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2014年12月20日

ボレーの基本的な考え方

ボレーは、言うまでもなく「決める」ショットです。
いつまでも繋いでいたのでは埒があかないです。

従って、ポイントを終わらせる技術を磨くことが重要になりますが、ポイントの終わらせ方には二通りあることを再確認してください。
ひとつは、相手の立ち位置よりも後方にボールを早く進めて、返球不可能にすること。
もうひとつは、いち早くツーバウンドさせてしまうことです。

ひとつ目の考え方では、ボールの「速さ」が求められます。ふたつ目の考え方では、「弾まない」ことが求められます。
即ち、これのいずれにも当てはまらないボレーは、ボレーとしての構成要件を成してない、ということになります。そのうち抜かれるかそれともミスしてしまうか、いずれにしても相手には何のプレッシャーもかけられないので、全く勝負になりません。
但し、二つとも同時に満たす必要はありません。使い分けることができれば良いと考えます。

ボレーのベースとなる考え方は、シングルスとダブルスでは少し異なります。
シングルスでは、相手を走らせること、即ちオープンコートを狙ってコースを打ちかえることが基本となります。三球に一球くらいのペースで同じコースに打って逆をつけば、相手の出足を牽制することができ、動きを遅らせることができます。
シングルスは一人で守っているので、抜かれるケースも多いでしょうが、相手のオープンコートも広く、リスクを背負っても勝負に出る価値はあります。フレームショットになったクソボレーでも、相手コートに入ってツーバウンドすればポイントになります。必要以上に恐れることなく、冷静にコースを狙いましょう。

ダブルスでは、コースを打ちかえても、もう一人がコースを塞いでいるので、あまり効果はありません。但し、相手にとっても抜くコースが狭いので、じっくりとチャンスボールを待つ戦略がベースとなります。裏を返せば、チャンスボールを与えないことがダブルスのボレーの基本的な考え方です。
そのためには、まず、「ボールを浮かさないこと」です。ボールが浮けば、必然的に相手の前衛にカットされてポイントを奪われてしまいます。
従って、「いかにボールを浮かせるか」がポイントに繋がるわけなので、当然ながら相手は足元を突いてきます。
裏を返せば、足元周りのボールを上手く処理することが、ポイントに繋がると言っていいでしょう。
互いにミスがなければ、当然、ストローク側のボールが浮いてくる確率の方が高いので、ボレー側が有利になります。
練習の時から、常にそれを意識しながらボレーの技術を磨いてください。

2014年12月11日

バックボレー〜ラケットと腕でカベを作る〜

バックボレーが苦手な人って、結構多いと思います。
その中の一つの要素が、フォアボレーと同じように、前の方で打たなきゃならないという、思い込みがあるのではないかと思っています。
確かに、フォアボレーでは、リストを深くコックさせて打ちます。その方が打ちやすいからです。でも、バックで同じようにしようとすれば、逆にコックさせる必要があります。

【逆コックの悪い例】
image.jpg
これでは、力が入るわけがないのですが、こういうリストで打ってる人って結構いるんです。
まず、ボールは飛びませんし、コントロールできないでしょう。

バックボレーは、ラケットと腕が直線的になるようにして、一体となってカベを作ります。

【バックボレーのグリップ】
image.jpg
腕をカベに見立てて、腕でボールをはじき返すイメージです。ですから、フォアボレーの感覚とは全く違うのだと考えてください。
閉めた脇を大きく開けて行き、軽く肘を突きだすような感覚です。
クロス方向なら、リストが若干前に出ます。逆クロスなら、肘が前に出ます。リストと肘の位置でボールの方向をコントロールしてください。
バックはスライス回転が掛けやすいので、慣れてきたら、切りおろす感覚を覚えて、なるべく弾まないボレーをマスターしてください。

