今季5度目の3連勝で29勝26敗で貯金が今季最多タイの3になりました。そして今季の交流戦は5勝4敗と勝ち越して、交流戦首位タイに浮上しました。チーム全体に「新井イズム」が徐々に浸透しているように感じます。打線にも投手陣にも粘りが出て来ましたね。なんとか交流戦勝ち越して欲しいと思います。
さて、明日からはZOZOマリンでロッテとの3連戦です。この3連戦を乗り越えれば、あとはホームのマツダスタジアムで6連戦です。明日のカープの先発は床田投手です。前回ソフトバンク戦では6回3失点で負け投手になっています。決して悪い訳ではなかっただけに、悔しかったと思います。明日はリベンジに燃えているはずです。好投を期待しましょう。ロッテは西野投手です。安定したピッチングで、直近3試合は3連勝しています。新井監督に秘策はあるのでしょうか?カープは勢いに乗ってきていますので、必ず勝ってくれると信じています。
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