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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  日朝関係 >  スポンサーに阿 (おもね) って “真実を伝えない” が故に、視聴率が稼げない “日本のメディア” と “ビジネス保守”

    スポンサーに阿 (おもね) って “真実を伝えない” が故に、視聴率が稼げない “日本のメディア” と “ビジネス保守”

    A storm is coming 484

    本日のキーワード : ウクライナ、ネオナチ、バンデライト、アゾフ大隊、シュトラウス派、ユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教、在日朝鮮人、秘密結社センチュリア



    The alliance of MI6, the CIA and the Banderites
    MI6、CIA、バンデライトの連携 ⑥

    After having shown that the war in Ukraine was prepared by the Straussians and triggered on February 17 by Kiev’s attack on the Donbass, Thierry Meyssan returns to the secret history that links the Anglo-Saxons to the Banderites since the fall of the Third Reich. He sounds the alarm: we have not been able to see the resurgence of Nazi racialism in Ukraine and in the Baltic States for thirty years, nor do we see that many of the Ukrainian civilians we welcome are steeped in Banderites’ ideology. We are waiting for Nazi attacks to begin in Western Europe before we wake up.
    ウクライナ戦争シュトラウス派によって準備され2 月 17 日にキエフのドンバス攻撃によって引き起こされたことを示した後、ティエリ・メイサンは第三帝国の崩壊以来アングロサクソンとバンデライトを結びつける秘密の歴史に立ち戻る。彼は警鐘を鳴らす : ウクライナやバルト諸国におけるナチスの人種主義の復活を 30 年間も見逃してきたし、我々が受け入れるウクライナの民間人の多くがバンデライトのイデオロギーに染まっていることにも気づかないままだ。我々は西ヨーロッパでナチスの攻撃が始まるのを待ってから目を覚ますことになる

    ステパーン・バンデーラ
    ステパーン・バンデーラ

    バンデライト(バンデーラ派極右)
    バンデライト(バンデーラ派極右)

    NATO’s stay-behind agent Dmitryo Yarosh.
    NATOのお抱え工作員ドミトリー・ヤロシ。

    ドミトリー・ヤロシ
    ドミトリー・ヤロシ

    THE SAME CAUSES PRODUCE THE SAME EFFECTS
    同じ原因から同じ結果が引き起される

    On May 8, 2007, in Ternopol (western Ukraine), Nazi and Islamist groups created an "Anti-Imperialist Front" to fight together against Russia. Organizations from Lithuania, Poland, Ukraine and Russia participated, including Islamist separatists from Crimea, Adygea, Dagestan, Ingushetia, Kabardino-Balkaria, Karachaevo-Cherkessia, Ossetia and Chechnya. Dokka Umarov, the Emir of Chechnya, who is considered by the United Nations to be a member of al-Qaeda, was unable to attend due to international sanctions. The Front is chaired by Dmytro Yarosh, who went to fight in Chechnya. Together with Andriy Biletsky, the "White Führer", he created the Right Sector, which led the EuroMaidan revolution, and later the Azov Battalion. Since November 2, 2021, he has been an advisor to the commander-in-chief of the Ukrainian army, General Valerii Zaluzhnyi.
    2007 年 5 月 8 日テルノーピリ (ウクライナ西部) でナチスとイスラム主義のグループがロシアに対して共闘するための 「反帝国主義戦線」 を創設した。リトアニア、ポーランド、ウクライナ、ロシアの組織が参加し、クリミア、アディゲ共和国、ダゲスタン共和国、イングーシ共和国、カバルダ・バルカル共和国、カラチャイ・チェルケス共和国、オセチア、チェチェン共和国のイスラム分離主義者が含まれていた国連からアルカイダの一員とみなされているチェチェンの首長ドク・ウマロフ国際的な制裁のため出席できなかった戦線はチェチェンに出征したドミトリー・ヤロシが議長を務める「白い総統」と呼ばれたアンドリー・ビレツキーとともにユーロマイダン革命を主導した「右翼セクター」後に 「アゾフ大隊」 を創設した2021 年 11 月 2 日よりウクライナ軍総司令官ヴァレリー・ザルジニー将軍の顧問を務めている

    ドク・ウマロフ
    ドク・ウマロフ

    アンドリー・ビレツキー
    アンドリー・ビレツキー

    ヴァレリー・ザルジニー
    ヴァレリー・ザルジニー

    A storm is coming 222

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    On April 7, 2022, President Zelensky spoke before the Greek Parliament. He played a short video during his speech. A Ukrainian of Greek origin introduced himself as a member of the Azov regiment and praised his faction’s fight against the Russians.
    2022 年 4 月 7 日ゼレンスキー大統領はギリシャ議会で演説を行った。彼は演説中に短いビデオを流した。ギリシャ出身のウクライナ人がアゾフ連隊の隊員であると自己紹介しロシア軍に対する自分の部隊の戦いを褒め称えたのだ。


