ガジェレポ!

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日本各地で『ドライブインシアター』が復権!

ドライブインシアターのイメージ01

ガジェレポ!@gadgerepoです。こんにちは。

巨大なスクリーンが設置された駐車場で、自家用車に乗ったまま映画鑑賞を楽しむことができる『ドライブインシアター』が、日本各地で復権中です。

コロナ禍を逆手に取ったイベントとして人気急上昇

 

元々、「ドライブインシアター」はアメリカで1933年に初めて開業されて以降、1950年末から60年初頭にかけて大ブーム。日本でも1990年代まで各地で行われていた映画の上映スタイルです。

主に郊外の、大きめの駐車場や広場を利用して巨大なスクリーンを配置。観客はそれぞれ自分のクルマに乗ったままで映画を鑑賞することが出来ます。

映画の音声はFMラジオの特定の周波数を利用し、それぞれのクルマでカーステレオやポータブルラジオで電波を受信して音声を聴く仕様。

映画館さながらの大スクリーンを観ながら、家族でテレビを楽しむような感覚でワイワイ喋りながら鑑賞できる独特の映画体験が人気を呼びましたが、地価の上昇や利用者のモラル低下、レコーダーやレンタルビデオの普及で徐々にシアターの数は減り、2010年になると日本国内のドライブインシアターは全て閉鎖となりました。

しかし、2020年から始まった全国的な新型コロナウイルスの流行という状況の中、三密を避けたプライベート空間で楽しむことができるエンターテインメントとして、再び脚光を集めています。

コロナ禍の影響で閉鎖された映画館の代わりに、駐車場を使って「仮設ドライブインシアター」が実施されるようになったのを皮切りに、全国のイオンシネマなど、各地でドライブインシアターが実施されるようになりました。

aeoncinema.com

 

また大阪では、吉本興業主催の「よしもとドライブインシアター」が、映画上映だけでなく生のお笑いライブやゲストトークなどを車中で楽しめるイベントとして、万博記念公園のお祭り広場で定期的に開催しています。

yoshimoto-drive-in-theater.com

 

まだまだ予断を許さない新型コロナウイルス。そんなコロナ禍を逆手に取る、時代に即したエンターテインメントとして注目されている「ドライブインシアター」

ストレス解消に映画鑑賞、みなさんもご利用してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

 

再び脚光を浴びた「ドライブインシアター」
ご利用の際は、必ず会場の注意事項を守りましょう!