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【パチスロ4号機】 4号機  『南国育ち』 と末尾イベント






・・・南国育ちは5号機で”ART機”としてリメイクされているのですが(唐突)

その台は”変な鳥”が蝶ランプの代わりに連チャンを告知する

”A+RT機”になるのかな?



とにかく、5号機以降の南国育ちは

クソみたいなリメイクを繰り返しがちだったんですよ。





漫画画像 テコンダー朴 ヘイトスピーチ





・・・クソみたいなリメイクの一因は演出面にもあると思います。



というのも、初代の南国育ちの1G連の告知は

『控えめな効果音と共に、さり気なく告知をする』

という特徴があり

『原点にして頂点』

というアレ(語彙)を地で行っていたのですが・・・




パチスロ画像 南国育ち
©オリンピア 南国育ち






・・・5号機以降にリメイクされた南国育ちの連チャン告知は

蝶ランプが光るという基本的な仕様は踏襲されているのですが


ランプが光る際にわざとらしい音が鳴り

なんとなくフリーズみたいな挙動もしてしまうという


4号機時代の南国育ちに見られた”わびさび”みたいな物を完全に切り捨てた

アメリカンな告知方法になった事も


今までに発表された南国育ちのリメイク台が

いまいちハネなかった事の原因であると僕は思うんですよ。




・・・・皆さんはどうお考えですか?







・・・思い返せば昔から世間の評価なんて物は当てにならないもので

導入初期に人気が無かった台がライターの後押しによって


導入後しばらくしてから爆発的にヒットするなんて事が

4号機時代には何度も繰り返されてきました。






・・・例を出せば、パチスロ史上最大の売り上げ台数を誇る

”初代北斗の拳”や”吉宗”もそういった類の台でしたね。



北斗の拳
©サミー 北斗の拳






パチスロ画像 吉宗姫
©大都技研






・・・そして、南国育ちもそれらの機種たちと同様に

導入後しばらくはそこまで人気が無い台だったのですが・・・





・・・沖スロ界の重鎮である”沖ヒカル氏”(旧名グレハニスト内池)が

パチスロ必勝ガイド系の漫画雑誌で人気を博したことから

南国育ちや他の沖スロが注目を集めだした事で




パチスロ画像 ライター 沖ヒカル 必勝ガイド
※沖ちゃん





・・・それ以前は”裏モノ”ですとかのダークなイメージが付きまといがちだった沖スロに

ライト層が流入し始め。稼働が上がり始めたという訳なのです。



関連記事:裏モノ・ビッグシオ








・・・そんな(?)南国育ちは

”設定6が分かりやすい”

という仕様の機種でしたので『末尾系イベントの道標』になる事が多かったですね。



末尾イベントの時には

”まず南国育ちの設定6の台を見つけて、その台と同じ末尾の台を打つ”

という立ち回りが確立されて行ったのですが・・・




・・・毎度、そんな簡単に当たりの末尾が判明してしまいますと

ホールにとっては”高設定の台しか稼働しないという地獄”のような展開になってしまいますので


その対策として

ホール側も

”南国育ちには当たりの末尾以外にもフェイクで設定6を入れる”

といった手法を取ったりもしました。





・・・当時のイベントはこういった駆け引きが面白かったですよね。






・・・南国育ちの設定6は

『3連と単発を繰り返しやすい』

という挙動をするので設定6が分かりやすかったのですが


ごく稀に単発が続いたり

設定6が3連チャンの壁(奇数連突破が10%だったかな?)を突破し


朝イチに7連チャンくらいしてしまいますと

打ち手が完全に迷子になってしまう事もあったので面白かったです。





・・・そんな時は当時の”設定6が分かりやすい機種の2大巨頭”である

カイジ頼みになりましたね。






パチスロ画像 4号機カイジ
©ロデオ カイジ






4号機のカイジの設定6も”エクストラ仕様”になっていたのですが

カイジの設定6は

『300G以上ハマりにくく、連チャンもしにくい』

というゲーム性から

当時の末尾イベントで重宝されたという背景が有ります。




・・・まあ、カイジにも罠がふんだんに用意されておりまして

朝イチにストックを飛ばされた状況で営業を開始されたりすると


早い時間帯で設定6を見極める事が出来ないことも多々ありましたので

やはりホール対ユーザーの戦いは

ホール側が圧倒的に有利だったという事ですね。





・・・そうそう、南国育ちで面白い特徴と言えば

他のストック機はボーナスを放出する際に

『ボーナス放出時に振り分けで抽選する』

という仕様の台が多かったのですが


その反面(?)南国育ちの場合は

”ボーナスは成立した順番に放出する”

