1999年の10月に発売された4号機の名機たち ~前編~
- 2022/10/01
- 19:25
・・・今回は4号機時代の思い出を紹介していきます。
リンク:4号機時代のお話へ
・・・1999年の10月に発売された機種たちを一言で表すと
『冒険』
といった所でしょうか?
この時期のメーカーは
”それまでの既定路線から逸脱した”
とも言える機種を発売しているのですが
それらのメーカーの中には、”変わらない事”を伝統とする
『北電子』
さえも含まれているから驚きです。
・・・北電子社は様々な要因が複雑に絡み合った事で
1997年に発表した『ジャグラー』が大ヒットしたのですが
※要因については上記リンクで紹介しています
©北電子 ジャグラー
・・・ジャグラーの大ヒットを受けた北電子は
それ以降に開発した機種もシンプルなゲーム性の機種ばかりをリリースしていたのですが
ここで勝負に出ます。
・・・北電子は『ハイパージャグラーV』という
予告機能を搭載した新機種をリリースしたのです。
©北電子
【基本スペック】
設定1
BIG:1/297.891
REG:1/655.360
機械割:94.96%
設定2
BIG:1/273.067
REG:1/630.154
機械割:98.51%
設定3
BIG:1/260.063
REG:1/606.815
機械割:100.69%
設定4
BIG:1/244.537
REG:1/546.133
機械割:103.87%
設定5
BIG:1/240.941
REG:1/468.114
機械割:105.41%
設定6
BIG:1/240.941
REG:1/364.089
機械割:107.18%
※数値はフリー打ちのもので、完全攻略時の設定6の機械割は114%ほど
・・・さらに、ハイパージャグラーには
『全リール停止後に発生する演出』
も搭載されているのですが・・・
・・・ハイパージャグラーに搭載されていた予告と告知機能を合わせると
【レバーON時の演出}
・リールスタート時のフラッシュ演出=ボーナス、ベル、ピエロ、ブドウ、ハズレ
・スーパースタート音=ボーナス、ベル、ピエロ、ハズレ
・スーパースタート音+フラッシュ演出=ボーナス、ベル、ピエロ
・遅れスタート音=ボーナス、4枚チェリー
・無音=BIGボーナス
【リール停止時の演出】
・(順押し(ハサミ不可)2リール目停止時)スペシャルテンパイ音=ボーナス、ベル
・滝流れフラッシュ=ボーナス、ベル
・流星フラッシュ=ボーナス、ピエロ
・フリーズ=BIGボーナス
・・・上記のような演出が搭載されています。
・・・しかし、これらの演出は
既存のお年を召したユーザーには受け入れられる事が無かった上に
『予告フラッシュを見分けるのが難しい』
という老若男女を問わない欠点もありましたので
ハイパージャグラーのリリースは完全なる失敗とも言えないのですが
とても大成功と言えるものでもありませんでした。
・・・しかし、そんなハイパージャグラーも
難解なゲーム性を好むユーザーには一定の評価を受けましたので
当時を知る打ち手の中には
『ジャグラーシリーズの中ではハイパーが一番』
という人も沢山居るのでした・・・
『ジュラシックセブン&セブンライン (大東音響)』
©大東音響
【基本スペック】
【BIG確率】
設定1 1/287
設定2 1/264
設定3 1/248
設定4 1/234
設定5 1/221
設定6 1/210
【REG確率】
設定1 1/607
設定2 1/607
設定3 1/607
設定4 1/607
設定5 1/607
設定6 1/607
※数値はノーマルのもの
『パニックタイガー (大東音響)』
©大東音響
【基本スペック】
【BIG確率】
設定1 1/298
設定2 1/278
設定3 1/260
設定4 1/245
設定5 1/241
設定6 1/241
【REG確率】
設定1 1/655
設定2 1/655
設定3 1/630
設定4 1/630
設定5 1/455
設定6 1/364
・・・こちらの2機種はともに
”4号機時代に遊技機が次々に裏モノ化した”
という事で知られる
『大東音響』
から発売された機種なのですが・・・
※裏モノとメーカーは関係ないのです
・・・ジュラシックの方はそれまでに大東音響がリリースしてきた
『引き込み系制御&純Aタイプ』
という趣の機種とは異なり”7ライン機仕様”となっていますので
こちらの機種は純潔を守り通して
生涯を全うした可能性が残されています。
・・・虎の方はお察しです。
『マジカルポップス (山佐)』
©山佐
【基本スペック】
【BIG確率】
設定1 1/260
設定2 1/256
設定3 1/252
設定4 1/248
設定5 1/245
設定6 1/241
【REG確率】
設定1 1/431
設定2 1/372
設定3 1/328
設定4 1/293
設定5 1/264
設定6 1/241
『おいちょカバX (山佐)』
©山佐
【基本スペック】
【BIG確率】
設定1 1/293
設定2 1/278
設定3 1/264
設定4 1/252
設定5 1/241
設定6 1/241
【REG確率】
設定1 1/565
設定2 1/529
設定3 1/496
設定4 1/468
設定5 1/443
設定6 1/364
・・・続いて紹介する機種は
山佐から”マジカルポップス”と”おいちょカバ”になります。
・・・当時の山佐は
既に”シーマスター”という”演出用4THリール(テトラリール)”を搭載した機種を発売していまして
『ジャパニーズバカラ』
を題材にした”カバ”の方にはテトラリールが搭載されていたのですが
マジカルポップスにはテトラが搭載されておらず
これらの機種よりもかなり前に発売された
『ピカ五郎』
と同じタイプのゲーム性だったみたいですね。
※LEDの光でボーナス告知
・・・どの層をターゲットにしようとしたのかな?
・・・ちなみに、カバの通常時のゲーム性は
『各リールに書かれた数字の合計が9になればリーチ目』
というものでして
リーチ目にはその他にも細かい仕組みが隠されている上に
『テトラリールの数字よりも出目の数字が大きいとボーナスが確定する』
という”演出用リール”を利用したお楽しみ要素も搭載されていました。
・・・そんなゲーム性の本機種ですが
当時の僕はこの機種をほとんど打ったことが有りません。
当時の僕は他の機種を打っていて忙しかったのです・・・
・・・ちなみに、当時の山佐はどういう訳か”カバ”を題材にした機種をリリースするのが好き(?)で
『そんなカバな』
という悪趣味な機種もリリースしていました。
©山佐 ※こっちのセリフです
・・・今回はここまでとします
暇な人は後編も見ていって下さいね・・・
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