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4号機時代の思い出 『幼馴染からノリ打ち仲間へ』 その20後編  ”キャバクラにハマった友人の驚きの散財額とは?”







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サクラグループで活動をしていた2000年代初頭の僕は

まだ20歳そこそこの若者という事もあり

色々な面で”世間知らず”な人間でした。




・・・僕の世間知らずというかアホっぷりを象徴する行為としては

当時の僕は後先の事を考えず

パチスロで手に入れたお金を貯蓄せず

湯水のように使いまくっていた事ですね。





当時の僕は

「きっと、この先も今のような状況が続くんだろうね」

という、なんとも甘い見通しで生きていたのです。









・・・突然ですが、皆さんは貧乏人が小金を手に入れると何をすると思いますか?



不相応なお金を手に入れた人間は

多くの場合、何に使って良いか分からずに無駄遣いを始めます。




・・・そして、僕の場合もその例に漏れず

まるで”成り上がった社長さん”のように

毎日のようにキャバクラで散財をしていました。










・・・そうそう、キャバクラにハマっていた頃の僕は

主に4人で行動する事が多かったんですよ。



で、その4人は


・僕

・N君

・同級生のS君(メンパブの彼です)

・初登場のW君(S君を通じて知り合った友人)


上記のメンバーだったんですね。






・・・そして、メンバーの中のW君が繁華街で一人暮らしをしていた事から

僕らはW君の家を拠点にし、毎日のように飲み歩いていたのでした。








・・・当時の僕らの生活を少しだけ紹介しましょう。




朝からホールに出向き

首尾よく高設定の台を掴み、一定の収入を得ると

21時ころには居酒屋に向かい皆で食事をとります。






・・・そして、夕飯を済ませた僕らは

W君とN君が発見したキャバクラに入店します。



その後、キャバクラで閉店時間まで豪遊した僕らは

深夜3時ごろにW君の家へ行き就寝し

翌朝ホールに向かう・・・






・・・1年間くらい、この生活のループでした。


時には平打ちがサクラ活動に変わるくらいで

基本的に上記の行動しかしていなかったですね・・・




ちなみに、僕らが通っていたキャバクラは高級店ではなかったので

一日に使う額は、全員で13~20万円の範囲内だったのですが


今考えると、1年間もこんな暮らしをしていると

少なくとも2000万円はみんなで使っていますよね・・・





・・・そんな生活を続けていた僕ですが

毎日のようにお酒を飲んでいると、さすがに飽きてきてしまったんですよ。


というのも、僕は飲みに行って女の子にハマるというよりも

『友人と飲みに行く空間が好き』

という人間でしたので

そこまでドップリとキャバクラにハマっていた訳では無かったんですよね。

(そこに酒さえあれば安い方が良いっす)






・・・しかし、ここで問題が発生します。


僕の友人であり、メンヘラで恋愛気質のN君が

キャバクラの女の子に恋をしてしまったのです。





いらすとや 恋 ハート






・・・先ほども紹介したように

最初のうちは4人でキャバクラに通っていた僕らですが


僕がキャバクラに飽き

S君が再度メンパブで働きだし


W君も、豪遊生活を続けるうちにお金が無くなり仕事を始めたので

自然とW君の家を拠点にしたキャバクラ合宿は終焉を迎えたのですが・・・





・・・通っていたキャバクラ嬢にガッツリハマってしまったN君だけは

その後もキャバクラに通う事をストイックに続けていたのです。






・・・先述のように

僕らが通っていたキャバクラは”高級店”という類のものではなかったので

料金も比較的リーズナブルな価格だったのですが


なんと、ここに来てN君がハマっていた女の子が

新規オープンを迎える、系列の高級店に移動することが決まってしまったのでした。






・・・ここからのN君は地獄でした。





当時のN君は



「ゆくゆくは女の子と付き合えたらいいなあ」




いらすとや 妄想




・・・という、キャバクラに夢を見る男性陣と同じように

淡い希望を抱いてお店に通っていたのですが・・・






・・・当時の僕は

「そんなもんは無理だ。」

と、考えていました。




・・・ってか、普通に考えたらわかりますよね?






・・・恋は人間を盲目にさせるのでしょうか?


それとも、女の子と付き合う事を諦めて

今まで使って来たお金を無駄にすることを嫌っての行為なのでしょうか?




・・・なんにせよ、『損切』が苦手な臆病な人間ほど

ズルズルと最悪のパターンを迎える事が多いですね。







・・・ちなみに、新規オープンをした高級店には

僕も何度かN君の付き合いで行ったことがあるのですが


そのお店の料金は”二時間の滞在で6万円強”という破格の値段でして(一人当たり)

庶民の僕にはおよそ付いていけない世界でした。





・・・しかし、N君はその高級店に

少なくとも2日に一回は通っていたみたいなんですよ。



そして、そんな生活の中でN君は僕に

「キャバ嬢と買い物に行って家の前まで行けた!」

という、なんともリアクションのしにくい成果を報告してくれました。







・・・で、その報告を受けた僕はN君に

「家の前まで行ったのに中に入らなかったの?」

という至極当然の質問をしたのですが・・・




・・・キャバ嬢にハマったN君の口からは

「そんなこと、とんでもない!」

という、飼い慣らされた犬のような童貞発言が飛び出したので

当時の僕を大いに困惑させてくれました。





画像 それを捨てるなんて 童貞







・・・一応、彼の名誉のために説明すると

それまでのN君は女の子には不自由していなかったんですよ。


むしろ、当時キャバクラに通っていた”キャバクラ4”のメンツは

みんな女の子にモテている側の人間でしたので

そういった面では僕が一番格下の人間でした。





・・・そんなN君でも、ひとたびキャバ嬢にハマってしまえば

童貞の心を取り戻せるのですから

キャバ嬢って本当に凄いですよね・・・



まあ、N君が単純で臆病な人間だったという側面も

多分に有るからだと思われますが・・・







・・・ここで彼がキャバクラで散財をした額を計算してみましょうか。



まず!

高級店に移る前に使ったお金。


これは少なく見積もって『トータルで2000万円』位としましょう。



・・・ちなみに、2000万円という額は”4人で使った総額”なのですが

会計時にお金を出すのはほぼ僕とN君という事で

少なく見積もっても、二人で合わせて8割ほどのお金を出していましたから


N君が最初の一年弱で溶かしたお金は”800万円”としましょう。





・・・そして、N君が高級店に通っていたのは2年弱。

週の半分はお店に通っていましたので一週間に3日としましょう。



・・・という事は、ひと月に12回

一年で144回ですか?



それを一回の会計(6万円)で掛けると・・・

”一年間で864万円!!”

それが二年間続きましたので”1728万円!!”



N君は3年間のトータルで

”2528万円”

ほどのお金をキャバクラで使ってしまったという計算になりますね。









・・・ふう

この額は庶民としては破格ですね。




そして、今回計算したN君が使ったお金の総額は


・飲み屋のイベントを考慮しない

・お店の外で使ったお金を考慮しない


という算出方法ですので


実際にN君がキャバクラ絡みで使ったお金の総額は

先ほど計算した額を遥かに凌駕する事でしょう・・・








・・・キャバ嬢は

『向こうから寄ってこない限り相手にしない』

これに尽きますね・・・





・・・そして、こんな感じで散財を繰り返した僕らは

ある人物の逆鱗に触れてしまうのでした・・・・



続く






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