    Outrage as Azov Nazi Addresses Greek Parliament

    Since the dissolution of the USSR, Ukraine has revived its old demons. School history textbooks have been changed. For thirty years, children have been taught in school that their country was only independent thanks to the Nazis and that they have no genes in common with the Russians, that inferior race. Every year tens of thousands of children and teenagers attend the "summer camps" of the Banderites, just as the Hitler Youth did. They chant their slogan: "Glory to Ukraine". These young people, girls and boys, find today asylum in the European Union. Tomorrow, like their Muslim Brotherhood allies, some of them will commit attacks there.
    ソ連邦の解体以来、ウクライナはかつて存在した悪魔を復活させた学校の歴史教科書は改訂されたこの 30 年間子供たちは学校で自分たちの国はナチスのおかげで独立できたのでありあの劣等人種であるロシア人とは何の遺伝子も共有していないと教えられてきたのである毎年何万人もの子供や若者がヒトラーユーゲントと同じようにバンデライトの 「サマーキャンプ」 に参加する。彼らはそのスローガンを唱える : 「ウクライナに栄光あれ」 これらの若者たち、少女や少年は、今日、欧州連合 (EU) に亡命を求めている。明日、ムスリム同胞団の盟友のように、彼らの一部はそこでテロを起こすだろう


    Secret Order Centuria Ceremony. German, American, British, Canadian, French and Polish officers are among them.
    秘密結社センチュリア (Centuria) の儀式。ドイツ、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ポーランドの将校がその中に名を連ねている。

    Already, the Bandéristes are recruiting cadets in Canada, France, Germany, Poland, the United Kingdom and the United States and now officers in the military academies of these countries. For this purpose, they have created, in 2019, a secret order, Centuria, which spreads their ideology. This order is opposed to democratic procedures and universal suffrage. Its members recite the "Prayer of the Ukrainian Nationalists", written by Josef Mashchak during the interwar period. They display the Danish Sun Cross and multiply references to the Thule Order, to which very high Nazi dignitaries belonged. Western armies did not take this threat seriously. This ideology, like that of the Muslim Brotherhood in the Middle East, is spreading like wildfire.
    すでにバンデライトはカナダ、フランス、ドイツ、ポーランド、イギリス、アメリカで士官候補生を募集しており現在はこれらの国の陸軍士官学校で将校を募集している。この目的のために、彼らは 2019 年に、彼らのイデオロギーを広める秘密結社 「センチュリア」 を創設したのである。この団体は民主的な手順と普通選挙に反対している。そのメンバーは、戦間期にヨゼフ・マシュチャック (Josef Mashchak) が書いた 「ウクライナ民族主義者の祈り」 を暗唱している。彼らは、デンマークの太陽十字を掲げ、ナチスの極めて高位の高官が所属していたトゥーレ教団のことを繰り返し言及するのだ。西側諸国の軍隊はこの脅威を真剣に受け止めなかったこのイデオロギーは中東のムスリム同胞団のそれと同様に、まるで燎原 (りょうげん) の火のように燃え広がりつつある

    トゥーレ教団が用いた卍(太陽十字)
    トゥーレ教団が用いた卍 (太陽十字)



    The foul beast is already here, among us.
    汚らわしい獣はすでにここに私たちの周りにいるのだ

    How can we be so blind?
    スポンサーに阿 (おもね) るが故に視聴率が稼げない日本のメディアや “ビジネス保守” たち私たちは、どうしてそんなに盲目になれるのだろう?

    これ 女性





    子供 笑う 女性

    Is Zelensky a Cousin of George Soros?

    Hitler.jpg 習近平思想の着想者であり、中国的特徴を持つ社会主義の提唱者である習近平総書記

    岸田内閣





    The alliance of MI6, the CIA and the Banderites



    本日の書物 : 『関東大震災 「朝鮮人虐殺」 はなかった!』 加藤 康男 ワック



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 先ずは、朝鮮人の集団襲撃を伝える第一報である。

    目黒と工廠 (こうしょう) の火薬爆発
     朝鮮人の暴徒が起こって横浜、神奈川を経て八王子に向つて盛んに火を放ちつつあるのを見た」 ( 「大阪朝日新聞」 大正十二年九月二日)

