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    朝鮮半島の国が何百年経っても昔からヘタレなままである理由

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    本日のキーワード : へたれ、朝鮮半島、貴族文化



    へたれ(ヘタレ)は、弱った物臆病な様子や情けない性格をした人物を指す俗語。意図した規格に合わない物や製品。

    へたった物規格からそれてしまった物として接頭語に使用されることが多い。また、刃物など鋭さを無くした場合などにも用いられる。

    人を指す意味では、関西の方言が主に松竹新喜劇や吉本新喜劇のテレビ放送、バラエティ番組、お笑い番組などを通じ、全国に広まった。

    この他、人を指す意味での類義語に「へちょい」「へなちょこ」「へっぽこ」「屁たれ」などがある。

    本日の書物 : 『歴史の教訓 ― 「失敗の本質」と国家戦略』 兼原 信克 新潮社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 明治の到来と共に日本は、朝鮮半島情勢に釘づけにされていく。19世紀後半朝鮮半島にも大きな変化が起きていた。帝政ロシアの極東シベリアからの南下である。

     朝鮮半島の人たちと私たちは、実は庶民感覚がよく似ている。人間関係の距離感は、東京人よりも関西人に近いが、関西人よりも遥かに濃密な人間関係を好む。おせっかいで、お人良しで、お酒が大好きで、飲めば家族のようになる。思ったことは何でもずけずけと言ってしまうが、あっけらかんとしていて後腐れがない。

     ただし、【日韓双方でなかなか意識されない】のが【日韓両国での支配層の文化の違い】である。【朝鮮半島の人々】は、【隋による中国統一後、中国王朝の強い磁場にさらされ続けてきた】


    特に【高麗王朝】【元朝の支配に組み込まれて以来、武士階級が育つことが出来ず、ずっと王朝政治が続いている】【朝鮮半島の支配層はいわば「貴族文化」】で、日本で言えば京都のお公家さんのような人たちなのである。…


     【朝鮮半島】は、中国と日本の間に設けられた【真空地帯】、或いは【バッファゾーン】であった。中国と日本だけがプレイヤーなら、それも機能するだろう。しかし、大陸の北方に中国より強い国が出てくると、状況は一変する。力の真空である【朝鮮半島】日本に向かって突き出していることは【日本侵略用の鉄橋】が無造作にかかっているのと同じであり、【日本にとっては非常に危険】である。北方の大陸勢力が南方の中国に向かえばともかく、日本に矛先を向ければあっという間に【九州が攻め込まれる】【日本人はそれを元寇で経験した】。…


     話を明治の頃に戻すと、朝鮮半島の北方には帝政ロシアが出てきていた日本人からすれば【ロシアの進出と元寇が重なって見える】。この状況に日本は、どう考えたのだろうか。…いずれにしても「このままではまずいぞ」という【国家的な危機意識】が芽生えたことはまちがいない。【帝政ロシア】は、【明治国家がはじめて具体的に認識した対外的脅威】ということになる。』

    日の丸

    「デヴィッド・ハーヴェイの新自由主義」とトロツキズム


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、平成25年(2013年)に、戦後初めて「国家戦略」を策定する仕組みが誕生した我が国歴史を、明治から昭和にかけて振り返りつつ、「国家戦略」というものが一体どういったものであるべきか、また、それが如何に重要であるか解説されている良書で、大日本帝国が滅亡した理由も、「国家戦略」というものが存在していなかったからだということが明らかにされるお薦めの書物になります

    読書 10-130

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

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    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 225,197(224,739)÷8,626,537(8,567,396)=0.0261・・・(0.0262) 「2.61%(2.62%)」
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    イタリア : 37,338(37,210)÷525,782(504,509)=0.0710・・・(0.0737) 「7.10%(7.37%)」
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    日本 : 1,716(1,710)÷97,093(96,599)=0.0176・・・(0.0177) 「1.76%(1.77%)」
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    目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 

