元裏プロのパチンコ・パチスロブログ

・・・当時、Eさんが行った奇行は沢山あるのですが

例を挙げれば


”火をかけたやかんを見つめ続けて

中の水分が蒸発するまでそのままの状態で居る”


など、常人では起こりようがない

常軌を逸した行動をするようになります。





・・・今考えると

Eさんがそんな状態になる伏線は色々とありましたね。




なんせ、僕らとEさんの出会いは


”パチンコ屋で緑色をした禁止薬物を貰う”


というものでしたからね。





※イメージ画像（？）




・・・僕はお酒や薬物に興味がありませんので

それらの禁止薬物を実際に使用することは無かったのですが


当時の僕の仲間は

Eさんから緑色のヤツを貰っていたのか

それとも彼から薬物を買っていたのかは知りませんが


Eさんはまだ十代だった当時の僕らに

違法薬物を斡旋していた事は確かな事だったのです。






・・・そして、その頃のEさんは

日常的に、睡眠薬をまるでラムネかのようにポリポリと齧るようになります。


当時の僕は気付いていませんでしたが

実はその症状（？）というのは覚〇剤乱用者に見られがちな行動だったみたいですね。



・・・というのも、覚〇剤というものはその名の通り

”寝ることが出来なくなる”

快楽を得るという事の代償に

体にはそのような副作用も起こる物質であるそうです。



そんな訳で、クスリの常習者は

自力では睡眠を取る事が難しくなってしまうので

睡眠を取るために睡眠薬の力を借りるようになるみたいですね。



そして、科学的な物質に耐性が付いてしまったEさんは

末期には寝る数時間前から睡眠薬を摂取するようになっていたようです。





・・・もう、完全に悪循環に陥っていますよね。






・・・なぜ、当時のEさんがそんな状況に陥ったかというと


これは僕の予想も混じっているのですが

その時のEさんは第二子となる女の子が生まれた事で


奥さんからは

「早く定職について欲しい」

と言われるようになり


バスの運転手になるべく

大型二種免許を取得するために教習所に通っていたんですよ。





・・・そして、今までは表の仕事をしてこなかったEさんですが

生まれてきた女の子を溺愛していましたので

定職に就くべく、真面目に教習所に通っていたんですよね。




・・しかし、Eさんのスペックが予想よりも低かったのか

大型二種免許の取得が難しかったのかは分かりませんが


Eさんは運転免許の取得にかなり手こずり

結局、Eさんの口から免許を取得したと聞く事は最後まで無かったのでした。





・・・そんな感じで私生活が上手く行かなかった事から

下戸であるEさんはクスリに逃げたのでは？

と、後の僕は考えるのです。




・・・まあ、酒に逃げることが出来ないからってクスリに逃げるのはおかしいですし

そもそも、何かに逃げるのが僕には信じられませんがね・・・・






・・・そして、そういった違法なクスリというものは

もともと心が弱い人間が使用すると

あっという間に人格が崩壊していきます。



それからのEさんは、僕の同級生であり

当時N君と付き合っていた女の子を口説いたり


その他には、夜中に僕をいきなり呼び出し

そして、僕が呼び出された場所に行ってみると

大林素子よりも背がデカい女を僕に見せびらかしたりと

意味の分からない行動を取るようになりました。






・・・その女性を見た当時の僕は

その女性はイースター島にいそうな面構えをしていたのですが

スポーツ界にとっては救世主にもなりえるように見えましたので


その時は深夜だったという事もあり

”Eさんはスカウトでも始めたのか？”

と、混乱してしまったのでした。





・・・そして、そんな奇行を繰り返し

運転免許の取得も出来なかったEさんは

ついに、奥さんから三下り半を叩きつけられます。




そして、その後のEさんは

サクラ時代の仲間を裏切り、私利私欲に走る

そんな とんでもない行動に走るのでした・・・・



続く

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