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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  世界史 >  「戦争」 は誰が、何の目的で引き起こすのでしょうか? ~ 【史実】 かつてのドイツや現在のロシアに対して、先にケンカを売ったのはユダヤ人

    「戦争」 は誰が、何の目的で引き起こすのでしょうか? ~ 【史実】 かつてのドイツや現在のロシアに対して、先にケンカを売ったのはユダヤ人

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    本日のキーワード : ウクライナ、ステパーン・バンデーラ、バンデリスト、ネオナチ、ユダヤ人、レオ・シュトラウス、シュトラウス派、歴史修正主義、ロシア、中国



    The European political Community : a sword striking water
    欧州政治共同体 : 時間の無駄 ①

    Since the beginning of the Russian military operation in Ukraine, international relations are blocked. No position changes. President Macron thought he could change the rules of the game by reshuffling the cards on the occasion of a meeting of the European enemy brothers, the European Political Community. But President Putin took him by surprise by changing the borders and the game itself.
    ウクライナでのロシアの軍事作戦開始以来、国際関係は遮断されている。立ち位置が変わることはない。マクロン大統領は、ヨーロッパの敵対する諸国、欧州政治共同体の会合に際して、カードを入れ替えることでゲームのルールを変えられると考えた。しかし、プーチン大統領は国境を変え、ゲームそのものを変えて、彼を驚かせたのである。

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    In Prague, all the guests were chosen because in theory they condemn Russia, but in practice it is something else.
    プラハでは、理屈上はロシアを非難するという理由からすべてのゲストが選ばれたが、実際には別のものである。

    French President Emmanuel Macron does not know how to solve crises, but to reshuffle the cards in order to consider new solutions. This is why, noting the absence of discussion around the Ukrainian conflict, he launched an initiative last May: the "European Political Community" (EPC).
    フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、危機を解決する方法ではなく、新たな解決策を検討するためにカードを入れ替える方法を知っている。そのため、ウクライナ紛争を巡って議論が行われていないことに着目し、昨年 5 月にある構想を打ち出した「欧州政治共同体」 (EPC) である。

    After François Mitterrand’s "European Confederation" and Nicolas Sarkozy’s "Union for the Mediterranean", the Élysée Palace has tried to convince its partners of the usefulness of a new "thing". Incidentally, France often varies: the Mitterrand Confederation advocated the alliance of West and East, of Brussels and Moscow, the Macronist Community aims, on the contrary, to oppose them.
    フランソワ・ミッテラン大統領の 「欧州連合」、ニコラ・サルコジ大統領の 「地中海連合」 に続き、エリゼ宮は新しい 「もの」 の有益性をパートナーに納得させようと試みてきた。ちなみに、フランスはよく変節する。ミッテラン同盟は西と東ブリュッセルとモスクワの同盟を提唱したが、マクロニスト共同体は逆にそれらに対抗することを目的としている

    エマニュエル・マクロン
    エマニュエル・マクロン

    France, which presided over the European Council during the first half of 2022, logically sought the permanent president of this structure, the former Belgian Prime Minister Charles Michel. He eagerly stepped into the breach. He thought he could rally around the EU and carve out a role for himself at the expense of the Commission President, his rival Ursula von der Leyen. Patiently the French diplomats put him in his place so that he was not even on the stage at the final press conference. As for Mrs. von der Leyen, she was invited only for formality.
    2022 年前半に欧州理事会を主宰したフランスは、この機構の常任議長であるベルギーのシャルル・ミッシェル元首相を理屈の上では求めていた。彼は意気揚々とその座に就いた。ミシェル氏は、欧州委員会委員長であるライバル、ウルズラ・フォン・デア・ライエン氏を差し置いて、自らがEUを束ね、自らの役割を果たすことができると考えた。しかし、フランスの外交官たちは周到に彼を追い込み、ついには彼は最後の記者会見の壇上にすら立てなかった。フォン・デル・ライエン氏は、形式的に招待されただけである。

    シャルル・ミッシェル
    シャルル・ミッシェル

    ウルズラ・フォン・デア・ライエン
    ウルズラ・フォン・デア・ライエン

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    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣






    The European political Community : a sword striking water



    本日の書物 : 『謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源』 馬渕睦夫、渡辺惣樹 徳間書店



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 馬渕 : それなのにヒトラーはなぜ反ユダヤ主義に転じたのか。実は、ヒトラーの経済政策は、ハイパーインフレーションを立て直すために、バーター貿易を行っていました。ハイパーインフレというのは通貨の信用が著しく低下し紙くずになるということです。そこで、互いの国家に必要な物資を交換することで双方が債務を負うことなく行えるのがバーター貿易です。つまり国際金融家が発行する通貨を使用しない貿易なんですね。

     加えてヒトラーは国際金融家が所有するドイツ中央銀行を国有化します。これが彼らの逆鱗に触れます。ドイツは国際金融家から借金をしないという意思を示したのです。

     渡辺さんがおっしゃるように、ヒトラーは政府の強力な指導力によってドイツ人の生活を保障するプロジェクトに資金を提供し、短期間のうちにドイツをヨーロッパで最も豊かな国に躍進させました。ヒトラーがドイツ国民の支持を集め国をまとめた 「哲人政治家」 であるというのはその意味において過言ではないと思います。

     だからこそヒトラーはその誕生に力を貸したはずの国際金融勢力から目の敵にされるようになったのです。

     ドイツは欧米のメディアや政治家の宣伝によって世界中から 「国家社会主義の独裁国家」 「ファシズム国家」 などのネガティブなレッテルを貼られます。ヒトラーは世界制覇をもくろむ極悪人に仕立て上げられ、第二次世界大戦での破滅へと導かれていくことになってしまったのです。