    さて、昨日のところで書かせて頂きましたように、「カール・マルクス」とそのイデオロギーである「マルクス主義」を理解する上での重要なポイントは、

    ① カール・マルクス自身が「反ユダヤ主義者」であったこと(→マルクスが吐いた「ユダヤ人」についての嘘

    ①´ 反資本主義(反市場経済&反私有財産)イデオロギーという「マルクス主義」の根本にある考え方も、ユダヤ人に対する偏見・ヘイトから生じているということ(→カール・マルクスの実像 ~ ヘーゲルとバウアー、そして、「おバカ」なマルクス

    ② マルクスは年がら年中遊び惚(ほう)けていたお勉強のできない落ちこぼれ学生だったということ(→マルクスという落ち零れの思想を崇拝する“トコトン無能”な国家主席

    という点にあり、そんな人間の妄想をまじめに信じ込んでしまった連中が「全体主義国家」を生み出し世界を戦争へと引き込んだというのが20世紀の歴史でした。

    ヒトラーとマルクス




    ところが、そんなカール・マルクスユダヤ人に対する偏見・ヘイトから生じたイデオロギーである「マルクス主義」は、その後も表向きの形を変ながら現代においても“辛うじて”生き残っています

    デヴィッド・ハーヴェイ
    デヴィッド・ハーヴェイ

    新自由主義―その歴史的展開と現在 

    資本主義の終焉――資本の17 の矛盾とグローバル経済の未来 

    全体主義のマルクス主義者が最も恐れた思想

    デヴィッド・ハーヴェイマルクス主義の地理学者で、いわゆる「新自由主義」を誤った解釈に基づいて批判した人物で、彼の解釈に沿って「新自由主義」を誤解している方が多くて困るのですが、その解釈をしたままでいるかぎり実際の経済学の発展の道のりを正しく理解することはできません(何しろ、そもそも間違った解釈ですし、そのことは学校のテストでも出題されているほど常識と呼べる範疇の知識なのですから)。

    官僚たちが、民間企業の活動をあれこれと指図する「規制」は、本当に必要ですか?


    『 デヴィッド・ハーヴェイは新自由主義の理論と実践の総体を歴史的に検討した『新自由主義 その歴史的展開と現在』(原題『新自由主義小史』)のなかで、「未来の歴史家は、1978~80年を,世界の社会経済史における革命的な転換点とみなすかもしれない」(ハーヴェイ2007:009)と述べている。彼が1978~80年を歴史的な転換点と位置づけるのは、この時期がサッチャー政権やレーガン政権の政策を通じて新自由主義が経済国家福祉や教育などの社会的領域思考様式において支配的になる画期となったからである。しかしこの時期とそれにつづく1980年代および1990年代に実行に移された規制緩和民営化市場化金融化といった新自由主義的経済政策に注目するだけでは新自由主義国家の性格が「小さな政府」と国家の規制から解放された19世紀的な「自由放任」の政策であるかのように見えてくる

     だが小さな政府を印象づける新自由主義は実際には社会政策や移民統治治安や国際紛争においてしばしば「強い国家」として介入するのであって、新自由主義における小さな政府と強い国家とのズレをいかに説明するかという問題が現代国家論の重要な論点になるのである。』


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    『新自由主義と国家介入の再定義』- リップマン・シンポジウムとモンペルラン会議 - 若森章孝

    以前にも書かせて頂きましたが(→「新自由主義」の本質が理解できない人々の主張 → 「弱肉強食」「大きな政府から小さな政府への展開」「ハイエクガー」)、「全体主義の脅威」を目前にした自由主義体制側の“自由主義再生の潮流”こそが「新自由主義」と呼ばれるもので、それは「国家の法的介入」に関心を寄せた自由主義体制側の変革になります。

    それなのに、政府が税金免除補助金参入障壁としての法規制などで特定の企業を儲けさせそこからバックマージンを受け取る構造こそ「新自由主義」だと定義したのが、「新自由主義批判」の家元で、反グローバリズム運動の理論的支柱となるデヴィッド・ハーヴェイです(→新自由主義 = グローバリズム = 中華人民共和国)。

    このデヴィッド・ハーヴェイ定義するところの「デヴィッド・ハーヴェイの新自由主義」「マルクス主義」から生じているものであり(→日本の官僚たちの理想は、「行政国家」です! ~ 「官僚の、官僚による、官僚のための政治の実現」)、より正確に言うとレフ・トロツキーが批判していたものと同じであり(→“自由全体主義” ~ 新自由主義(ネオリベラリズム)のはじまり )、トロツキー以後の西欧の「トロツキー主義左翼(反スターリン主義的マルクス主義者)」がほぼ共有する考え方になります(→現代の“ハルマゲドン” ~ 「おパヨク」 V.S. 「自由」)。

