むかし、むかしのお話・・・

私は、「ノウハウコレクター」でした。

情報商材やツール、塾・・・合計で300万円ほど使いました。

でも、まったく稼げなかったわけではありません。

あえて言うならば・・・

「手ごたえ」みたいなモノを感じることが出来なかったのです。

つまり・・・

「なぜ?稼げているのか?」という
「本質」がまったく見えなかったのです。

もちろん、自分に責任があります。

「稼ぎたい!」という強欲のみで
ネットビジネスをしていたので・・・

けど、心のどこかで・・・

「この情報商材に書かれているノウハウが悪い!」と
他人のせいにしていたと思います。

手ごたえを感じようともせず、何かを得るんだ!という志を持つ理由など考えもせず、結局、本質と言う概念までたどり着こうとしていなかった・・・

すべて自己責任・・・

それから、コピーライティングに出会うわけですが、コピーライティングの「可能性」を心底知った瞬間に腰が砕けたことを今でも覚えています。

砕けたことは大げさな話ではありません。
マジで、ぎっくり腰みたいになりました 汗

コピーライティングに出会ったきっかけは・・・
物販をしていたときです。

Amazonで商品を売っていたときの話。

商品を売るときに「紹介文」を書きますよね?

  • 「この商品は経年の日焼けがあり・・・」
  • 「角が折れています」
  • 「帯がありません」

・・・etc

右左も分からないころは「売る」ことしか考えていないわけですから、ツールを使い価格競争に参戦し、とにかく売りさばくことしか考えていません。

なので、紹介文も「雛型」を使うわけです。

質より量みたいな・・・

そして、あるとき高額の商品を取り扱う事になったのですが、そのとき初めて紹介文に拘ると言うか、今ある知識を詰め込んで「丁寧」に「わかりやすく」書いてみたのです。

そしたら、その高額商品が「一瞬」で売れたのです。

マジでビビりました・・・

紹介文を変えただけで一瞬に商品が売れたんですから・・・

 

ただ・・・

さらにビビった瞬間がありました。

その後です。

 

 

 

私は目を疑いました。

Amazonを開きその商品のライバルをチェックすると私の商品の価格が上から5番目だったんです。

つまり、私より、上4つは、価格が安かった。

 

※イメージ

  1. 10,000円
  2. 11,000円
  3. 12,000円
  4. 13,000円
  5. 15,000円

 

でも、私の商品が売れた・・・
価格差が5,000円もあるのに・・・

なぜ?

常識的な考え方をすれば、商品を買う人って出来るだけ安い商品を購入したいと考えるじゃないですか?なのに、上から数えて5番目の安さで価格設定をしている私の商品が売れたのです。

もちろん、紹介文は拘りましたが、まだまだ紹介文の「大切さ」に気付いていない私は、この「なぜ?」に確実な答えを見い出すことに躊躇していました。

目次

・・・躊躇???とは、

売れた理由と根拠が2つ、3つある。
だから答えを1つに絞り切れていない、迷う・・・

そこで、私は、「売る」ことに重きを置くのではなく、1つ1つテストしてみたのです。

そこで、初めてPCDAサイクルという言葉にたどり着くのです。

つまり・・・

人間と言う生き物は、普段何気なしにやっていることが実はかなり重要だったりするのです。そこに「気付けるか?」「気付けないか?」で成長スピードが変わるということなのです。

物販の事例でいうと、紹介文を一生懸命に考えてはいたのですが、そこ「だけ」を見ていたと言われると実はそうではない。自然に見るところが多く、多ければ多いほど、迷い、そして、答えが下りてこない。

人間ってこんな感じで「自然」と生きているんですよ・・・本当の答えは、目の前にあるのに、ある意味その答えを「知らぬ間に」避けて物事を「広く」考えている。

一貫性を貫けば、簡単に答えに「気付く」のに、避けるから遠回りしてしまい、あたかも遠回りが正解だと勘違いして、さらに遠回りをする。

結果、また振り出しに戻る・・・

結局、紹介文で他との差別化に成功出来たことに「気付いた」僕は、「人って紹介文を読むんだな~」ってことに気付き、改めて自分でも商品を購入するときに紹介文を読んでいることに気付く。

つまり、商品を買うとなると、その商品が高額であればある程、「安い、安心、保障」などを調べに調べまくって購入する。

こんな当たり前の行動に「売る側」になると突然見えなくなるんです。それが、あなたの成功できない原因でもあるのです。

よく、読者の気持ちを知らなければ商品は売れない・・・といろいろなブログに書かれていますが、そこをリサーチして自分がやったこともない事を書いたところで商品なんて売れない。

けど、「自分だったらどーする?」という事に落とし込むことが出来れば、主人公となり、それを活字に乗せ、記事にすれば商品は「自然と」売れていくのです。

ドラマや映画を見ていても感情移入し、涙することもあるでしょ?

それは、感情移入した「理由」があり、そこに「なぜ?」という疑問を抱き、そして「気付き」、言葉で語れるようになれば誰でも商品が売れるようになっていくのです。

難しいですか?

