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京都の伊根にある新井崎漁港でアオリイカ釣り

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アオリイカ(新子)のヤエン釣果

どうもガチろっくんです。

いよいよ今年も秋のアオリイカ数釣りシーズンの開幕ということで、京都の伊根町北部にある新井崎漁港へアオリイカのエギングとウキ釣り、そしてヤエン釣りと色々と試す釣行に出掛けました。

9月のアオリは時期的には早く、どうしても新子調査になるので、これまではたぶん出掛けたことがありません。

ただ、昨年10月に間人と養老漁港へ出掛けた際には、最小が280gで800gオーバーも飛び出したので、これなら9月中旬でも十分お土産サイズが釣れるんじゃないかと思ったのが今回のアオリ釣行の発端です。

この時期の釣果情報では、よく新子調査と題して数釣りの釣果が載っており、エギングでの実績も上げておきたいという思いもありました。

そこで、更に時期的には早いヤエン釣りメインの弟君を誘い合わせて、京都の北部まで遠征に出ることにしました。

実質のところは、色々と試すというのは聞こえが良いように言っただけで、エギングとウキ釣りで苦戦し、仕方なくヤエンに逃げたというのが正直なところです。

なかなか思惑通りにはいかない釣りになりましたが、果たしてその釣果やいかに・・・

 

目次

京都の伊根にある新井崎漁港へのアオリイカ釣行

【釣 行】

2019年 9月 15日(土)16:00~02:00

釣り場:京都丹後半島 伊根 新井崎漁港

天気:晴れ後くもり

潮 :大潮

 

伊根の網干場は混雑しており新井崎漁港へ向かう

今回のアオリ釣行は、夜釣りにするつもりだったので、出発時間は遅く朝の6時過ぎだ。

京都北部の釣り場までは自宅から下道で4時間ほどなので、これでも全然早い出発なのだが、あまり遅い出発だと道中が混雑してしんどい。

あと昼間に到着して場所取りをしておかないと、釣り場が一杯になるのではないかと危惧したためでもある。

因みに昨年もそうだったが、今回のアオリイカ釣行も丹後半島へ向かうということ以外、釣り場の選択についての拘りはなかった。

何となく京都のアオリイカの釣果を調べてみると、伊根の釣果がよく載っているので伊根方面へ車を走らせる。

 

伊根へ向かう道中の景色

伊根へ向かう道中の景色

宮津から北へ車を飛ばすが、海岸沿いはシャローながらも、どこでアオリイカを狙っても釣れそうな雰囲気だ。

伊根までにいくつかの漁港が確認出来たが、このアタリは比較的小波止が多いようで入れそうにない。

途中、比較的大きな一文字となっている養老漁港方面へ分岐する道もあるが、この日は養老という気分ではなく、様子見もせずに取りあえず伊根へ向かう。

伊根湾めぐりの遊覧船乗り場を越え、伊根の釣り場の一つ『伊根港の網干場』へやって来た。

 

伊根港の釣り場【網干場】

伊根港の釣り場【網干場】

時間は10時過ぎだったと思うが、それなりに釣り人が居る。

ここは駐車場が1日最大3,000円もするので、朝の時合が終われば釣り人も去っていくかという期待をしていたが、見事に裏切られる。

駐車場にはこれから釣り場に入りそうな家族連れも多くいて、これでは夕方以降になってもエギやウキならまだしもヤエンは難しい。

この時間から車を停めると確実に上限の3,000円を支払うことになるので、踏ん切りがつかず取りあえず他の釣り場を見て回ることにする。

この後、伊根の舟屋の景観を楽しみながら『伊根漁港』に寄るも、同じような感じで釣り場に入る気がせず、伊根の一番奥の赤灯台まで行ってみるも車を停める場所もない。

なるほど、伊根の釣り場はどこでやっても釣れそうだが、実際にビジターがこの時期に釣り場に入るのは困難だという事か。

 

仕方なく更に北へ車を飛ばし、その先にある『新井崎漁港(にいさきぎょこう)』へ向かった。

ここは養老漁港のような大きな波止ではないが、場所的なものと釣り場へ着くまでにかなりの労力を使うので、まだ釣り人は少ない方だ。

時間は11時前になっており、夜から朝組が帰っていたのか、ウマイ具合に駐車スペースも空いていた。

取りあえず車を停め、幾つかのタックルを携えて、波止の様子を伺いに行く。

 

崖を下り新井崎漁港の堤防へ向かう

崖を下り新井崎漁港の堤防へ向かう

ちょっとした崖を下っていくので注意が必要だ。

途中、遠目に波止の様子が見え、どうやら釣り場も空いていそうで一安心する。

因みに、崖を下らず漁港の方からも回って来れるのだが、相当な距離を歩くことになるので、どちらにしても一苦労だ。

 

