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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  日米関係 >  アメリカで奴隷解放を含む「人種差別撤廃に熱心だった」のが「共和党」です!! アメリカ民主党の「ナチス・アメリカ」と「ナチス・ドイツ」との共通点

    アメリカで奴隷解放を含む「人種差別撤廃に熱心だった」のが「共和党」です!! アメリカ民主党の「ナチス・アメリカ」と「ナチス・ドイツ」との共通点

    共和党ロゴ 2
    共和党ロゴ(GOP =Grand Old Party)

    本日のキーワード : 共和党、奴隷制度



    共和党(きょうわとう、英語: Republican Party)は、アメリカ合衆国の政党黒人奴隷制反対を掲げて1854年に結成される。連邦派と呼ばれるフェデラリスト、ホイッグ党の流れを汲み、かつては北東部、中西部を支持基盤とする政党であり、1860年にはリンカーンが初の同党出身の大統領になった

    本日の書物 : 『知りたくないではすまされない ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと』 江崎道朗 KADOKAWA



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 アメリカは、共和党・民主党の二大政党が互いに政権を争い、選挙の勝敗によってその二大政党のいずれかが政権を預かる二大政党制の国だ(もちろん、アメリカにも小政党がいくつか存在するが、政治を左右する力はない)。

     【歴史的に、共和党と民主党のどちらが強いのか】というと、【圧倒的に共和党】だ。

    トランプ

     日本では幕末に当たる時代に大統領を務めた【エイブラハム・リンカーン】(任期1861~65年)の時代に【南北戦争】(1861~65年)があり、【共和党は勝った北軍の側だった】ので、その後も【ずっと多数派の地位を維持】し続けた。

    アブラハム・リンカーン
    エイブラハム・リンカーン

    【奴隷解放】を含む【人種差別撤廃】【熱心だった】のは、【共和党のほう】だ。

    女性 ポイント ひとつ

     このリンカーンの時代から【満洲事変】(1931年)に至る72年間に選挙で勝った【民主党の大統領】は、【わずかに3人だけ】である。

    女性 ポイント これ

     アンドリュー・ジョンソン(任期1865~69年)、グロバー・クリーブランド(任期1885~89年)、【ウッドロウ・ウィルソン】(任期1913~21年)の3人で、ジョンソンは【リンカーンが暗殺された】ためあとの2人はいずれも【共和党の内紛】のおかげで勝てたといわれている。…

    ポイント 31

     民主党の第28代【ウィルソン】大統領のあと【1920年代のアメリカ】は第一次世界大戦で疲弊したヨーロッパに代わって、【共和党】政権のもと【空前の経済的繁栄】を迎えた。

     ところが、共和党の第31代【フーバー】大統領(任期1929~33年)のとき【1929年の「暗黒の木曜日」に端を発する世界恐慌】が起こる。…

     しかもフーバー「共和党」政権は、「大恐慌」という【未曾有のデフレに遭遇】したにもかかわらず【財政均衡政策をとってデフレを悪化させた】ばかりでなく、【1930年に保護貿易政策をとり、世界各国の恐慌を悪化させてしまった】

     そのため、アメリカ経済は急激に悪化し、1933年の名目GDPは1919年から45%減少株価80%以上も下落し、1200万人に達する失業者を生み出した。

    ポイント 32

     そこで、【少数政党】にすぎなかった【アメリカ共産党】は、不景気に伴う失業者の増加を梃子(てこ)にして大都市部で【「飢餓行進(Hunger March)」】を組織して【社会不安を煽り】「資本家や銀行は、労働者を搾取している」と非難して支持者を増やしていった。…


     この大恐慌により【「資本主義はもうダメだ」という空気が世界中に蔓延(まんえん)】する。アメリカでも、ヨーロッパでも大量の失業者が出て、貧困に喘(あえ)いでいたのに、【共産主義国家のソ連】では【雇用が維持され、経済発展を遂げていると報じられた】からだ。

    ポイント 23

     実際には【これはソ連による虚偽の宣伝(プロパガンダ)であった】が、「ソ連は労働者の天国で、誰もが平等で貧富の差がない」「家も医療も教育も、すべて政府が面倒を見てくれる」という【社会主義型の統制経済への共鳴・共感】が、【欧米のエリートたちのあいだで急速に広がっていった】のである。

