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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

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     >  日本 >  イギリスからアメリカへの覇権の交替、そして日米戦争という次の時代の幕開け

    イギリスからアメリカへの覇権の交替、そして日米戦争という次の時代の幕開け

    A storm is coming 513

    本日のキーワード : ウクライナ、シュトラウス派、レオ・シュトラウス、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、ワシントン、ネオコン



    The secret Ukrainian military programs
    秘密のウクライナ軍事計画 ⑦

    In 2016, the United States committed to arming Ukraine to fight and win a war against Russia. Subsequently, the US Department of Defense organized a biological research program in Ukraine, and then huge amounts of nuclear fuel were secretly transferred to the country. These data change the interpretation of this war: it was not wanted and prepared by Moscow, but by Washington.
    2016 年米国はロシアとの戦争を戦い、そして勝利するために、ウクライナの武装化を約束した。その後米国防総省はウクライナで生物学的研究プログラムを組織しさらに膨大な量の核燃料が密かに同国に移送されたこれらのデータはこの戦争の解釈の変更を余儀なくさせる この戦争は、モスクワが望んだものではなく、ワシントンが準備したものだったのだ。

    In 2016, the United States committed to arming Ukraine to fight and win a war against Russia. Subsequently, the US Department of Defense organized a biological research program in Ukraine, and then huge amounts of nuclear fuel were secretly transferred to the country. These data change the interpretation of this war: it was not wanted and prepared by Moscow, but by Washington.
    2016 年米国はロシアとの戦争を戦い、そして勝利するために、ウクライナの武装化を約束した。その後米国防総省はウクライナで生物学的研究プログラムを組織しさらに膨大な量の核燃料が密かに同国に移送されたこれらのデータはこの戦争の解釈の変更を余儀なくさせる この戦争は、モスクワが望んだものではなく、ワシントンが準備したものだったのだ。

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    On March 4, 2022, during an attack by Ukrainian special forces on the Zaporizhia nuclear power plant, which the Russian army had been occupying for several days, a projectile set off a fire in an adjacent laboratory. At that moment, the world, unaware of what was at stake in the battle, believed that the fighters had gone mad and were taking the reckless risk of blowing up the plant.
    2022 年 3 月 4 日、ロシア軍が数日前から占拠していたザポリージャ原子力発電所をウクライナの特殊部隊が攻撃中に、隣接する研究所に放たれた弾丸によって火災が発生した。その瞬間、戦況を把握していない世界は、戦闘員が発狂し、原子力発電所を爆発させるという無謀な行動に出たと受け止めた。

    Throughout this series of articles, which began a month and a half before the war in Ukraine, I have been developing the idea that the Straussians, the small group of Leo Strauss followers in the US administration, were planning a confrontation against Russia and China. However, in the tenth episode of this series, I related how the Azov regiment became the paramilitary pillar of the Ukrainian Banderists by referring to the visit of Senator John McCain to it in 2016. However, the latter is not a Straussian, but was advised by Robert Kagan during his presidential election campaign in 2008, a central thinker among the Straussians, even though he has always cautiously denied his membership in this sect.
    ウクライナ戦争の 1 カ月半前から始まったこの連載では、米国政権内レオ・シュトラウス信奉者の少数グループであるシュトラウス派が、ロシアや中国との対決を画策しているという見方を展開してきた。また一方、本連載第 10 回では、2016 年にジョン・マケイン上院議員がアゾフ連隊を訪問したことに触れ、アゾフ連隊がどのようにしてウクライナのバンデーラ派の準軍事的な支柱となったかを関連づけた。ところが、このマケイン上院議員はシュトラウス派ではなく、これまでこのセクトへの所属を慎重に否定してきたにもかかわらず2008 年の大統領選挙キャンペーンにおいてシュトラウス派の中心的思想家であるロバート・ケーガンから助言を受けたのである。

    レオ・シュトラウス
    レオ・シュトラウス

    ステパーン・バンデーラ
    ステパーン・バンデーラ

    バンデライト(バンデーラ派極右)
    バンデライト (バンデーラ派極右)

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    マケイン 
    ジョン・シドニー・マケイン (中央)

    ロバート・ケーガン
    ロバート・ケーガン

    ネオコン ヒラリー1

    A storm is coming 222

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    The director of the International Atomic Energy Agency, Rafael Grossi, revealed at the Davos Forum that Ukraine has huge quantities of plutonium and enriched uranium.
    国際原子力機関 (IAEA) のラファエル・グロッシ事務局長は、ダボス会議でウクライナが膨大な量のプルトニウムと濃縮ウランを保有していること明らかにした

    UKRAINE’S MILITARY NUCLEAR PROGRAM
    ウクライナ軍事核開発プログラム (一)

