房総閑話

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ハルノノゲシ(ノゲシ、春の野芥子)

2019-03-13 10:14:36 | 写真
ハルノノゲシは別名で本当の名前はノゲシです。ケシと名前についていますがケシの仲間ではないです。

ハルノノゲシ。漢字で、春の野芥子。キク科ノゲシ属、ヨーロッパ原産の史前帰化植物です。秋に咲くアキノノゲシに対して春に咲くノゲシからハルノノゲシと呼ばれています。

切れ込みのある葉と切れ込みのない大きい葉の2種類の葉があるのが特徴的です。



背が低いとタンポポに似ていますね。


2019年は花粉がきついです。自分は症状は軽い方なので、昨年、一昨年とあまり苦しくありませんでした。今年は最悪です。苦しい・・・

つぼみが開いて春を呼んでいるようですね。



舌状花のみで、筒状花ありません。中心部付近に見える筒状の器官は雄しべです。舌状花には雄しべと雌しべがひとつずつありますが、ハルノノゲシは舌状花が合着して筒状の雄しべの集合体をつくります。集葯雄しべと呼んでいます。この集葯雄しべから花粉が出ている時が『雄性期』です。花粉を出し終わると雄しべの筒状の中心部から雌しべが伸びてきて柱頭が2裂します。この時期を『雌性期』と呼んでいます。
下の写真には中心部の雄しべから雌しべが伸びているのがわかります。写真ではわかり辛いですが、かろうじて柱頭が2裂しているのも確認できます。

雌性期の花びらです。

(Canon IXY DIGITAL 510IS)


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