房総閑話

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8月に咲いているシラン(紫蘭、蕙)

2019-08-13 10:55:38 | 写真
シランの花期は4月から6月中旬の春から初夏に咲く花と思っていたので、立秋を過ぎた暑い日に咲いているとは思いませんでした。

なにやらラン科の花が咲いていました。


8月に咲くラン科の植物が思い浮かばなくて、調べてしまいました。
ラン科の花びらは時計で表すと12時と4時と8時の位置にある外花被片(ガク片)3枚、2時と6時と10時の位置にある内花被片3枚からなっています。その6時にある内花被片を唇のような形から唇弁とよんでいます。
その唇弁がどこかで見たことのある特徴的な模様で、まさかのシランでした。

シラン。漢字で、紫蘭。学名は、『ラン科シラン属のすじのある種』です。すじとは葉っぱの筋か、唇弁の模様の筋か。



シランは在来種で古い花です。万葉の植物名で『蕙(けい)』と詠まれています。
ラン科なのにやさしく花を咲かせることが出来て、万葉の時代から親しまれる可愛い花なので園芸種として広く浸透して、今では野生種が絶滅危惧種になっているようです。


(Canon IXY DIGITAL 510IS)(2019年8月10日撮影)


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