新井崎漁港の堤防は墨跡多し 取りあえずデイエギング試すも即撤収

本日のイカポイント確保

本日のイカポイント確保

堤防へ下りると、予想通り新たに来る釣り客よりも、立ち去る客の方が多い。

ただ、さすがに波止の先端と根本の磯向きの人気ポイントでは、人が立ち去る気配はなさそうで、特に先端は地元のオジサン連中が徐々に増えて来る。

管理人は内向きの漁港寄りの小波止の向かい側に陣取りたかったが、弟君は沖向きが良いという。

結果的に上の写真の沖向きのポイントを確保したが、どこも彼処も墨跡が残っているので、まあ海が荒れなければポイントは何処でも良いだろう。

 

管理人のエギングタックル

管理人のエギングタックル

夕方まではまだまだ時間はあるので、取りあえず弟君と二人でエギを放ってみることにした。

内向きと外向き、いずれも探り歩きながら打っていくが、何の反応もない。

この日は大潮ながら、さすがにこの時間では期待も持てず、しゃくり方から見てベテランっぽいエギンガーもたくさんいたが、釣れている様子もない。

時期的に見えイカがいるのかとも思っていたが、そんな様子もなく、一時間ちょっと打ってアタリなしで終了。

ちなみにこの日の日中の気温は34℃、真夏に戻ったような感じで、とても粘り続けられるような状況ではなかった。

予定通り夕方のアジ釣りから開始しようと、暑さをしのぐために一旦車に戻る。

 

午後3時半に再び波止へ出陣 エサのアジを釣って戦闘開始

小一時間ほど昼寝をしたが、場所取りにタックルを置いてきており、大丈夫と思いながらもエメラルダスや、トーナメントバッカン、その中の釣具諸々が気になって仕方がない。

貧乏釣り師の管理人には、過ぎたタックルなので、長く愛用していかねばならない相棒達だ。

カップラーメンで腹ごしらえをし、少し早いが3時半に再び波止に降りた。

少し人は増えたようで、管理人一行の釣り座の隣でも遠投投げサビキをして、エサに使うアジを狙っている釣り人がいたが、どうやらまだ釣れていない。

ただ、内向きを見るとファミリーさんがサビキをしており、そちらでは足元でアジが釣れている。

取り敢えず、どちらでもいけるようにウキサビキにして仕掛けを落とし、手前から順に探っていくと、竿2本ほどのところでアジがヒットした。

 

ウキサビキでエサのアジを確保

ウキサビキでエサのアジを確保

この時間帯、アジの群れは小さく、少し釣るとすぐに移動してしまうが、釣果を得たい訳ではないので、ポツリポツリでも十分だ。

取り敢えず数匹釣れた段階で、弟君は先にヤエンを開始する。

管理人は電気ウキ釣りをするつもりなので、まだ時間的にも早い。

引き続きアジ釣りをし、1時間ほど掛かって25匹~30匹の確保した頃には、すでに弟君の泳がせたアジにアオリイカの反応が出ていた。

 

早々にアジの脳天がかじられる

早々にアジの脳天がかじられる

まだ周囲は明るいが、アジの頭をアオリイカが齧っていたようだ。

ただ、ドラグが走ることもなかったようで、弟君曰く『相手は相当小さい新子』とのことだ。

この時はアオリのサイズまでは気にも止めなかったが、このファーストバイトがこの日のすべてを物語っていたのを知るのは、まだまだ後になってのことだ。

取りあえずアオリが寄っているなら、遅れをとってはならずと管理人も仕掛けに取り掛かる。

 

アオリイカの電気ウキ釣り仕掛け

アオリイカの電気ウキ釣り仕掛け

先にも言ったように管理人はエギングでの経験値を稼ぎたいのが本心なので、ヤエンをしながらでは難しい。

そこで電気ウキ釣りをしながら、エギを打つという作戦に出る。

少し前に二兎を追って痛い目を見たばかりなのに、またまた懲りずに同じようなやり方をしてしまう。

この後、間もなく陽が沈み、新井崎漁港には相当な数のアオリイカが接岸するのだが、予想外に苦戦を強いられることになる。

 

陽が沈んでバイトは多いがリリースサイズが多く釣果は伸びず

弟君のアジの泳がせには、頻繁にアオリイカのバイトが見られる。

ただ、引いてくると勝手に浮き上がるようなサイズが多いので、ヤエンを入れるまでには至らず、波止際でエサを離させて逃がしてやる。

いざ、このサイズなら捕るかと思いヤエンを入れるも、掛け針に上手く掛からない。

もっとサイズの小さいヤエンなら良かったのだろうが、持参してきたものは200g以下ではフックまでの距離がイカよりも長く、フックがイカに届かないのだ。

この日最後まで通して、ヤエンでゲットできた確率は1/2以下といったところだろう。

 

ヤエンで掛けるのが難しいサイズのアオリイカ

ヤエンで掛けるのが難しいサイズのアオリイカ

ようやく掛けたのは、200gを少し超えるサイズだ。

結論から先に言ってしまうと、この日の新井崎漁港でのアオリイカの釣果は、このサイズでもマシな方だ。

この程度のサイズなら、管理人のウキ釣りの方が掛ける分には有利かと思いきや、棚を頻繁に調整するも、ウキ釣りへのアタリは皆無だ。

実は周囲でも同じように電気ウキ釣りをしている釣り人がたくさんいたのだが、ほとんど釣り上げている人はいない。

ウキを眺めていてもつまらないので、途中からはエギングに集中する。

 