    女性 ポイント ひとつ

    資本主義・社会主義11

    「デヴィッド・ハーヴェイの新自由主義」ではない本来の「新自由主義」を考える場合に、よく比較対象にされる「ケインズ主義」がありますが、本日からは、次の論文で、「ケインズ主義」の変遷を確認してみたいと思います。

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    『ケインズ主義政策戦略の変転』 野口 旭

    また、参考書として、次の書物もお勧めさせて頂きます。

    世界は危機を克服する:ケインズ主義2・0 2

    世界は危機を克服する:ケインズ主義2・0 

    『 <要約>

     本稿はケインズ主義の進化を、ラカトシュのいう意味でのプログラムという概念を用いて分析する。ケインズ主義ハードコア〔 hard core ※ここでは反証不可能な主要仮説として理解しておけばよいと思います〕は、市場経済の不安定性に関する認識でありその防備帯〔 protective belt ※ここでは補助仮説として理解しておけばよいと思います〕は財政政策や金融政策などを用いたマクロ安定化のための政策戦略である。それは市場経済の自律性を信奉し政府の役割をできる限り限定しようとする古典的自由主義に対する対抗プログラムとして生み出された。一般に、これら政策プログラムの中核にあるのは反証不能な世界観や価値判断であるそれに対して防備帯における政策戦略は現実の変化や科学的知見の進展によってシフトしていくケインズ主義の政策戦略が、初期における財政政策主導からマネタリズムの影響を受けて金融政策主導へさらに世界大不況後にはその統合へと進展していったのは、そのためである。』


    ジョン・メイナード・ケインズ 1933年
    ジョン・メイナード・ケインズ 1933年

    それでは本日の最後になりますが、昨日に続きまして、アイザイア・バーリンが提唱した「消極的自由」(~からの自由)「積極的自由」(~への自由)について語った、1958年10月31日にオックスフォード大学での就任講演の内容を御紹介させて頂きたいと思います。

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    アイザイア・バーリン
    アイザイア・バーリン

    自由論【新装版】 

    『 二つの自由概念

    「積極的」自由の概念

    ・・・真の自我個人的な自我(普通に理解される意味で)よりももっと広大なもの、個人がそれの一要素あるいは一局面であるようなひとつの社会的「全体」 ―― 種族、民族、教会、国家、また生者・死者およびいまだ生まれきたらざる者をも含む大きな社会 ―― として考えられるこうなるとその全体は集団的ないし「有機体的」な唯一の意志反抗するその「成員」に強いることによって、それ自身の、したがってまたその成員たちの、「より高い」自由を実現するところの「真」の自我と一体化される他のひとびとを「より高い」レヴェルの自由にまで高めるためにあるひとびとによって加えられる強制を正当化するのに有機体的な暗喩を用いることの危険性はこれまでにもしばしば指摘されてきたことだ

    女性 ポイント これ

    けれども、この種の議論にひじょうなもっともらしさを与えるゆえんのものは、ある目標(正義といい公共の健康という)の名においてひとを強制することが可能であり時としては正当化もされるということをわれわれが認めているところにある。その目標は、もしもかれらがさらに啓発されたならば、当然みずから進んで追求するはずの目標であり、現にいまかれらが追求していないのは、かれらが盲目、無知で、堕落しているからなのだといわれる。これによってわたくしは、他のひとびとをかれらのために、わたくしのではなくかれらの利益のために、強制していると容易に考えることができるようになる。わたくしは、かれらが真に必要としているものをかれら以上によく知っていると主張しているわけだ。せいぜいのところ、ここから引き出されてくるものは、かれらが理性的でわたくしと同じぐらいに懸命でありわたくしと同じように彼らの利害を理解するならばかれらは決してわたくしに反抗はしないであろうということである。しかしながら、さらにこれ以上の主張をするところまで進むこともできる。』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。






    続きは次回に♥




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