２０１３年から２０２２年の過去１０年で一昨年、昨年の２年間は中京で開催。
そして今年はまた阪神に戻って開催でまともなデータとは言い難いが、当欄では開催場以外に条件に大きな変わりが無いので、１０年を通して検証してみる。
先ず目立つのは前走G１で５着以下の７歳以上馬に【０・１・２】好走が無い事。

この項目だけで大上段にバッリ切り捨て御免は流石に無謀だが、少なくともカラテ、サトノルークス、スカーフェイス、ヒンドゥタイムズ、ボッケリーニ、マイネルファンロン、モズベッロの７頭を割り引けば、残りは８頭に迄絞れる。

更に過去１０年で馬券圏内に入着した全３０頭中２２頭に該当する重賞連対かオープン勝ちの実績のないインプレスも割り引けば残るのはソーヴァリアント、 マリアエレーナ 、フェーングロッテン 、アドマイヤハダル、グラティアス、ワンダフルタウン、ディアマンミノルの７頭。無論、軸、相手は前記の７頭から選出するの極々当然のこと。
ちなみに軸を１頭選出すれば相手は６頭に絞れるでは無いか！

いずれにしても改めて言うまでも無いが、予想は馬の良し悪しだけではない。
無論、強弱だけても無い。

ましてデータに拘る必要もない。

最も肝心なのはその一戦がどういう馬の為にある一戦なのか、そこをキチンと掴むことが肝要。でなければ本当の的中とはいえない。

ともあれ、これまでも幾度となく別定戦とハンデ戦を繰り返してきた鳴尾記念。
今回もこれまで通りハンデ戦なら「格」は必要ない。
調子の良い軽量馬から狙うのが本筋。
仮に前走が条件戦だろうと、ローカル重賞だろうとかまわない。
ただし、これが別定戦となると話は違う。

斤量差とハンデキャッパーの人為的な配慮が為されないぶん第一に問われるのが能力。
また、当然に前走のレースなど「レースの格」も重視される。
その証に過去１０年で前走Ｇ３【１・４・３・３０】、Ｇ２【３・１・２・１６】。Ｇ１【３・２・３・９】の結果を見れば一目瞭然！Ｇ１宝塚記念を目指す実績馬の前哨戦故に前走重賞のグレードには明確な差があり、単勝、複勝共に回収率１００％を超える前走Ｇ１組が強い。また、当日１～４番人気が７勝を挙げているように基本的に上位人気馬の好走率が高い。

以上から先ずは当舞台２戦２勝の負け知らず５歳馬◎★★★★★ブログランキング

次いで単勝、複勝共に回収率１００％を超える前走Ｇ１の５歳馬〇★★★★★ブログランキング

もう１頭は前走Ｇ２の▲フェーングロッテン。

穴目は格は一枚落ちるが◎同様に阪神芝２０００mは２戦２勝の負け知らずアドマイヤハダル。

以上！

御参考まで！