春の定番:九十九里のはまぐりで海鮮バーベキュー

ディスカバリー

日本にいれば春になると買いに行くのが九十九里のはまぐり。

例年であれば九十九里名物のイワシ料理を食べて、帰りに海の駅や直売所ではまぐりを買って帰ってくるのだが、

今は新型コロナの感染拡大防止のため、どこにも寄らずに海の駅に向かい、はまぐりを買って、またまたどこにも寄らずに家に帰ってきた。

先週の平日に、親と実家の愛犬のボルゾイを乗せて、かつての愛車で現在は親が乗っているディスカバリー4で出かけた。

このディスカバリー4は前期型なのでエンジンは5リッターV8。

エンジンは静かに滑らかに回るし、踏めば澄んだ高音を響かせながら凄い加速をする。

乗り心地も滑らかだし、久しぶりに乗って良さを再確認出来た。

行きはレインボーブリッジを通って。

日本は街もグレーだし、春の晴れた日の空の色はグレーがかった水色だ。

先月まで住んでいたシンガポールとつい比べてしまうのだが、同じ都会の同じ海沿いでも、開放感がまるで違っていて気持ちが良かった。

我々がよく行くのは海の駅九十九里。

水色の郵便ポストがある。

新鮮な野菜や卵も売っているが、今回は、目当てのはまぐりと、美味しそうだったサバの開き、それから地酒と地ビールを買った。

平日だったため空いていて、勿論マスク着用、手指の消毒をして、人の1m以内に近づかず。

海の駅滞在時間わずか10分、往復に掛かった時間5時間以上、、、

帰路につく前に、少しだけ散歩をしたが、あまり気が乗らないようですぐに車に戻ってしまった。

帰りは九十九里の有料道路を通った。

この海沿いの道は、いつ走っても気持ちが良い。

関東近辺の道では最高ランクのドライブロードだと思う。

久しぶりに見る田んぼの広がる景色にも癒される。

東京へ戻るルートは来た道とは変えてアクアラインを通った。

この1年以上新型コロナのせいで、狭いシンガポールから出ることが出来なかったのだが、千葉から対岸の東京までの距離はシンガポールからマレーシアまでの距離よりずっと遠くて、日本の広さに解放感を感じた。

アクアラインを見ても、日本の橋はなんと素晴らしい技術なのかと感心してしまう。

まるで空に向かって走っているようだ。

海ほたるも、海と空との間に浮かぶ要塞のようだ。

平日にも関わらず、この辺りで少し渋滞はしたが、他は流れていた。

ちなみにこのあと、1年前に開通した横浜北西線(K7)を初めて通った。

今回日本に戻ってこられなかった期間は1年数ヶ月だけだったのだが、いつの間にやら羽田空港の国際線ターミナルの名称が第3ターミナルに変わっていて驚いたし、この道も出来ていたし、なかなか新鮮な気分だ。

この晩は、実家のデッキで海鮮バーベキューをしたのだが、はまぐりは甘くて、プリッと美味しかった。

サバの開きも絶品だったし、一緒に焼いてみた鳥軟骨も美味しくて、大満足だった。

やっぱり日本は最高だ。

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