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4号機時代の思い出 『幼馴染からノリ打ち仲間へ』 その25 ”失われた貯玉”







⇩過去のお話はこちらからどうぞ

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・・・今回のお話は前回のお話とは方向転換し

僕のサクラ活動時代の日常を紹介します。






・・・僕と幼馴染のN君はサクラ活動の合間を縫って

”趣味打ち”

という名の連れ打ちをよくしていました。






・・・ちなみに、2000年代初期の僕の地元のホールは

”パチスロは等価交換、パチンコは3円交換”

上記のような営業形態のホールが主流でしたので



パチスロをメインで打っていた当時の僕らは

現在では当たり前のように使っている

”貯玉再プレイサービス”

を利用することが少なかったんですよ。






・・・そんな訳で、当時の僕らの立ち回りは

「あの店には貯玉が無いから不利だな」

などという制限を受けることが少なかったので


その日の気分やイベント次第で

実践ホールを自由に決める事ができたのでした。











・・・そんな当時の僕らが通っているホールの中に


・総設置台数 パチンコ120台・パチスロ80台

・パチンコ2円交換・パチスロ等価交換

・貯玉再プレイは1日当たり2500発   



という営業形態のホールが有ったんですよ。





・・・そして、そのお店は規模が小さいことに加え

外観の方も、お世辞にもキレイと言えるモノではなく

なんというか、今にも潰れてしまいそうな雰囲気のお店だったのですが・・・



・・・そのホールはパチンコが2円交換という低換金率ながらも

”目立ったマイナス要素が無い上に、千円当たり30回転は回る”

という高性能の台が所々に設置されていましたので

当時の僕たちは足繁く通っていたのです。





・・・そして、そのお店は大当たり毎の出玉の清算は無く

”全台無制限”

という営業形態を取っていましたので


僕とN君は二人でノリ打ちをし

”低投資で出玉を確保し、長時間粘って日当を出す”

という作戦で立ち回っていたのでした。






パチンコ画像 初代ギンパラ
©三洋 ギンギラパラダイス



※設定付きパチンコであり、最高設定の設定1は非常に甘いことから

当時は等価店でギンパラを打つだけでなんとかなりました。


※ギンパラ大当たり確率は1/200ほどでしたので

現金を大量に使う可能性が低くなることから

当時の僕らがよく打っていた機種なのでした。







・・・そして、そのお店は2円交換という低換金率だったという事もあり

当時はまだ、貯玉再プレイに馴染みが無い僕らだったのですが

流石にそのお店では貯玉を使って勝負をする事にしたんですね。






・・・貯玉ですとか貯金の類が溜まっていくと面白いですよね。


当時の僕は守銭奴でしたので

増えていく貯玉の残高を見るたびに嬉しくなっていました。




しかし、僕はパチンコ屋さんというものを全面的には信用していなかったので

ある程度の貯玉が溜まると現金に清算し

『もしも失ったとしても笑って済ませられる額』

だけを貯玉しておくようにしていました。





・・・当時は貯玉を貯めておくと良いことがありましたよね


2000年代初期のホールでは、今ほど貯玉を使って遊ぶ人が少なかったからか

『お店がレート変更をする際は、レートの差額を丸々得することがある』

なんて美味しいイベントが起きる事も珍しくありませんでした。





・・・例を挙げれば

僕が通っていたホールがパチンコのレートを

3円交換から4円交換に修正したんですよ。



その時の僕は3円交換の時代に15000発ほどの貯玉をしていたのですが

4円交換にレート変更をされた後も

貯めておいた貯玉をそのまま使えるどころか

貯玉を特殊景品に交換する際には4円交換のレートで交換することができたのです。





・・・これは美味しいですよね

25%も得をする事が出来るのですから・・・





・・・当時の打ち手には

僕よりももっと莫大な貯玉をしている人も居たと思いますから

その方たちは物凄く得をしたんでしょうね。







・・・話を戻しましょう。



先ほども説明しましたように

僕は貯玉の額をセーブしていたのですが


N君はパチンコ屋さんを全面的に信用していたのか

お金が入り用になるまでは一切換金をしない人でしたので


当時のN君の貯玉の総額は

”すべての店舗の貯玉を合わせると600万円越え”

という莫大な出玉を貯玉していたんですよ。





・・・まあ、パチンコ屋さんの貯玉サービスは

銀行のATMとは違い、換金時に手数料が掛からないというメリットもあったのですが

大金をパチンコ屋に預けておくのって気持ち悪くないですか?



きっとN君は、僕とは違い人が良いので

疑うという事を知らなかったのでしょうね。








・・・そして、僕たちはある日

サクラ活動が2日連続でお休みだったこともあり

先ほど紹介したお店でパチンコを打ち、暇つぶしをする予定を立てました。



そのお店は、僕らが行った1日目はいつも通り営業していたのですが

2日目にお店の前に到着した僕たちは違和感を覚えます。





・・・その違和感の正体とは

”営業開始時間が近づいても店員の気配が無い”

というものでした。





・・・お察しの通り、その日以降

そのお店が営業する事は二度とありませんでした。


僕らが前日にホールに行った時には

いつも通り営業していましたので

本当に”狐に摘ままれたような気持ち”になりましたね。




当時のパチンコ屋さんは現在のホールとは違い

『閉店時の貯玉整理のお知らせ』

というアナウンスをしないで閉店するホールも珍しくなかったんですよ。


通っていたホールの告知無しの閉店は僕らには良い教訓となりました・・・








・・・そして

”僕らが預けていた貯玉は?”

と言いますと

当たり前のように闇に葬られました。


いわば”授業料”ですかね。





・・・僕の授業料は

”現金換算で3万円ほど”

という些細なものだったのですが



N君はそこのお店に

”10万発ほどの貯玉”

を預けていましたので


”現金換算で20万円”


ほどの財産を授業料として払う事になったのでした。






・・・高い授業料を払う事になったN君は

すぐに他のホールの貯玉の整理を始めましたとさ・・・




今回はここまでとします!

それでは!






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