    ポイント 22

     そうした深刻な社会不安を受け止め、新たに登場したのが、【ニューディール(新規蒔き直し)政策】と呼ばれる、【政府による経済への積極介入】(積極的な経済政策)を掲げた【民主党】の【フランクリン・ルーズヴェルト】(任期1933~45年)であった。…

    フランクリン・ルーズベルト
    フランクリン・ルーズヴェルト

     それまでアメリカは州政府の連合体で、連邦政府には大した官僚組織もなかったが、連邦政府主導公共事業や失業者対策をするようになって、【中央官僚組織が急速に膨らんでいく】

     しかも失業対策の一環として【労働組合の結成を促進】した…

     かくして失業者対策の名のもと、【官僚、学者、労働組合、そして都市労働者を対象にしたマスコミ】【民主党勢力として台頭】する。【この政治集団を「ニューディール連合」と呼ぶ】

    ポイント 女性

     しかもこの【「ニューディール連合」】に、驚くべきことに【アメリカ共産党】および【ソ連のスパイ】【大量に入り込んで、民主党の政策を国家社会主義、共産主義へと牽引していく】のだ。』

    日の丸

    「ナチス・アメリカ」のフランクリン・ルーズヴェルト時代と「ナチス・ドイツ」のアドルフ・ヒトラー時代


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、現在の世界情勢理解する上で、まさに「台風の目」とも言える「アメリカの政治情勢」を考えないわけにはいかないのですが、その際に、絶対に知っておかなければならない「予備知識」が満載となっている良書で、本書を御覧頂くことで、日本のメディア特にアメリカのメディアによる「バイアスが掛かった報道」自分自身で客観的に見抜けるようになれます。特に、ビジネスマンには必須の書物です。

    読書6-42

    さて、本文をご覧いただきますと、アメリカの政党である「共和党」と「民主党」との明確な違いがご理解頂けると思いますが、現在のアメリカの民主党の原点が、このフランクリン・ルーズヴェルトの時代にあるという点非常に重要なポイントとなります。

    そこで、忘れることがないように、簡単に覚えておくことができる方法を書かせて頂きますと、フランクリン・ルーズヴェルトが権力を握っていた時期と、アドルフ・ヒトラーが権力を握っていた時期は、ピッタリと重なっているんです。

    ですから

    フランクリン・ルーズヴェルト = アドルフ・ヒトラー

    フランクリン・ルーズベルト アドルフ・ヒトラー 1936年

    と覚えておくと、当時の世界を理解する上で非常に役に立ちます

    どちらも「国家社会主義(National Socialism)」指向していた、事実上の独裁体制であり、「National Socialism」ドイツ語で、「Nationalsozialistische」と言いますが、ここで気が付かなければならないのですが、つまり、国家社会主義=「ナチ」(複数形がナチス)、なわけですから、「ナチス・アメリカ」であったのが、フランクリン・ルーズヴェルトの時代だったということになります。

    ポイント

    アメリカ(1933年~1945年) : 「ナチス・アメリカ」のフランクリン・ルーズヴェルト時代

    ドイツ(1933年~1945年) : 「ナチス・ドイツ」のアドルフ・ヒトラー時代


    ポイント 002

    ヒトラーは兎も角アメリカのフランクリン・ルーズヴェルト時代が、事実上の独裁体制だったはずは無い、といった「無知な方々」が、未だにいらっしゃるのかもしれませんので、敢えて書かせて頂きますが、フランクリン・ルーズヴェルトは、民主主義によらない憲法無視の大統領で、ヒトラー憲法を無効化した上で独裁体制を築いたことと、何ら違いはありません(笑)

    ポイント 000

    で、そんなフランクリン・ルーズヴェルトとその周辺の輩が、『ニューディール政策を唱えた自らを「リベラル」と呼び始めた』わけで、そんな『社会主義、あるいは、それにちかい考えをもつ人のことをリベラリストと呼ぶ』わけです。もちろん、『革命主義や左翼もこの範疇にはいる』ということになります(笑)

    つまり、アメリカのフランクリン・ルーズヴェルトの時代(1933年~1945年)に出現したのが、「パヨク」=「左翼リベラル」の正体です。

    女性 笑う 1

    詳しくはこちらをご参照💗

    フランクリン・ルーズベルトとアドルフ・ヒトラーは、「同じ穴の狢(むじな)」でした

    日本は誰と戦ったのか 

    さて、ここで、昨日の次の問題を考えてみます。アメリカを分断した内戦(American Civil War)である「南北戦争」(1861~1865年)、私たちの日本で言えば「関ヶ原の戦い」みたいなものですが、それに関する問題になります。

