房総閑話

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タチツボスミレ

2019-03-22 10:42:45 | 写真
タチツボスミレはどこにでも見られる一般的なスミレです。たぶん『スミレ』と言ったらタチツボスミレのことだと思います。
花の色がもう少し紫が濃くて、花の中心の模様の白色が大きければニオイタチツボスミレです。

タチツボスミレ。漢字で、立坪菫または立壷菫。スミレ科スミレ属の在来種の多年草です。



立坪菫の「坪」は庭のことです。庭に咲くスミレからよく見かけるスミレと言うことらしいです。立は花が終わったあとに曲がっている茎が真っ直ぐに立ち上がるからついたようです。



スミレの謂われは、『墨入れ』の形状に似ているからだそうです。『墨入れ』と言っても「硯(すずり)」ではなくて、大工道具で木材や壁に直線を引くときに墨のついた糸を弾いて印しをつけます。その糸に墨をつける道具を墨壷と呼んでいます。その『墨入れ』の「すみいれ」から「すみれ」になったそうです。そうなら、タチツボスミレの「ツボ」は『壷』で『墨入れ壷』で「すみいれつぼ」が「つぼすみれ」のほうがわかりやすいのではないでしょうか。

花が古い『墨壷』の形に似ている。そう言えば糸の弾き方下手だと墨が二重になったり、途切れたりします。



横から見るとカッコいいです。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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