    渡辺 : ウォール街のドイツ撤退は一九三五年以降から始まります。…

    馬渕 : それから、現代人が忘れているのは、第二次世界大戦勃発当初は、悪名高いホロコーストはまだ始まっていませんでした。だから、連合国はホロコーストを理由にドイツに宣戦したのではありません

     一九三三年一月ヒトラーが政権をとると同時に、世界的規模でドイツ製品ボイコット運動が発生しました。この運動を主導したのはアメリカなどにいるユダヤ系の有力者で中でもウィルソン大統領の取り巻きだったウインターマイヤー弁護士が有名です。

    サミュエル・ウンター マイヤー(ユダヤ人)
    サミュエル・ウンター マイヤー (ユダヤ人)

     ウンターマイヤーはルーズベルト大統領の側近でもありましたヒトラーがまだ具体的なユダヤ人政策をとる前に、世界のユダヤ勢力はヒトラー排除を決めていたのです。ボイコットはユダヤ勢力によるヒトラーに対する宣戦布告であるとメディアは感情的に報じました。



     このような経済ボイコットが世界大恐慌下にあったドイツを直撃したのです。この史実からもわかるようにヒトラーがドイツ内のユダヤ人を迫害する前に国際ユダヤ勢力はヒトラーを排撃しました。ヒトラーはユダヤ人に対するジェノサイドを行ったとして悪名高いのですが、国際ユダヤ勢力のほうが先にヒトラーを弾劾したことは記憶されてしかるべきでしょう。

     ここを見なければ第二次世界大戦はいったい誰が何の目的で引き起こしたのかが明らかにならないからです。』

    日の丸

    神権政治の具体化

    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、何事も自分自身の頭で考えることができない “無自覚なイワシ” に分類される方々にお薦めの良書で、必ずしも意見が一致しているわけではない二人の著者による分かり易い対談を通じて、世間一般に流布されている “無自覚なイワシ” 向けの 「潮流 (プロパガンダ) 」 とは全く異なる世界観のその一部を垣間見ることができ、自分自身の頭で考えることの大切さがご理解頂けるようになると思われます。

    読書 女性 5







    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

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    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『現代ユダヤ思想における神権政治をめぐる論争 : ブーバー、ヴァイレル、ラヴィツキーの理解を中心に』 平岡 光太郎

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 終章

     以上、本論文の第二章から第六章を概観したが、序論で言及したように、論点の重なりにもかかわらずヴァイレルブーバーの 『神の王権』 を引用しない理由について、推察を提示する。一つ目の推察は、ユダヤ思想の領域においてヴァイレルの情報が不足していたという理解である。ブーバーのヘブライ語訳が発刊された 1965 年の時点で、ヴァイレルはイスラエルの大学で教えておらず、テル・アビブ大学の教授となるのは 1973 年であった。ブーバーの 『神の王権』 のヘブライ語訳出版をヴァイレルが知らなかった可能性は排除できない。ただし、ヴァイレルが 『神の王権』 のドイツ語版 ( 1932 年 )、ヘブライ語版 ( 1965 年 )、英語版 ( 1967 年) の存在まで知らなかったと想定するのは、やや不自然と思われる。第二の、より妥当と思われる推察は、ヴァイレルの意図的な無視、つまり、 ブーバーの 『神の王権』 との見解の相違のため、あえて言及をしなかったという理解である。神権政治の問題においてヴァイレルは世俗主義的な立場からハラハーの拒否を主張するのに対しブーバーはこの問題を神による直接統治を願望する宗教的な立場から取り扱いハラハーを主題として取り上げなかったブーバー とヴァイレルは両者ともに神権政治をユダヤ法規による支配と捉えないという共通の立場にあるものの二人の根本的な立場の違いが人間社会における神権政治の具体化の可能性という点に現れる神の霊が人間に宿ることによる直接の神権政治の実現という理解をヴァイレルが忌諱したためブーバーの 『神の王権』 にヴァイレルは言及しなかったと思われる。上述したとおり、神権政治の現実化という点においてブーバーの視点はラヴィツキーとも衝突するなぜならラヴィツキーは神権政治を贖いの時代の到来と位置づけるからであるこの神権政治を軸とする論争を宗教派 (ブーバー、ハーヴィー、ハルバータル、ラヴィツキー) と世俗派 (ヴァイレル) という二項対立の枠組みによって理解することはできない神権政治論争においては、特に、神権政治の具体化という問題に関心を払う必要があり、この問題を基点として見るならば、具体化を可能とするブーバーとハーヴィー具体化を不可能ないし否定するハルバータル、ヴァイレル、ラヴィツキーに分けて理解できる。ただし、留意すべき点として、ハーヴィー、ハルバータル、ラヴィツキー、ヴァイレルとブーバーの受容の状況を指摘したい。ヴァイレルはすでに没しているが、その明確な世俗的立場から今日も世俗主義の旗頭として理解されているラヴィツキー、ハーヴィー、ハルバータルの三者は、近年のヘブライ大学ユダヤ思想学科の人気講師だということもあって、彼らの主張が現代イスラエルの人々に伝わりやすい状況にある。これに対しブーバー没後 50 年近く経つこと、いわゆるユダヤ人の近代国民国家創設へ反対の立場だったこと、伝統的ユダヤ法を実践しなかったことなどのため、その受容は今日も容易でない。』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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