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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  ユダヤ >  マルクス主義から一歩飛躍した闘争方針の要諦

    マルクス主義から一歩飛躍した闘争方針の要諦

    ワイマール共和国国章

    本日のキーワード : ワイマール共和国、ウラジミール・レーニン



    要諦(ようてい)とは、物事の最も大切なところ肝心かなめの点ようたい「処世の要諦」

    ワイマール共和国(ヴァイマル共和国)は1919年に発足して1933年に事実上崩壊した戦間期のドイツ国の政体政治体制は1919年8月に制定・公布されたヴァイマル憲法に基づいている

    ロシア革命(ロシアかくめい、英: Russian Revolution)とは1917年にロシア帝国で起きた2度の革命のことを指す名称である。

    本日の書物 : 『あるユダヤ人の懺悔「日本人に謝りたい」(復刻版)』 モルデカイ・モーゼ 沢口企画



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 後進的なロシアでは暴力革命という手段に訴えて成功した。しかし資本主義が発達した代議制度も発達していたドイツでは、そうはいかなかった。しかしあらゆる努力の結果、とにもかくにも【ワイマール共和国】というユダヤ政権を樹立したのは1%に満たない【ユダヤ人】である。この体制を維持するため早速、憲法の作成にかかったのである。

     したがってその【憲法の本質】とするところは、いままでドイツ国内において差別されていた【ユダヤ人に対して彼らの権利を大幅に獲得させるもの】でなければならないはずである。また同時に、政府の要人のほとんどをユダヤ人が占めている【ワイマール体制】というものをユダヤ革命政府として今後とも維持していかなければならないと考えたのは当然である。以上の目的のためユダヤ人が作成したのがこのワイマール憲法である。

    フーゴー・プロイス
    フーゴー・プロイス

     しかし、このワイマール憲法の作者ユダヤ人プロイス以下のユダヤ賢哲達(賢人と哲人)は、【教条主義】に陥っていたといわねばならない。ワイマール憲法の最大の目的はユダヤ人にとって自己の中世以来の差別を撤廃し、【平等権】を確立することであった。この点は以下に見る如く全てにわたって成功している。プロイスはそのへんまでで止めておけばよかったのである。とにもかくにも、ドイツ国民と平等な権利を獲得したのだから。

     しかしプロイスは、ここでちょっと色気を出した。それは、ユダヤ民族の反撃戦のプログラムの要諦ともいうべき要素の指示するところを盛り込んでしまったのである。それは簡単にいえば、十九世紀のプログラムである【マルクス主義】から一歩飛躍した【闘争方針】の要諦を指示するものといえよう。』

    日の丸

    ヘーゲルからマルクス、そしてレーニンへ


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、「陰謀論」と「陰謀」とを区別が出来ず(あるいは知っていて加担している?)、ある連中にとって非常に都合が悪いことを“十把一絡げ”に「陰謀論」だとレッテルを貼ってしまう「似非保守とおパヨク」とは違って今現在起こっている出来事をどのように見ていけば良いのかという“新たな視点”を提供して下さる書物で、一方通行の偏狭な物事に対する見方から抜け出しより全体を俯瞰する見方を獲得するヒントが得られるお薦めの良書となります。

    読書 女性 2-12

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    ffflpfhgdcd.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 512,503(511,077)÷28,574,863(28,516,476)=0.0179・・・(0.0179) 「1.79%(1.79%)」
    ffflpfhgdcd1.jpg

    イタリア : 97,699(97,507)÷2,925,265(2,907,825)=0.0333・・・(0.0335) 「3.33%(3.35%)」
    ffflpfhgdcd2.jpg

    日本 : 7,889(7,859)÷432,073(431,074)=0.0182・・・(0.0182) 「1.82%(1.82%)」
    ffflpfhgdcd3.jpg







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    【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology  (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)



    ヒトラー スターリン 毛沢東 

    さて、これまでのところで、マルクスに至るまでの「ドイツ思想」に決定的な影響を与えた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」または「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」として知られる、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)
    ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    そして、“悪”についてのベーメの思想の影響を受けたイマヌエル・カント2人の人物に焦点をあてて“悪”についての思索を確認して参りました

    イマヌエル・カント
    イマヌエル・カント

    因みに、ベーメの言っていたことというのは、次のようなもので。。。

    〇 人類は、神の恵みの状態から、罪と苦しみの状態に堕ちた

    〇 悪の力には神に反抗した堕天使も含まれている

    〇 神の目標は世界を恵みの状態に回復させることである


    これが意味することは、世界は本来壊れているものでありそれを直すことができるのは正しい者だけである、ということになります。

    他方、カントの言っていたことというのは、次のようなものでした(→無学の靴職人が妄想したにすぎない“悪”)。

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない

    ポイント 女性

    そして、現在、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)イマヌエル・カントに続きましてゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルについて、その“悪”についての思索を確認しているところとなります。

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    なお、ヘーゲルとマルクスとの関係につきましては、以前に書かせて頂いておりますので、ここでは割愛させて頂きます(→カール・マルクスの実像 ~ ヘーゲルとバウアー、そして、「おバカ」なマルクス)。