2014年12月09日

テニスの足し算と引き算〜究極の極意〜

テニスって、単純なゲームだと思いませんか?
だって、相手コートに、相手より一球だけ多く返すだけのことでしょう。
相手が10球返して来たら、11球返せば良いだけなんです。10球でも、5球でも、2球でもなく、たった1球だけ多く返せばいいんです。
プラス1球を足し算すること。これがテニスの究極の極意なんです。
100球返ってくれば、101球返す。これの積み重ねなんです。

じゃあ、永遠にラリーを続けることができれば、それでいいってことなのでしょうか?
違いますよね。そのうち、相手に仕掛けられて、ポイントを終わらされる流れになるに決まっています。

テニスは足し算だけでなく、引き算の要素も考えなくてはならないのです。
即ち、相手が返球できなくすることも考える必要があるからです。

相手が攻めてこなければ、繋げることだけを考えておけばいいかもしれません。
でも、ポイントはいつか終わります。それは、ミスなのか、エースなのか、いずれかの要因で決まります。
ポイントを終わらせないこと、ポイントを終わらせること、それは、ゲームメーキングにとって、とても大事な要素です。

いかにミスしないか、いかに粘るか、いかに攻められないか。それができて初めて、いかに攻めるかを考えることができると言っていいでしょう。
いずれにせよ、相手より、1球多く返さねばならないことに違いはないのです。
テニスにとって、それ以上の極意はありません。強い人って、結局、それが分かっている人だと思うんです。
posted by はかせ at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談

2014年11月18日

逆クロス方向を狙うフォアボレー

スイングは基本、円運動ですから、打点を前にさえ持っていけば、自然と順クロス側には打てます。
でも、逆クロスは、スイングとは反対側に飛ばすので、多少のコツが必要になります。

まず、高さによって、打ち方が変わります。
ハイボレーの場合は、肘の曲げ伸ばしと、サーブと同じ回内運動を同時に使うと打ちやすいです。
ミドルボレーの場合は、インパクト時に、リストを少し持ち上げることでヘッドを若干落とし気味にし、打つ方向に面を向けます。この時、しっかりと打球方向にフォロースルーをとるのが、コントロールを良くするコツになります。

【フォアハンドミドルボレー】
image.jpg image.jpg

ローボレーの場合、ミドルボレーのように、ヘッドを下にして逆方向に面を向ける技術は使えないので、打点を後方に遅らせ気味にすることで、逆方向に持っていきます。

2014年11月10日

クロスボレーのイメージ〜外を叩く〜

ストレートから、クロスボレーを打つコツは、ボールの外を叩くことです。
飛んでくるボールの延長線上にラケットを置いて、ラケット面を傾けるだけでは、思ったような打角が得られません。
飛んでくるボールの外側から、打ちたい方向に向けてラケットを振って行きます。
ボールの外側を叩くイメージです。コンタクトポイントは、ピンポイントになりますが、慣れればどうということはありません。
ストレート To クロスは、ボレーの打ちかえの中でも、やりやすい部類に入ると思います。
是非、お試しください。

2014年11月08日

ローボレー〜打角の高さが重要〜

ローボレーって難しいですね。
でも、ハーフボレーはもっと難しいので、なるべく避けて、できるだけローボレーで打つように心がけましょう。

ローボレーは、打角の高さのコントロールが重要だと思っています。
ローボレーは、ネットより低い位置で打つので、どうしても、いったん打ちあげないといけません。
打角が高いとボールはより遠くに飛びます。逆に低いとボールは近くに落ちます。十分な打角が得られないとネットに引っ掛けてしまいます。
少なくとも、高く打ち上げるのは、NGだと思っています。相手の打球の威力次第ということになりますが、高く打てば、それだけ滞空時間も長くなり、コントロールが難しいです。特にダブルスなんかでは、ボレーが浮くのは命取りです。
安全に、安全に、という考え方も分かりますが、ローボレーを打たされているという状況を考えただけで、既に責められているのですから、こちらもある程度リスクを負って勝負する必要があるのです。ネットに引っかけることもあるでしょうが、浮かないボレーを打てるようになりましょう。
打角を安定させるという観点から、肩の内転運動を強く使って前向きのスイングを十分とることで、いち早くネットを越してしまいます。ネットを越せば、後はバックラインを越えなければOKとなります。打ちあげ過ぎなければ、ボールが自然落下するのも早いので、そういう弾道イメージを持つことが、安定したローボレーを打つカギとなります。

