本日のキーワード : デヴィッド・ハーヴェイ、マルクス主義、新自由主義
デヴィッド・ハーヴェイ(David Harvey、1935年10月31日 - )は、イギリスの地理学者である。『資本論』を中心とするマルクス主義を地理学に応用した批判地理学者。
本日の書物 : 『ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史』 山内智恵子 ワニブックス
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【KGB】は、ヨーロッパでNATO諸国との戦争が起きたときに備えて、【敵戦線の後方で大規模な破壊工作・撹乱工作】ができるように準備していました。これを【特殊作戦】と言います。
1955年4月、特殊作戦は第一総局第十三部が担当することになり、その出先として、世界各国の駐在所に【Fライン】という部署が新設されました(第十三部はのちに第五部に改組)。
【Fラインの任務】は、軍情報部と協力して【破壊活動】や【暗殺・テロ】などの【特殊作戦を計画・実行すること】と、【西側の軍事機密を盗むこと】です。…
(略)
…残念ながら、アンドルーとミトロヒンの解説書には日本の特殊工作支援のための現地工作員について、これ以上の具体的な情報は何もありませんでしたが、実態がどうだったのか気になります。
【破壊工作の攻撃対象は鉄道、石油パイプライン、軍事基地など】で、【事前にそれぞれの制服が用意されており】、いざ有事になったときには、【それらの施設に潜入し、破壊する】こととなっていました。
破壊工作には特殊な用語を使うと決められていて、破壊工作は「百合」、爆発装置は「花束」、起爆装置は「小花」、爆発は「しぶき」、破壊工作員は「庭師」と呼ばれました。』
マルクス主義の根っこ = ユダヤ人に対する偏見・ヘイト
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、現在進められている現代史の見直しのうえで欠かせない、全体主義国家の旧ソ連の対外工作を解明する、重要な史料のひとつである「ミトロヒン文書」について、その内容を分かりやすく平易な文体で紹介して下さる良書であるとともに、ソ連と同様、現代の全体主義国家の中華人民共和国を支配する中国共産党の対外工作をイメージすることができる御薦めの書物となります。
それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値
☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 224,739(223,730)÷8,567,396(8,468,802)=0.0262・・・(0.0264) 「2.62%(2.64%)」
イタリア : 37,210(37,059)÷504,509(484,869)=0.0737・・・(0.0764) 「7.37%(7.64%)」
日本 : 1,710(1,706)÷96,599(95,868)=0.0177・・・(0.0177) 「1.77%(1.77%)」
バイデン氏親子の疑惑文書が漏らされ、中国とのビジネス交流している米国官員、バイデンのパートナーカマラ・ハリスも名簿の中の一人と明らかされた!
— ☆Chris*台湾人☆ (@bluesayuri) October 23, 2020
米国のトロイ木馬代表です。 pic.twitter.com/eEvYsz8qLe
For years, Joe Biden fought to cut your Social Security and Medicare—a fact which Joe falsely denied last night. This video (Joe Biden’s own words) was created by Bernie Sanders earlier this year to expose Joe Biden’s atrocious record and egregious lies! pic.twitter.com/womMTc70RP
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) October 24, 2020
Joe Biden & Kamala Harris have repeatedly said they’re going to abolish fossil fuels & ban fracking. President @realDonaldTrump & I are not going to let that happen & we’re going to build on the record that for the first time in over 70 years, the US is a net exporter of energy! pic.twitter.com/rkIvYlyCl9
— Mike Pence (@Mike_Pence) October 24, 2020
さて、これまでのところで、「カール・マルクス」とそのイデオロギーである「マルクス主義」について確認してまいりましたが、まず重要なポイントが、カール・マルクス自身が「反ユダヤ主義者」であったこと(→☆マルクスが吐いた「ユダヤ人」についての嘘)で、ある出来事を切っ掛けとして、ヘーゲル主義者(このヘーゲルも反ユダヤ主義者で有名でした)でマルクスの師であり友でもあったブルーノ・バウアー(もちろんバウアーも反ユダヤ主義者です)と決別することになります。このとき、バウアーは「ユダヤ人問題」の解決方法は、ユダヤ人はユダヤ教を捨て、キリスト教徒も宗教を捨てることで、ひとつの国民国家の形成が可能となる(ドイツがひとつの国民国家として統一されるのは1871年で数十年後のこと)、と考えたわけですが、他方、マルクスは「ユダヤ人問題」の解決方法は、守銭奴ユダヤ人的な世界(ボロ儲けとカネの世界)から人々が解放される以外に道はない、と考えました。これが反資本主義(反市場経済&反私有財産)イデオロギーの「マルクス主義」の根本にある考え方で、ユダヤ人に対する偏見・ヘイトから生じていることが理解できます(→☆カール・マルクスの実像 ~ ヘーゲルとバウアー、そして、「おバカ」なマルクス)。
で、マルクス信奉者が決して触れたがらない二つ目の重要なポイントが、マルクスは年がら年中遊び惚(ほう)けていた、お勉強のできない落ちこぼれ学生だったという事実です(→☆マルクスという落ち零れの思想を崇拝する“トコトン無能”な国家主席)。
にもかかわらず、堂々と経済学を批判するなどという行為に至れるというのは、やはり「おバカ」だからとも言えます(笑) まあ、どこかの国の「おバカ」なトップも信奉するぐらいですから、似た者同士なのでしょうね💗
ちなみに、カール・マルクスの人物像をより具体的に知りたいと思われるのであれば、次の論文が参考になると思いますので、ご参照頂ければと思います(当ブログでは、扱いません)。
☆『カール・マルクスの性癖』古田 耕作
そんなカール・マルクスのユダヤ人に対する偏見・ヘイトから生じたイデオロギーである「マルクス主義」は、その後も表向きの形を変ながら、現代においても“辛うじて”生き残っています。
たとえば、こんなのとか。
デヴィッド・ハーヴェイ
1875年のマルクス
☆新自由主義 = グローバリズム = 中華人民共和国
☆全体主義のマルクス主義者が最も恐れた思想
デヴィッド・ハーヴェイはマルクス主義の地理学者で、いわゆる「新自由主義」を誤った解釈に基づいて批判した人物で、彼の解釈に沿って「新自由主義」を誤解している方が多くて困るのですが、その解釈をしたままでいるかぎり、実際の経済学の発展の道のりを正しく理解することはできません(何しろ、そもそも間違った解釈ですし、そのことは学校のテストでも出題されているほど常識と呼べる範疇の知識なのですから)。
☆「新自由主義」の本質が理解できない人々の主張 → 「弱肉強食」「大きな政府から小さな政府への展開」「ハイエクガー」
☆官僚たちが、民間企業の活動をあれこれと指図する「規制」は、本当に必要ですか?
