その他雑記など
鳥浜酒造
標記の鳥浜酒造株式会社さんは、若狭町鳥浜で大正九年より営業を続ける蔵元です。こちらの代表的な銘柄である「加茂栄」は、若狭の地元以外で見かけることはほぼありませんが、それはこちらの醸造量が百二十石(≒0.183kl×120ですので約22klということになるでしょうか)とごく少量であることによるようです。
こちらのお酒ははっきりと「甘口」を標榜しておられ、それは三方五湖の畔で営まれるその食生活に求められる酒なのだとのことで、いわゆる万人に好まれる製品を作る必要のある大手の蔵元に比較しますと、その潔さが小気味良く感じられます。とはいうものの、実際に試飲させていただいたところ、確かに甘口には違いないのですが、甘ったるさやくどさは全く感じられずすっきりとした味わいです。もう少し細かく言いますと、純米吟醸には切れのよさを強く感じますが、こちらの代表的な銘柄である加茂栄は切れを押さえたまろやかさがあり、たしかに魚料理との相性は抜群なのではないかと思います。
お話をうかがった限りでは、小さな蔵元として地元密着で長年営業してこられたものの、飲酒人口が減少する昨今大消費地に進出したいと言う気持ちはあるものの、供給量が追いつかないことからそれも出来かねると言う苦衷があるようです。特に現今の情勢下ではさらに出荷量が減少しておられるようで、かなり厳しいのではなかろうかと余計なお世話ながら心配してしまいます。Y.E.Hごときが言うのもおこがましいのですが、少しでも長く美味しいお酒を世に送り出し続けてくださるよう応援したいものです。
こちらのお酒ははっきりと「甘口」を標榜しておられ、それは三方五湖の畔で営まれるその食生活に求められる酒なのだとのことで、いわゆる万人に好まれる製品を作る必要のある大手の蔵元に比較しますと、その潔さが小気味良く感じられます。とはいうものの、実際に試飲させていただいたところ、確かに甘口には違いないのですが、甘ったるさやくどさは全く感じられずすっきりとした味わいです。もう少し細かく言いますと、純米吟醸には切れのよさを強く感じますが、こちらの代表的な銘柄である加茂栄は切れを押さえたまろやかさがあり、たしかに魚料理との相性は抜群なのではないかと思います。
お話をうかがった限りでは、小さな蔵元として地元密着で長年営業してこられたものの、飲酒人口が減少する昨今大消費地に進出したいと言う気持ちはあるものの、供給量が追いつかないことからそれも出来かねると言う苦衷があるようです。特に現今の情勢下ではさらに出荷量が減少しておられるようで、かなり厳しいのではなかろうかと余計なお世話ながら心配してしまいます。Y.E.Hごときが言うのもおこがましいのですが、少しでも長く美味しいお酒を世に送り出し続けてくださるよう応援したいものです。
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