    Let’s come to the most problematic part of the story, because it is even more serious. Upon independence, Belarus, Kazakhstan and Ukraine inherited much of the Soviet nuclear weapons system. These three new states signed the Budapest Memorandum in 1994 with the United States, Russia and the United Kingdom. The Big Three pledged to secure their borders, while the small three pledged to transfer all their nuclear weapons to Russia and to abide by the Nuclear Non-Proliferation Treaty.
    話は最も問題な部分に移そう。なぜなら、この話はさらに深刻だからだ。独立に際して、ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナはソ連の核兵器システムの多くを受け継いだ。これら三つの新国家は 1994 年米国、ロシア、英国との間で 「ブダペスト覚書」 に調印した。三大国は国境警備を約束し、小国はすべての核兵器をロシアに移譲し核拡散防止条約 (NPT) を順守することを約束した

    This memorandum is often referred to by those who want to emphasize the duplicity of Russia, which, after signing it, violated it. This is not true, since the memorandum provides that each of the Big Three will be relieved of its promise of non-intervention in case of "self-defence or in any other manner consistent with the provisions of the United Nations Charter". Yet, Russia officially recognized the Donbass republics after the Ukrainian state refused to honour its signature of the Minsk Agreements and its army shelled the Donbass for 8 years.
    この覚書は、署名した後に違反したロシアの二枚舌ぶりをアピールしたい人たちによってよく言及される。それは事実ではない、なぜならこの覚書では、三大国はそれぞれ 「自衛または国連憲章の規定に合致するその他の方法」 の場合には不干渉の約束から解放されることになっているからである。それでもロシアは、ウクライナ国家がミンスク協定の署名を守らず、軍が8年間ドンバスを砲撃した後において、ドンバス共和国を公式に承認したのである。

    Between 2014 and 2022, Ukraine asked four times for a renegotiation of the Budapest Memorandum.Finally, President Volodymyr Zelensky said at the annual meeting of the Munich Security Conference on February 19, 2022:"I, as president, will do it for the first time. But Ukraine and I are doing it for the last time. I am launching consultations within the framework of the Budapest Memorandum. The Minister of Foreign Affairs has been asked to convene them. If they do not happen again or if their results do not guarantee the security of our country, Ukraine will have the right to think that the Budapest Memorandum is not working and that all the comprehensive decisions of 1994 are being questioned".
    2014 年から 2022 年にかけてウクライナはブダペスト覚書の再交渉を 4 回要求した。最終的に、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領2022 年 2 月 19 日ミュンヘン安全保障会議の年次総会でこう述べた : 私は、大統領として、初めてそれを行う。しかし、ウクライナと私は最後のつもりでやっている。私はブダペスト覚書の枠組みの中で協議を開始する。外務大臣に招集を指示した。もし協議が再開されなかったり、協議の結果がわが国の安全を保障するものでなかったら、ウクライナはこのブダペスト覚書が機能しておらず1994 年のすべての包括的な決定が問われていると考える権利を持つことになる。

    Servant of the People
    とあるユダヤ芸人

    ウクライナの戦争って、どのくらい深刻なの?
    戦時下の、とあるユダヤ芸人とその嫁の暮らしぶり

    Questioning "all the global decisions of 1994" cannot mean anything other than taking back nuclear weapons. Therefore, President Zelensky’s position can be summarized as follows: let us suppress the Donbass separatists or we will restore our military nuclear program. It should be noted that the main leaders of the Atlantic Alliance were present or represented in the room. Yet none of them protested the announcement of a violation of the Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons.
    この 「 1994 年のすべての包括的な決定」 を問うということは核兵器を取り戻すということ以外考えられない。したがって、ゼレンスキー大統領の立場は次のように要約されるドンバスの分離主義者を弾圧せよさもなければ軍事核プログラムを復活させる特筆すべきは大西洋同盟の主要な指導者が同席あるいは代表として出席していたことだしかし彼らの誰一人として核兵器の不拡散に関する条約に対する違反行為の発表に異議を唱える者はいなかった

    Commenting on the speech, Russian President Vladimir Putin said, "The only thing [Ukraine] lacks is a uranium enrichment system. But this is a technical issue, and for Ukraine it is not an insoluble problem.”
    この演説を受けて、ロシアのプーチン大統領は 「 (ウクライナに) 欠けているのはウラン濃縮装置だけだ。しかし、これは技術的な問題であり、ウクライナにとって解決できない問題ではない。」 とコメントした。

    Russian intelligence services were informed that Ukraine had a nuclear military program. We don’t know how much they knew about that program.
    ロシアの情報機関は、ウクライナが核軍事計画を持っていることを把握していた。彼らがそのプログラムについてどの程度知っていたかは不明だ。

    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣







    The secret Ukrainian military programs



    本日の書物 : 『日本の希望』 西尾 幹二 徳間書店



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 東アジアとヨーロッパとを高い壁で仕切っていたあのイスラム勢力さえついに及ばなかった強大なスペイン帝国、イギリスも簡単に打倒することができず手こずっていたスペインに、あっという間に最後の止めを刺したのは新興国アメリカだった米西戦争の歴史的意義ことにその後の日本の運命に関りのあるこの戦争のあっけなさと巧妙なアメリカの仕掛けについて考察をめぐらすことは大切である