次回以降に、その辺りについて書かせて頂きたいと思いますが、その際のテキストとして、次の論文をご紹介させて頂きたいと思います。
☆『ケインズ主義政策戦略の変転』 野口 旭
また、参考書として、次の書物もお勧めさせて頂きます。
それでは本日の最後になりますが、昨日に続きまして、アイザイア・バーリンが提唱した「消極的自由」(~からの自由)と「積極的自由」(~への自由)について語った、1958年10月31日にオックスフォード大学での就任講演の内容を御紹介させて頂きたいと思います。
アイザイア・バーリン
『 二つの自由概念
「積極的」自由の概念
・・・ひとが自分自身の主人であることに存する自由と、わたくしが自分のする選択を他人から妨げられないことに存する自由とは、文字面では相互にたいした論理的なちがいのない概念であるように見え、ただ同じことを消極的にいっているか積極的にいっているかのいいあらわし方の相違があるにすぎないと思われるかもしれない。けれども、この自由の「積極的」観念と「消極的」観念とはそれぞれ異る方向に展開され、最後には両者が直接に衝突するところまでゆく。
このことをはっきりさせるひとつの方法は、自己支配 〔 selfmastery 〕 という暗喩(メタファー)が要求する自律的な力を見てみることにある。「わたくしはわたくし自身の主人である」。「わたくしはいかなるひとの奴隷でもない」。だがわたくしは(たとえばT・H・グリーンがいつもいっているように)自然の奴隷ではないのであろうか。あるいはまた、わたくし自身の「制御できない」情念の奴隷ではなかろうか。これらはいずれも「奴隷」という同一の類のなかのいくつかの種 ―― あるものは政治的ないし法律的、他のものは道徳的ないし精神的な ―― であるのではなかろうか。ひとは精神的隷従あるいは自然への隷従から解放されたという経験をもったことがないであろうか、またその過程において、一方では支配する自我、他方では服従させられるなにものかを自分のうちに自覚することがないであろうか。
ところでこの支配する自我は、理性とか「より高次の本性」とか、また結局は自我を満足させるであろうところのものを目ざし計算する自我とか、「真実」の、「理想的」の、「自律的」な自我、さらには「最善」の自我とかいったものとさまざまに同一化されてくる。そしてこの支配する自我は、非合理的な衝動や制御できない欲望、わたくしの「低次」の本性、直接的な快楽の追求、と対置される。この「経験的」あるいは「他律的」な自我は、激発するすべての欲望や情念にさらわれてしまうものであり、その「真実」の本性の高みにまで引き上げられるためには厳しい訓練を必要とするものである。
やがてこの二つの自我はさらに大きなギャップによってへだてられたものとして説明されることになる。』
取っ付きにくい言葉が並んでいるため、難しくお感じになられる方もいらっしゃるかもしれませんが、要するに、自由の「積極的」観念と自由の「消極的」観念とは全く別のものであって、それぞれ異なった方向へと展開され、最後には衝突するところまで行きつくものであると言っていているだけで、「全体主義国家」(例:ソ連、ナチス・ドイツ、中華人民共和国、北朝鮮)と、「自由民主主義国家」(例:アメリカ、日本、イギリス)とが最後には衝突するところまで行きつくと言っているのと等しい関係にあります。
その事を理解するために、まず「自己支配 〔 selfmastery 〕」というものを考えてみましょう、とバーリンは語っているのですが、自由を求めるところの根っこにある自我には、自分自身を律する・コントロールするという意味で“高次”の「支配する自我」と、そうではない“低次”の「経験的・他律的な自我」の2つがあり、後者の“低次”な自我を、“高次”な自我へと引き上げるには、厳しい訓練が必要になるとされる、と言っているだけのことになります。
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
《総理の動き》本日(10月24日)菅総理は都内で「横田滋さんお別れ会」に参列し、「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」に出席しました。
— 首相官邸 (@kantei) October 24, 2020
「めぐみさんを始め、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて、全力で行動してまいります。」全文はhttps://t.co/ZTVzJ0kuKo pic.twitter.com/scAiLOBJyD
続きは次回に♥
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