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     >  ZeroHedge >  米国債のイールドカーブ反転は、懸念されるよりもさらに一層進行している

    米国債のイールドカーブ反転は、懸念されるよりもさらに一層進行している

    2s10s curve nov 2022

    こちらは、以下の 『ZeroHedge』 さん記事の翻訳となります。

    Treasury Curve Inversion Has Even More To Come Than Feared


    ブルームバーグ・マーケットレポーター兼アナリスト、ヴェン・ラム氏

    米国のイールドカーブで最も注目されているセグメントの1つが、1980 年代以来最大の反転の渦中にある。

    10 年物国債の利回りは 2 年物国債より約 77 bps低くなっている。米連邦準備制度理事会 (FRB) の引き締めが依然として続くため、フロントエンドの利回りは上昇し、経済の勢いが衰えることへの懸念が、投資家をより長期の債券へと向かわせる要因となっている。

    2s10s curve nov 2022

    反転の深さについて広範囲にわたる結論を出したいところだが、この反転は、経済のシナリオがまだ完全に崩れていない過渡的な状態を反映している証拠である。特に雇用市場は、入手可能なあらゆる証拠から見て、依然として非常にタイトである。同時に、この景気サイクルにおけるインフレは、その輪郭をまだ完全に把握することが難しい獣であり、物価上昇圧力のピークを FRB が望むようなヘッドラインの数値と一致させるのは時期尚早であろう。

    市場は FRB の引き締めが終わるという考えにいち早く注目していますが、話はそれほど単純ではありません。私の考えでは、FRB は金利が 5 % ~ 5.25 %程度になったら一旦停止し、その後、経済の動向を見極めることになると思います。インフレに関する情報が出尽くせば、早い者勝ちでリスクテイクが可能になるかもしれませんが、そうでなければ、第二段階の引き締めに入る可能性も否定できません。結局のところ、歴史を振り返ると、FRBはインフレ調整後の政策金利が 200 bpsに達するまで、一度も利上げサイクルを終了することができなかったことが分かります。ちなみに、現在の政策金利は▲ 90 bpsとなっている。

    これらのことから、経済とインフレに関する決定的な変曲点を市場が待ち望む中、イールドカーブは今後さらに大きく反転する可能性が高いということが言えるでしょう。


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