もし、難しいと考えてしまうなら、簡単になるまで訓練が必要です。

ちなみに・・・コピーライティングに出会った当初は、この当たり前の「気付き」を忘れました。頭では理解していましたが、書くとなると「型」が出てきて、なにがなんだか分からなくなるのです。

本来の自分を見失うというか・・・

新しいことを学ぶときは、一旦頭を空っぽにする必要があると言うことですね。そして、それが頭の中で「点」として残るので、コピーライティングをある程度極めたらその点が急に舞い降りて来て「線」となり商品が腐るほど売れていったのです。

上記の話をすべて盛り込んで「例え話」にすると・・・

あなたが会社のホワイトボードにマジックで何か書くとします。そのとき、次、ホワイトボードを使う人のことを考えれば、キャップは強く締めてはいけないのです。

もし、従業員に女性がいるなら強く締めたらキャップを開けるのに苦労したり、もしかしたら、皮がむけたり爪を剥がすかもしれない。

また、突き指するかもしれない。

つまり、物事を考える時は、1人称で考えるのではなく、すべて3人称で考えることで、ある程度、答えは降りてくるのです。

ちょっとした気配りですが、ここまでのことを瞬時に判断し、行動できるようになれば、自然と、相手を思いやる気持ちが出てきて、なにを考えているか?と分かるようになっていくのです。

さらに簡単な例でいけば・・・

ものすごい狭い道の真ん中に段ボールが落ちていたとします。どうやら、その道路は、車がすれ違うのにスレスレです。

では、その段ボールをどうしますか?横にどけますか?

それでは、真ん中にあったものをどかしただけで、なんの解決にもなっていませんよね?

なので、段ボールを折りたたむか、それとも、道幅の広いところまで運ぶか?となりますよね?もしくは、捨てるか?

・・・こんなことを例に挙げて記事を書いていると、自ずと相手の立場になって物事を考えられるようになってきます。

その結果、売る側の立場になっても商品は売れていくのです。

それが、以下の結果です。

ココから分かることは、今、あなたが考えていること、やっていることが本当の答えであり、本質なのか?しっかりと見極めることです。

もしかしたら、見極められないかもしれない。

しかし、見極めようと「強く」思い、そして本質を理解するんだ!と頭で考え続ければ、おのずと答えは過去の経験から舞い降りてきます。

例えば、今現在、勉強していることがあるとします。

そこには、学んでいるという概念がありますが、答えは、過去にすでに経験済み。すなわち、なぜ、学ぶのか?本質を知ろうとすればするほど、今になく、過去に答えは存在するのです。

私自身の経験では、こんな風に「点」が降りてきます。

だから、あの時、こんなことを●●さん(上司)が言っていたんだ・・・

・・・ってな感じで「線」として繋がるのです。

人間という生き物は、何かに対して強く「意識する」することで、今まで見えなかったものが急に見えてきます。

見えてきた瞬間の喜びと言いましょうか?ドキドキ・ワクワクは、ある意味、オナニーをしているときのフィニッシュと一緒の感覚に僕は陥るのです。

・・・それだけ、快感。

また、その見えてきたことに対して自分で実践し、思い描いたような結果が出るとまたまたエクスタシーを感じる。

さらに言えば、自分で実践し、結果が得られるようになるとまた違う「点」が降りてきて新たな課題にぶつかる。

そして、実践し、結果を得て、エクスタシーを感じる。

その繰り返しこそが、成長であり、どんどん解決していくことで常にエクスタシーを感じることが、ある意味、快感に変わり、その快感なくして生きることに「楽しさ」が生まれてくるのです。

・・・1度、このスパイラルにハマると中毒になります。

タバコや酒・・・ドラッグ、セックスのように。

スラムダンクを読み始めると、何度も読んでいるマンガなのに次から次へと手が止まらなくなる・・・そんな「無意識の感情」と同じ感覚なのです。

  • 成長する
  • 努力する
  • 自己投資する
  • 自己否定する

・・・etc

活字だけをみると、固くもあり、かったるい感じもして・・・また、メンドクサクもあるわけですが、「楽しい」と思えるポイントが自分で見出すことが出来るようになると、自然に上記の4つは血となるのです。

もちろん、最初は強く意識して行動しなければなりません。

何でもそうですが、上手になるためには・・・また、慣れるまではそれなりの時間を要することでしょう。しかし、ハミガキをするような感覚で「当たり前」になることで、知らないうちに自分でも信じられなくらいのスキルが身につく・・・これが、成長と言えると思います。

自分の成長を「知る」術は、これまた「自然」が手助けしてくれます。その時が来るまで待たないといけないわけですが、手に入れてしまえば、そこにスキルと言う「自分で下ろす」というある意味不思議なスキルが手に入るようになる。

その無意識の感情を自分でコントロール出来るようになると、これまた快感であり、実践すると面白いくらいに人間が動いてくれる・・・ちょっと、怖い話をしているのかもしれませんが、自然と自分にこのスキルが身につくと正直、怖いものはありません。

女にしてもお金にしても・・・

それでは、ありがとうございました。