というシステムを採用していたんですよ。




・・・で、南国育ちの設定6は

他の設定と比べるとREGの抽選確率が高かったので


ストックを飛ばした状態で営業を開始した南国育ちの設定6は

ボーナスの振り分け(?)で不利を受ける事も多々ありました。








【南国育ち 内部数値】 


【BIG成立確率】

全設定共通 : 1/169


【REG成立確率】

設定1~4 : 1/238
設定5 : 1/204
設定6 : 1/184



【機械割】

設定1 : 94.1%
設定2 : 96.4%
設定3 : 100.3%
設定4 : 107.3%
設定5 : 112.2%
設定6 : 113.3%





・・・そんな訳で、ストックを飛ばして設定6を使うお店や

高設定の投入頻度が高いお店の南国育ちの機械割は

発表の機械割よりも少し低いものになるのです。




・・・まあ、南国育ちの設定6は面白いし 初当たりも軽い部類の機種ですから

例えストックが飛ばされていようとも

当時の打ち手は喜んで打っていたんですけどね。




・・・むしろ、そこまでして設定6投入にこだわってくれることに感謝です。






・・・また、南国育ちは当時の台としては珍しく

通常時の小役確率に設定差が設けられていたのですが


・ベル

設定1 : 1/7.9
設定2 : 1/7.9
設定3 : 1/7.8
設定4 : 1/7.8
設定5 : 1/7.7
設定6 : 1/7.2





・・・設定6を狙う上ではベル確率に差が出るよりも

先に挙動で判断できることが多かったので

当時の打ち手には無視されていた要素の1つでもありました。





・・・ちなみに、当時の僕はオリンピア系の台を打つことが多くてですね

同じ平和系機種である

”秀樹に夢中”

などの台にも小役確率に設定差が設けられていました。




パチスロ画像 秀樹に夢中
©オリンピア






・・・他にも、4号機の南国育ちの魅力的だったところとしては

昨今の台とは違い”設定6以外にも魅力がある”という点でしょう。




南国育ちを筆頭に、その頃ホールに設置されていた機種の設定6は

他の設定と比べると

”根本的な台の仕様が違う”

と言えるほど特殊な仕様になっている台が多かったのですが


設定6を打っていると”安定感や安心感”を得る事は出来る反面

大連チャンが発生する頻度も少なかったんですよ。

※ドキドキ島は特例です





・・・そんな設定6の仕様とは対照的に

南国育ちの設定5や設定4は

”低設定よりも初当たりが軽く、連チャンモードに突入しやすい”

という”荒波仕様”的な設計でした。




・・・さらに、南国育ちの設定4は

”連チャンモードに突入時は継続率が高い”

という特徴が有ったので


『安定感なんてクソ喰らえ、連してナンボだろ!』


といった連チャンが好きな沖スロ狂の中には

南国育ちを打つ時は

中間設定を好んで打つという輩も多かったですね。





・・・しかし、お察しの通り設定4を狙うということは

設定公開などの告知が有れば良いのですが


設定6狙いと比べて設定推測がザルになってしまう分

必然的に、低設定を打つ時間も増えていきますので


南国育ちの設定6以外を狙うという行為は

収支が安定しない立ち回りだったのです。







・・・そして(?)南国育ちにも

4号機時代の文化(?)である”裏モノ”の魔の手は忍び寄ります。



裏モノに改造するといっても

南国育ちはもともとが連チャンをする仕様ですので

ちょっとやそっとの改造じゃ打ち手は満足しません。




・・・そんな訳で、ブチ切れた”カバン屋”と呼ばれていた天才的な闇の商人は

とんでもない裏モノを開発します。





・・・それでは当時設置されていた

南国育ちの裏モノの仕様を紹介しましょう。



・通常時はコイン持ちカット、その分を連チャンに上乗せ(千円当たり18~19G)

・通常時はBIGもカット、その分を連チャンに上乗せ(え?)

・と言う訳で、初当たりはREGのみ

・平均連チャン8連以上(BIGは380枚ですからね)

・その代わり天井が浅い(500Gだったかなあ)





・・・どうだい?楽しそうだろう?




この台はマジで投資がエグイことになりますし

やっと勝ち取った連チャンがショボ連で終わると絶対に勝つことが出来ませんから


連チャンの告知が発生する可能性が有るJACゲーム時は

”左手が折れるのが先かレバーが折れるのが先か”

といった風情でレバーを強打をする人が後を絶ちませんでした。





・・・なので、僕がこの台を打つ際は

1日中しっかりと台と向き合うというよりも

『投資金額を決めて1発勝負』

みたいなことが多かったですね。



・・・じゃないと簡単に破産しちゃいます。





・・・そして、南国育ちのヒット以降

それまでに発売された”島娘”などの機種の評価も再確認された事で


それらの機種がホールに再び導入されることも増えていき

それ以降の沖スロ界は更に盛り上がりを見せていく事になるのでした・・・





パチスロ画像 島娘
©オリンピア




関連記事:島娘









・・・今回はここまでとします

それでは!





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