    不逞鮮人各所に放火し 帝都に戒厳令を布 (し) く
     一日正午の大ヂシンに伴ふ火災は帝都の各所より一斉に起こり、二日夕刻までに焼失倒壊家屋四十万に上り死傷算 (さん) なく、同時に横浜横須賀等同様の災禍に会ひ、相州鎌倉小田原町は全壊の惨を現出した。陸軍にては昨深更 (しんこう) 災害の防止すべからざるを見るや出動の軍隊に命じて焼くべき運命の建物の爆破を行はしめた。この災害の為め帝都重要の機関建築物等大半烏有 (うゆう、何もないこと) に帰し、ヒナン民は隊を組で黒煙たちこむる市内を右往左往して飢に瀕し、市民の食糧不安について鉄道省は各地を購入方を電命し、府市当局は市内各所に炊き出しをなし、三菱地所部も丸の内で避難民のために炊き出しを行つた。



     一方猛火は依然として止まず (略)、 当市内朝鮮人、主義者等の放火及宣伝当頻々 (ひんびん) としてあり、二日夕刻より遂に戒厳令をしきこれが検挙に努めてゐる。因みに二日未明より同日午後にわたり各署で極力捜査の結果、午後四時までに本郷冨坂町署で六名、麹町署で一名、牛込区管内で十名計十七名の現行犯を検挙したがいづれも不逞朝鮮人である」 ( 「東京日日新聞」 大正十二年九月三日 )』

    日の丸

    「バイブル・ベルト」 と福音派


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、根っからのウソつき民族である “朝鮮族”垂れ流す関東大震災時における 「朝鮮人虐殺」 という戯言について、当時の報道等の資料に基づきながら時系列で紐解き実際に我が国において “朝鮮族” が犯してきた数々の犯罪行為を暴きその戯言がなぜ生み出されるに至ったかを時の日本政府の対応の誤りと共に解き明かして下さる良書になります。

    読書 5-11

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    ulgdahsweo.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 1,056,911(1,056,519)÷96,129,501(96,088,461)=0.0109・・・(0.0109) 「1.09%(1.09%)」
    ulgdahsweo1.jpg

    イタリア : 176,976(176,912)÷22,358,487(22,313,612)=0.0079・・・(0.0079) 「0.79%(0.79%)」
    ulgdahsweo2.jpg

    日本 : 44,580(44,475)÷21,147,468(21,103,798)=0.0021・・・(0.0021) 「0.21%(0.21%)」
    ulgdahsweo3.jpg









    さて、これまでの流れを、簡単に確認しておきますと、まず、出発点として、カール・マルクス (1818 - 1883) が生まれる約 200 年ほど前の時代 (日本で言えば、戦国時代から江戸時代初期にかけての時代) に、ドイツの神秘主義者であるヤーコプ・ベーメ (ヤコブ・ベーメ、1575 - 1624) という名の人物がいて、その後の 「ドイツ思想」 に決定的な影響を与えた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 なるものが世に生まれることになります。(詳しくはこちらから💓

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    そのベーメの言っていたことというのは、次のようなものでした。

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである詳しくはこちらから💓

    そして、その影響を受けたのがプロイセン (ドイツ) の哲学者イマヌエル・カント (1724 - 1804) で、彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない詳しくはこちらから💓

    また、ドイツ観念論を代表する思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル (1770 - 1831) も影響を受けていて、そんな彼が言っていたことは、次のようなものでした。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる詳しくはこちらから💓

    で、この流れを受け継いでいるのがカール・マルクスであり、ウラジミール・レーニン (1870 - 1924) で、彼らが言っているのは次のようなことです。

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである

    ウラジーミル・イリイチ・レーニン 1
    ウラジーミル・イリイチ・レーニン

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう詳しくはこちらから💓

    このように、ドイツで生まれた 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想が生み出されることとなります。ここで重要な点は、そもそも全知全能なる神が創り賜うた世界にあって、なぜ悪が存在するのか、という疑問から生じた 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 が、ユダヤ・キリスト教的 “善悪二元論” をより一層強化し、世界を完全に良くするために 「悪なるもの」 を消し去らねばならない、といった浅はかな思考へと陥る人々を生じさせたことです。多くの一般的な人々も陥りやすい誤った思考ですが、特に 「極左おパヨク」 と呼ばれる連中はその影響をもろに受けてしまうほどの 「おバカ」 で、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することで、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の対象物として “罪” を創り出し、その罪に対する償 (つぐな) い・贖 (あがな) いを果たねばならない、と妄信させることによって、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 の下で人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し ( ← これが、ポリコレw)人々の “自由” を奪う極めて 「権威主義的な統制社会の再構築」 を目指す連中の思う壺となっていて、それはまさに現在私たちが普通に目にすることができる状況にあります。つまり、もはや隠そうともしていないという状況にあるということです。