     一八九八年二月、キューバのハバナ港に碇泊していたアメリカ戦艦メーン号が爆発沈没し、二百六十人の乗組員が死亡した。アメリカはキューバ内戦の鎮圧を口実にスペインに宣戦布告した。この沈没事件はアメリカの謀略によるものだという説が燻 (くすぶ) っている (真珠湾攻撃もルーズベルトの謀略に乗せられた、という説がそれなりに有力なのはアメリカ史にこういう背景があるからである)。

     世界各国はスペインにもキューバにも同情したがアメリカの狙いはキューバに止まらなかった。あらかじめ太平洋の艦隊を香港に集結させてあった。そして直ちに陸兵をフィリピンに急派し、マニラを陥落せしめた

     スペインも黙ってはいない。キューバに援軍の艦隊を派遣したが、サンチアゴの湾内を封鎖されてあっという間に敗滅した。他方本国からフィリピン防衛に向ったスペイン艦隊はスエズ運河を通過したところで、マニラの陥落を知り、むなしく本国に引き返した。

     こうしてスペインは歴史の表舞台から消え、小国への転落の道を歩み始めた。大航海時代以来の大きな潮流に止めを刺したのはイギリスではなくアメリカだったことそれがイギリスからアメリカへの覇権の交替日米戦争という次の時代の幕開けであったことが何よりもポイントである。』

    日の丸

    バイ・ナショナリズム


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、ユダヤ・キリスト教思想の毒におかされすでに手遅れ状況にある、下半身がユルユルな♂と、血筋の穢れたビッチな♀、というトンデモナイ組み合わせ“秋シモノ宮家” 一族が、皇位継承どころか、臣籍降下で 「平成K氏」 となることが必然的である、その理由がスッキリと理解できる良書で、ニューヨークの “KOBUTA (or KOMURO、いずれにしても “K氏” ) MAKO” が、一族自滅の道を自ら切り開いてくれたことに、私たち日本国民は感謝してもしきれないほどですが、改めて日本国民が日本の皇室を護り抜くということの意味を確認する上でも当ブログお薦めの必読の書物となります





    読書7-38

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    gjcpildws.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 1,074,269(1,073,369)÷97,956,534(97,834,712)=0.0109・・・(0.0109) 「1.09%(1.09%)」
    gjcpildws1.jpg

    イタリア : 179,436(179,436)÷23,642,011(23,642,011)=0.0075・・・(0.0075) 「0.75%(0.75%)」
    gjcpildws2.jpg

    日本 : 47,442(47,342)÷22,981,382(22,902,805)=0.0020・・・(0.0020) 「0.20%(0.20%)」
    gjcpildws3.jpg









    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『現代ユダヤ思想における神権政治をめぐる論争 : ブーバー、ヴァイレル、ラヴィツキーの理解を中心に』 平岡 光太郎

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 第一章 マルティン・ブーバーの神権政治とイスラエル文脈におけるその受容

    第五節 結び


    マルティン・ブーバー
    マルティン・ブーバー

     以上の考察を通して、近代聖書学の枠組みで提出された神の王権をめぐる論題はブーバーの神権政治思想についての省察を引き起こしまた現代ユダヤ思想においてもそれが議論され続けているという状況が明らかになったブーバーとハーヴィーとハルバータルの共通点は、神の代理として人間が神権政治を主張することを批判する立場である。ハーヴィーはブーバーの思想全体から神権政治の思想を丁寧に解説し高い評価を与えているさらにハーヴィーはブーバーの神の王権思想をユダヤ教の基礎的な見解と結び付けることによってブーバーの思想を擁護している。これに対しハルバータルは偶像崇拝を起点としてブーバーの神の王権思想に人間が神の代理として絶対的な立場から政治を行う危険が残される点を指摘しているハルバータルは「神は王である」 というブーバーの思想と対決する姿勢を示すことで自身には脆弱と映るブーバーの思想を練り直し乗り越えようとしているハルバータルによる指摘はハーヴィーによるブーバーの神権政治受容と立場が異なる。つまり、神の霊が人々の内に存在することによって神権政治は人間社会において具体的に可能であることをハーヴィーはブーバーから学ぶのに対しハルバータルは人間社会における神権政治の具体化の可能性を徹底して批判する神権政治の具体的不可能性というハルバータルの立場は次章以降のゲルション・ヴァイレルにも重なるものである
     ブーバーが聖書に見出した神権政治をめぐる議論は現在も続いている。そして、ここまでにとり上げたユダヤ思想の研究者たちがなおブーバーの思想に注目し続けていることは、それが現代においても刺激的で有意義な視点を提供していることの証左であると言えるのである。
     近年、本邦でもバイ・ナショナリズムの提唱者としてブーバーは注目されているがバイ・ナショナリズムの基盤となる統治の理解に関してはまだ研究の余地がある。本章で扱ったブーバーの神権政治理解は、そもそも彼が神と人間と支配にいかなる内実を把握しているかを明らかにするものであり、彼の具体的な政治的主張を検討する際、その理論的背景として理解するべきものの一つであると思われる。』

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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