    (問) 全世界を巡ってイギリス(大英帝国)とロシア(ロシア帝国)が覇権争いをしていた時代だったが、アメリカの内戦(=南北戦争)において、イギリスとロシアのそれぞれは、どちら側に加担したのか答えよ

    青が北部(アメリカ合衆国)諸州、赤が南部(アメリカ連合国)諸州。水色は合衆国に留まった奴隷州。
    青が北部(アメリカ合衆国)諸州、赤が南部(アメリカ連合国)諸州。水色は合衆国に留まった奴隷州。

    大英帝国 対 ロシア帝国

    女性 悩む 02

    ところで、なぜ、現代アメリカの政治的な分断について書かれている書物をご紹介しながら、幕末のアヘン戦争当時の世界史を考えているのか、と疑問を持たれるかもしれませんので、先に申し上げておきますと、実は、すべて繋がってくるからです。

    コナン メガネ

    「アヘン戦争」(1840~1842年)ペリーの黒船来航(1853年)「南北戦争」(1861~1865年)という言葉や年代は、子どもたち学校の授業で丸暗記させられるものですが、全世界を巡ってイギリス(大英帝国)とロシア(ロシア帝国)が覇権争いをしていた時代だった、というポイント押さえておけばその意味が理解できるのですが、支那・朝鮮半島、そして私たちの日本を含む「極東」に、その覇権争いが及んできたのがこの時代で、その最大の目的巨大なマーケットである「支那の支配」でした。

    女性 ポイント ひとつ

    大英帝国 対 ロシア帝国 2

    さて、ここで少し脱線致しますが、当時世界の貿易決済に使用された「通貨」が、「スペインドル」(ピラードル)と呼ばれる「銀貨」でした。

    スペインドル、1768年
    スペインドル、1768年

    今でこそ、「ドル」と聞くと「アメリカ・ドル」を連想することだと思いますが、旧ボヘミア(現在のチェコ)ザンクト・ヨアヒムスタール(現在のヤーヒモフ)というところで、1518年以降「ヨアヒムスターラー」(Joachimsthaler)という名の「銀貨」が鋳造されて、それを短縮した言葉が「ターラー(ターレル、Thaler)」で、16世紀以来数百年にわたってヨーロッパ中で使用されていた大型銀貨を意味しています。この「ターラー(ターレル、Thaler)」に由来するのが「ドル(dollar)」になります。

    ターラー銀貨
    ターラー銀貨

    「ターラー(ターレル、Thaler)」大型で品位が良くフローリン金貨と等価として扱われたため、フローリン金貨の代替として幅広く普及しました。

    フローリン金貨
    フローリン金貨

    私たち日本人「ドル」と呼んでいるのは、オランダ語の「ドルラル」という読み方が江戸時代に伝わり、明治時代に「ドル」と省略されたためです。

    で、「スペイン・ドル」(ピラードル)貿易決済で使用されたのは、大航海時代という植民地争奪戦の時代に、西回りで新大陸の大半を手中に収めたスペインが、ラテンアメリカから大量の銀を持ち去ったことに始まります。

    ラテンアメリカ
    ラテンアメリカ

    1519年から1821年まで約300年間「ヌエバ・エスパーニャ副王領」(ヌエバ・エスパーニャはスペイン語で「新スペイン」という意味)という広大なスペイン植民地が存在していましたが、

    ヌエバ・エスパーニャ副王領
    ヌエバ・エスパーニャ副王領

    アメリカ大陸の西海岸にも、1700年代後半には、全世界を巡るイギリス(大英帝国)とロシア(ロシア帝国)の覇権争いが及ぶようになります。

    1810年メキシコ独立戦争(~1821年)が勃発し、第一次メキシコ帝国が建国されますが、その後も混乱は続き崩壊連邦共和制である「メキシコ合衆国」が誕生(1824年)します。

    1824年頃のメキシコ合衆国の範囲
    1824年頃のメキシコ合衆国の範囲

    ところが、1835年、1824年に制定された連邦共和制の憲法が廃止され、中央集権「メキシコ共和国」が誕生します。

    と、ここで一区切りと致しまして、続きは明日以降に書かせて頂きますが、それでは、この頃のアメリカの「おカネ」は何だったのでしょうか?

    女性 悩む 103


    続きは次回に♥




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