あと、重要なのは、ヘッドが下がらないようにすることです。ヘッドが下がると通常のストロークと同じで、打球時にヘッドに重心がいきますから、どうしても打ち過ぎます。ボールの高さまでリストをおろすことで対応しましょう。

あと、ローボレーは威力のない球になってしまいがちなので、リスクは高いですが、できるだけ飛距離を稼いでください。
長めのボレーが打てれば、かけたリスクだけの元は取れるでしょう。

2014年11月05日

テニスプレーヤーになるということ

訳あって、しばらくぶりの投稿になりました。

「私はテニスがとても好きです。だから一生ラケットを振って他を顧みない」
これは、福田雅之助氏著の、『この一球』の冒頭部分です。

『この一球は絶対無二の一球なり』
の語りの方が有名でしょうね。
でも、私は、この冒頭の件の方が好きです。「テニスプレーヤーとは何たるや」ということが実直に伝わってくるからです。

テニスバカ、テニスを取ったら、ただのバカ。
文字通り、私のことです。
でも、日本中探せば、私のような人はゴマンといるでしょう。
テニスプレーヤーとは、そんなものではないでしょうか。

私の息子は、小学校4年生でテニスを始めました。
血の成せる技なのか、息子はテニスにのめり込みました。
でも、勉学に集中させるため、中学生になった時を境に、一旦止めさせることにしたのです。

息子は最初、納得した様子でしたが、
小学校から塾に通っていた友達の学力レベルについていけなくて、自信を失いました。

これは、結局、結果論でしかありません。
成功裡に終わっていたら、それはそれなりに、「その判断が正しかった」ということになるからです。

でも、テニスを続けながらでも、高い成績を維持している子はいます。
それは、テニスで得た競争心を勉学でも維持できているからなのでしょう。

私は、息子の競争心の根本を成す大切なものを、一時奪ってしまったのかも知れません。
息子は、既に、テニスプレーヤーだったのです。 

テニスプレーヤー、それは、テニスを人生の基盤にしてしまった人のことを言うのだと思います。
今、息子は、府下でも強豪と呼ばれる高校に入学することを目標にして、モチベーションを取り戻しつつあります。
息子には、是非、高校生活で、失ったものを取り戻してもらいたいです。
それは、親として、そして1テニスプレーヤーとしての、ささやかな願いでもあります。
posted by はかせ at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談

2014年10月28日

V字ボレーについて

昔は、手首と腕の角度を深くとって、Vの字に立てて打てと教えられました。
場合によってはV字でも悪くはないのですが、V字には多くの落とし穴があります。

【V字の悪い例】
image.jpg
写真のように、ただ単純に親指方向にリストを曲げるだけになるのは、NG。
これでは打点がかなり後ろになってしまいます。また、この打ち方では、肘も伸びきっていると思います。力も効率よく伝わらないので、まずボールコントロールできません。
すくなくとも、以下の写真のように、コックは深くとって、身体の前方にラケットを持っていくべきです。

image.jpg

では果たして、Vの字って実際問題どうなんでしょうか?
私の場合、フォアボレーでVの字は使いません。バックは、手首と腕の角度こそVの字になりますが、ラケットは、地面に対して水平になるように心がけています。
その理由は、ラケットを立てると、コントロールが難しいからです。Vの字だと、ボールのコースを打ちかえる時には、面をナナメに持っていきます。すると、どうしても上方向に面が開きやすくなるため、ボレーが浮きがちになります。

私は、以下の写真のように、親指方向ではなく、小指方向にリストを曲げ、ラケットができるだけ水平状態を保てるようにしています。
これの利点ですが、リストのコックで相手の打球の勢いを吸収しやすいこと、肘を深く曲げた状態で打球ができるため、腕の仮想延長線上に打球を持っていくことができます。即ち、腕を物差しとすることが可能となり、コントロール精度を向上させることができるのです。
image.jpg