苦労してようやくアオリをゲット

苦労してようやくアオリをゲット

相当粘って、ようやく1匹目のアオリイカをゲットする。

150g有る無しの新子だが、ボウズを逃れてホッとする。

いや、これを釣り上げるまでにも何度かアタリがあり、ヒットもさせたが、釣り上げるに忍びないサイズだったので、抜き上げる前に波止際でフックを外したのだ。

エエカッコしたい訳ではなかったが、この頃になると弟君は追加でアオリをゲットしており、チビアオリは上げるに上げれなかった。

一匹ゲットした後、同じように最小級の新子がヒットし、今度は簡単にフックが外れなかったので一度抜き上げてみた。

 

50gに満たないアオリの新子

50gに満たないアオリの新子

50gに満たないであろう新子で、こんなサイズのヤツがちょいちょいエギに触って来ている感じだ。

弟君がヤエンを入れず逃がしているのも、きっと似たようなサイズなのだろう。

因みにアオリは手で触ってしまうとダメージが大きく、ここは波止の高さもあるので、リリースしても生きてはいけないかもしれない。

持ち帰るのも忍びないリリースサイズは、抜き上げずにフックを外してリリースするのが理想的だ。

結局、管理人のこの日のエギングは、5ヒットで1バラシ、1キャッチ、3リリースという結果に終わり、ヒットさせる間隔は十分に味わったが、その後のファイトを楽しめるような釣りにはならなかった。

因みに弟君はというと・・・

 

アオリイカ(新子)のヤエン釣果

アオリイカ(新子)のヤエン釣果

管理人が電気ウキ釣りで1匹もゲット出来ないのを余所目に、弟君は新子に苦戦しながらも、ポツリポツリと150gオーバーを拾っていた。

この結果を見ると、やはりアジの泳がせ強しと改めて感じさせられる。

因みに、夜も更け、エギをシャクルのにも疲れ果てた管理人は、釣り終盤にウキ釣りからヤエンに切り替える。

間もなくアタリがあるが、ドラグは滑らない・・・活きエサ使っても、ほんまに小さい。

ただ、エギングよりもアタリは明確なので、何度目かの正直で・・・

 

管理人もヤエンでアオリゲット

管理人もヤエンでアオリゲット

何とかお土産に出来るアオリを1匹追加することに成功した。

この後、エサのアジも売り切れ、時計をみればもう2時だ。

考えていたほど十分な釣果とはいかなかったが、今年初のアオリ釣行はこれにて納竿とした。

 

本遠征の釣果とタックル

伊根の新井崎漁港でのアオリイカ釣果

伊根の新井崎漁港でのアオリイカ釣果

【お持ち帰り】

アオリイカ:7杯(140g~240g)

【リリース】

アオリイカ:15杯程度

お土産よりもリリースが多い結果となりました。

因みにリリースとして記載しているものは、ほぼ釣り上げずに海面でフックを外したものや、ヤエンを入れずに逃がしたものを記載しています。

そして実はエサのアジは日が変わる前に尽きたのですが、深夜のサビキでもポツリポツリとゲットできました。

たぶん、トータルで35匹位は使ったんじゃあないでしょうか。

当日は満月の大潮ということもあったためか、それくらい活性の高い状況でした。

 

大した釣果は得られませんでしたが、管理人がこの日アオリをヒットさせたエギングタックルのみ、以下に紹介しておきます。

サイズ的に3号では反応が悪く、ヒットさせたのはいずれも2.5号でした。

【エギングタックル】

ロッド:ダイワ(DAIWA) エメラルダス 89MH

リール:ダイワ(Daiwa) 17エクセラー 2506H-DH

エギ1:ヨーヅリ(YO-ZURI) エギ: パタパタQ 2.5号 シルバーリアルアジ

エギ2:ヨーヅリ(YO-ZURI) エギ: パタパタQ ラトル 2.5号 ブルー夜光リアルクルマエビ

 

今回の伊根町にある新井崎漁港へのアオリイカ釣行では、考えていたほど新子が成長しておらず、違った意味で苦戦を強いられた釣りになりました。

9月に新子調査としてアオリをやるのはたぶん今回が初めてですが、やはり少し早すぎた印象で、ヒットさせても持ち帰れないリリースサイズが多かったのは残念です。

ただ、普段大阪湾を中心に釣り歩いている管理人にとって、京都北部のアオリイカの魚影の濃さにはやはり驚かされます。

アオリイカのメッカ、聖地とも言える『新井崎漁港』はどうやら今年も健在のようです。

日本海に出るまでに3時間半は掛かる(無論下道です。)ため、そうそうは遠征も出来ない管理人ですが、今年はもう一回10月以降にリベンジに出たいと思います。

さて、実現するかな・・・

 

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