    因みに、ヘーゲルが言っていたことは、次のようなものになります。

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる

    それでは、昨日に続きまして、次の論文を参考にヘーゲルとベーメの関連性を確認して参りたいと思います。

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    『ベーメの神智学とヘーゲル』福島 正彦

    『 ベーメの神智学とヘーゲル



     現代のベーメ研究家として著名なH・グルンスキーは、ヘーゲルとドイツ意志哲学の創始者と言われるベーメとの関連に言及して、ヘーゲルが精神現象学への序言において彼の哲学の内容と方法のために立てた有名な指導命題、すなわち真なるもの ―― したがって同時に絶対的なもの ―― を実体としてではなく主体として把握し表現することが重要であるという命題に対する一例を探すとき、われわれはただちにベーメの力動的な神性のことを考えることができるであろうと述べ、「実際、存在はベーメにとって自己自身を生む主体の存在であり、その主体の運動を彼は、常に同時に全体を堅持しつつ、彼の流動する概念でもって追求するのである。」と記している。

     グルンスキーが指摘するように、ヘーゲルと共通するベーメの神智学の根本思想は神的存在絶対的存在は静止した存在者ではなく内に否定性対立苦悩を含みこれを必然的契機として運動し自己展開する主体であるという力動的弁証法的な存在論であった。ヘーゲルは、ユダヤ神秘思想カバラやパラケルススの錬金術などの難解な用語を借りて象徴的、感覚的に自己の思想を表現しようとするベーメの描出方法の稚拙さを繰り返し批判したが、しかし、だからといってベーメの神智学のもつ普遍的真理性を決して見落とすことはなかった。ベーメは市井に一介の靴匠に過ぎなかったけれども、実在の三一的な論理構造とその弁証的性格とを的確に把握したゆえに、ヘーゲルは彼を「ドイツ最初の哲学者」として高く評価したのである。』


    以上ここまで、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)イマヌエル・カントゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルについて、その“悪”についての思索を確認してきました

    ここで、もう一度この3人が言っていたことを簡潔に表しますと次のようになります

    世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである

    たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない

    世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる

    カール・マルクス
    カール・マルクス

    そして、御存じの通り、カール・マルクス次のように言っていました

    In the social production of their existence, men inevitably enter into definite relations, which are independent of their will, namely relations of production appropriate to a given stage in the development of their material forces of production. The totality of these relations of production constitutes the economic structure of society, the real foundation, on which arises a legal and political superstructure and to which correspond definite forms of social consciousness. The mode of production of material life conditions the general process of social, political and intellectual life. It is not the consciousness of men that determines their existence, but their social existence that determines their consciousness.

    (人間は、その存在の社会的生産において、必然的に、自分の意志から独立した明確な関係、すなわち、その物質的生産力の発展のある段階に適した生産関係に入る。これらの生産関係の総体は、社会の経済構造を構成し、その上に法律的・政治的な上部構造が生じ、社会意識の明確な形態に対応する真の基礎となる。物質的生活の生産様式は、社会的、政治的、知的生活の一般的な過程を規定する。人間の存在を決定づけるのは、人間の意識ではなく、人間の意識を決定づけるのは、人間の社会的存在である。)

    で、その意味するところを簡潔に表現いたしますと次のようになります

    私たちには、世界を壊したいという衝動はない。もし私たちが世界を壊すとすれば、それは私たちが社会とその主人たちからそうすることを学んだからである。

    女性 ポイント ひとつ

    で、このカール・マルクスにまで連なる一連の流れを汲む動きが、その後のヨーロッパとアメリカで2つの大きな流れとして継承されていくことになります。

    ただしその動きと言うのはマルクスまでのそれとは違ってより一歩踏み込んだ積極的なものであった点非常に重要となります。

    まず取り上げたいと思うのがヨーロッパのウラジミール・レーニンで、その後、アメリカのウィリアム・エドワード・バーグハード・デュボイスを取り上げてみたいと思います。

    1895年のレーニン
    1895年のレーニン

    W・E・B・デュボイス(1918年)
    W・E・B・デュボイス(1918年)

    で、そのウラジミール・レーニンが言っていたことは次のようなものでした

    Workers of the world, unite! - Uneven economic and political development is an absolute law of capitalism. Hence the victory of socialism is possible, first in several, or even in one capitalist country taken separately. The victorious proletariat of that country, having expropriated the capitalists and organised its own socialist production, would stand up against the rest of the world, the capitalist world.

    (世界の労働者よ、団結せよ! ― 不均等な経済的・政治的発展は、資本主義の絶対的な法則である。それゆえ、社会主義の勝利は、最初にいくつかの資本主義国で、あるいは別々に取られた一つの資本主義国でさえ可能である。その国の勝利したプロレタリアートは、資本家を収用し、独自の社会主義的生産を組織して、世界の残りの部分、資本主義世界に対して立ち上がるであろう。)

    で、その意味するところを簡潔に表現いたしますと次のようになります

    われわれは、世界を固定するために、意識の統一を強行しよう

    ポイント 女性

    それでは、次回からは、次の論文をご紹介させて頂きながら、ウラジミール・レーニンが受け継いだ流れというものを確認して参りたいと思います。

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    『マルクス社会理論の形成とその問題性 : 社会主義崩壊とマルクスの責任をめぐって』 神田順司

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。







    続きは次回に♥




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