2014年10月25日

ボレー・スイングの考え方

前回記事では、ボレーを安定させるためにはスイングが重要であると言いました。
ただし、ボレーをストロークと同じスイングだと考えてもらっては困ります。誤解を招かないようにするため、ボレーとストロークのスイングの目的の違いについて解説していきたいと思います。

ストロークでのスイングはボールに最大限のエネルギーを与える手段です。ボレーは安定したコントロールが第一ですから、スイングは、あくまでもそれを生み出すための手段と考えてください。

ボレーの場合、相手のボールをダイレクトで捉えるため、ラケットの反発力が大きいです。その上、相手コートまでの距離も短いということもあって、ストロークの様に最大限のエネルギーを与えるわけにはいきません。
そのため、当てるだけのショットになりがちですが、それでは鏡面反射の原理によって、打球方向が定まりません。

このジレンマが存在することが、ボレーを難しくさせている一つの原因かも知れません。また、これを解決する技術を自分なりに見つけていくことが、ボレーの道だということが言えると思います。

ちなみに私の場合、フォアハンドボレーでは、相手ボールの勢いを、リストで一旦吸収するテクニックを用います。
バレーボールのオーバー・ハンド・パスをイメージしていただければ分かりやすいかも知れません。手首に力をいれたまんまだと、ボールを叩いてしまうだけで、パスの方向をコントロールできませんよね。
それと同じで、インパクト時に、コックを深くした状態のまま、リストを緩めておくのです。そうするとボールがラケットに接したまま、自然にリストを深く押してくれるので、そこで相手のボールの勢いを吸収します。
ボールを飛ばすエネルギーは、違う部位から得ます。即ち、前への踏み込みであったり、肩の内転だったりします。
ただし、これはフォアに限られた技術であり、バックでは使えません。バックはバックなりのコントロール技術が必要になります。

ボレーは、ケースバイケースで使う技術が変わってくるので、瞬時にそれらをコーディネートすることが求められます。まずは感覚だけに頼らずに、理に適っている打ち方を自分なりに考えて見ることです。それを実践してみて、技術の取捨選択をする。その上で、厳選した技術は練習によって徹底的に磨き上げることです。

2014年10月24日

ボレーの安定性はスイングにあり

ボレーは、ダイレクトに相手のボールを打つショットなので、地面が打球の勢いを吸収していない分、ラケットはボールを大きく反発します。
この時、一番ダメなのは、当てるだけになってしまうことです。
本人は振っているように思っていても、実はインパクト直前で、瞬間的にラケットを止めている人がいます。
当てるだけのボレーが何故いけないのでしょうか。
過去記事の『テニスの力学〜インパクトの瞬間〜』で鏡面反射の原理についてお話しましたが、止めたラケットにボールが当たると、入射角と同じ角度で反対方向にボールは飛んでいきます。すなわち、ラケットの面の傾きだけでコントロールをしなければならなくなります。
そして、鏡面反射の作用は二次元ではなく三次元として考えなくてはいけないので、左右の角度だけでなく打ち上げる角度もコントロールしなければなりません。はっきり言って、空間上にそのような面を正確に作り出せるかというと、疑問です。
ボレーはコースを打ちかえるケースが多いため、それを考えると、こんな確率の低い技術に頼ることはできないでしょう。ローボレーが、よく浮いてしまったり、ネットしたりして安定しない人がいますが、打ち過ぎてアウトするのを恐れるあまり、スイングの力が足りてないというのが私の意見です。

ボレーコントロールはスイングで生み出す方が安定します。鏡面反射ではなく、方向も高さも、スイングの方向でボールをコントロールするのです。

打ち過ぎてアウトすることもあるかも知れません。しかし、恐れず振って行き、感覚を磨くことこそがボレー上達の近道だと私は思います。「ゆっくり打てば確実に入る」という思い込みこそ錯覚なのです。
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