    Hunter Biden Soros Linked to Biolabs in Ukraine





    その 「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」 については、ドイツ出身の社会学者・歴史学者かつマルクス主義者であり、エリート理論の信奉者で、さらにはファシズム (全体主義者) でもあったロベルト・ミヒェルス (ロベルト・ミヘルス) が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy) を確認をしてきましたが、そこにもやはり 「キリスト教神智学 (Christian theosophy) 」 ・ 「ベーメ神智学 (Boehmian theosophy) 」 の影響を見ることができます。(詳しくはこちらから💓

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    また、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー) 」 と同根の言葉である 「オリガルヒ (oligarch) 」 につきましても、ロシア詳しくはこちらから💓) やウクライナ詳しくはこちらから💓) の事例から、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 ( = ユダヤ教徒)」こちらもご参照💓) が存在していることも判明しました。

    A storm is coming 245





    さらには、ウクライナとユダヤ人 ( = ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認しました。 (詳しくはこちらから💓

    ウーマニ

    そこで、現在 “ユダヤ人” (民族としては定義され得ない、単なる宗教信者のグループ) という存在に着目し、より一層理解を進めるために様々な論文を見ているところとなります。

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    『ネオコンと宗教右派 : 公共哲学的観点による比較』藤本 龍児

    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 論文要旨

     イラク戦争を押しすすめた世界観を提供したのはネオコンと宗教右派だと言われている。すでに現在では、イラク戦争にたいする反対の声が多くなってきた。しかし、今後、両者の世界観は完全にその思想的な説得力を失うのだろうか。
     これまでネオコンと宗教右派については 「両者がどれほどブッシュ政権にたいして現実的な発言力をもっているのか」 ということが論じられてきた。しかし、上記のような問題を考察するためには 「両者はどれほどアメリカ国民にたいして思想的な説得力をもっているのか」 ということを問わねばならない。そこで、こうした問題を問うために、両者を公共哲学的な観点から比較する。
     本稿では、両者の世界観がもつ影響力の射程を明らかにし、両者を建設的に批判するための条件を導き出すことを目的とする。第 1 章では宗教右派の世界観を、第 2 章ではネオコンの世界観を明らかにし、第 3 章では、両者の世界観を比較して、その共通点と相違点を浮かび上がらせる。そして最後に、両者を建設的に批判するための手がかりを導きだす。

    キーワード
    ネオコン/ 宗教右派/ イラク戦争/ 世界観/ レオ・シュトラウス

    レオ・シュトラウス
    レオ・シュトラウス

    1. 宗教右派の世界観

    1.1 宗教右派とは誰か

     …次に経済的背景としては1960 年頃から 「バイブル・ベルト」 と呼ばれる南部が発展していったことが見過ごせない。「バイブル・ベルト」 という呼び名からも分かるように、南部は福音派が多数を占める地域である。北部で花開いた対抗文化などの 「文化的リベラリズム」 に対して、南部は、基本的に反感をもっているといえよう。とはいえ、そこにおける信者はほとんどが貧しい人々であった。それゆえ、南部の人々が聖書に基づいておこなうりベラル批判も、無教養な人々の感情的なレベルのものにすぎない、と考えられる傾向にあったのである。
     ところが、それまで農業地帯として位置づけられてきた南部も1960 年頃からは工業化や都市化が進んでいくこうした近代化の波はそれまでの伝統的な価値観を動揺させていくと同時に教育水準も向上させた。つまり、このような流れの中で近代化に対する危機感が抱かれるとともに、それに対して感情的なレベルだけでなく知的なレベルでも問題意識を表明するようになっていったのである。こうして、南部の福音派は、主流派教会と並んで、多くの人々に説得力をもつ勢力になっていった [ Heyrman 1997]。
     また政治的背景としては、ウォーターゲート事件をめぐる国民の政治的不信感が挙げられよう [蓮見 2002 : 121 ]。1972 年、民主党の選挙対策本部に、共和党側の組織によって盗聴器が仕掛けられていたことが発覚した。その後もニクソン政権の贈収賄や偽証、隠蔽工作が白日の下に曝されるに及んで、大統領がもつ道徳性にたいする国民の目は次第に厳しいものになっていく。公職者の道徳性にたいする国民の視線は、ニクソンが辞任した次の大統領選挙、すなわち1976 年の選挙にも大きく作用した。ジミー・カーターが大方の予想を覆して当選したのである。カーターは、「ボーン・アゲイン」 を自称して当選した初めての大統領であり、南部出身としても初めての大統領であった。公職者の道徳性に関する問題意識が、宗教的背景を色濃くもつ大統領を誕生させたといえよう。 』



    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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