“S&P500 1month performance” 1ヶ月で見ると11月は全体的にマイナス傾向でした。特に金融やエネルギー、エンターテイメント分野が悪く、ハイテク系は好調な銘柄も多かったようです。
月末にコロナの新型であるオミクロンで売り込まれたことに加え、11/30にはパウエル米FRB議長が、これまでずーーーっと言っていた「インフレ圧力は供給のボトルネックが開始すれば緩和する」との見方を撤回し、
「”インフレは一時的”との表現を撤回する良い時期が来た」
「数カ月早いテーパリングの終了を検討することが可能」
「インフレ高進が定着しないように手段を講じる」
と方針転換したことも株の下落を招きました。まあ、市場は元々インフレが一時的とは考えていなかった様ですが、肝心のFRB議長がコレでは2018年の金融政策の失敗による暴落が意識されて不安を招くのも当然です。再任されたばかりで何ですが、相変わらず何とも頼りない方です・・。
一方で、コロナによる景気減速と利上げの折り込みがバランスされ、10年債利回りは1.482%と8月以降の上昇傾向を維持しながらも低調です。
FedWatch(11/30)によると、来年6月には0.25%利上げの織り込みが44.4%と現状維持の28.3%よりも高水準になっております。先月と比べ現状維持と0.25%の織り込みがわずかに下がったものの、0.5%が上昇(23%)しました。2度目の利上げはわずか3ヶ月後の来年9月に織り込まれており(33.5%)、来年はかなりハイピッチな利上げが見込まれています。
米株トレードの損益
先月の米株損益は+25,600$でした。
TQQQ手動ループイフダンの利益でVOOを追加しました。また、QQQの一部を利確し、ポジション構成を変更したTQQQ手動ループイフダンの投資に回しました。
にも関わらず、税金を抑えるためにTQQQの利確だけは停止し、天井で新規ポジを掴んだ後に下落に遭遇するという最悪のタイミング投資をしてしまいました 😢
そんな訳で、市場はオミクロン&パウエルチャンスで絶好の買い場が来ているようですが、既にフルポジなので見てるだけ。もう来年までは上がろうと下がろうと見てるだけです。
ポートフォリオの変化は以下です(購入比率)。
円グラフの赤枠:レバレッジ型ETF
QQQ(ナスダック100ETF):長期投資メイン
VOO(S&P500ETF):長期投資サブ(こまめに利確&買戻し)
TQQQ(ナスダック100ETFブル3倍):手動ループイフダン
FAS(金融ETFブル3倍):長期金利上昇ヘッジ
この所、金融ETFブル3倍(FAS)が気持ちいいほど下落します。それでも長年FXで鍛えられたせいか、この程度の下落は大して気にもなりません。いや、正確には、ほとんど見ていません(汗)
どうせ当分売らないんだし、見て気分が悪くなっても何も良い事がないので、なるべく見てません。でも、そんなことが許されるのは米株だからです。FXでそんなことしたら含み損が膨らみまくってあっという間に死んじゃいますので・・。
今更ですが、たまたま勝てたとは言え、8年もの間、何てリスキーなギャンブル(FX)に興じていたんだろうと恐ろしくなります。勿論、米株だって永遠に好調が続くことは有りえませんが、せめてTochiが死ぬまではこれまで200年以上も続いている「右肩上がり信仰」だけはこのまま継続して欲しいものです・・。
「米株信仰の経典」 えっ、過去から未来ってわかるものなの?
https://takomanjyu.com/investment-200years
2021年の損益(含み損益)の推移
確定損益と含み損益を可視化するため、2019年からグラフを作っています。数字の単位は万円(米株は100$)で、FXとCFD、米株の結果を表示しています。
S&P500ロング CFDの自動ループイフダンは、今月+19万円と絶好調です。リスクが高くなりすぎるので、ロットを倍増するのは年末までの予定です。
米株は確定利益が過去最高を更新したものの、含み益が大きく減少・・。月初のピークから600万円くらいは減ったのではないでしょうか。しかもコレ、週末に集計しているので今週の暴落は含んでいないという・・おそロシア。
まあ、個人的には含み損益は幻だと考えているので、幻にいちいち反応していても仕方がありません。しかも今年は(税金が高すぎるので)もう米株の利確はしないので、今年のトレードはもう終わったも同然です。
というわけで、少々気が早いですが、皆様よいお年を・・🙏
ちなみに2020年までは以下(裁量FXのみ、単位は千円)。
2020年はコロナ禍で米国が大幅な利下げと金融緩和をしたことから3月からドル売りで仕掛けていたのですが、なかなか進まないドル安に我慢しきれず両建てにしたところで急激にドル安が進行、レスキュー不可能と判断し5月末に敢え無く巨額ロスカットとなりました。その後は年末に進んだドル安で何とか利益を伸ばすことができました。
2019年は年始から300万近くの含み損を抱え、解消できないまま年末まで行ってしまったので節税のために損切り。それだけ損切ってもなお500万円ほどは利益が出たので大成功の部類です。
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その他の投資記録(IPO・BTC)
2021年 +112万円
2020年 +50.3万円
2019年 +15.5万円
2018年 +18.1万円
2017年 +68.4万円
2015年 +28万円
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