20221201PL2  おじいさんに本当の自分を教えられ
 先日、私がオディールさんのところにお邪魔したということを報告したが、そのときの会話は持ち家についてだけだったわけではもちろんない。

 オディールさんは、氷山さんとともに、いつもこのブログを読んでくれているという人徳の高い人なのだが、そのなかの私の昼食の弁当についても話題となった。
 サツエキ近辺のデパ地下で買うことも多いものの、大丸の地下ではあまり買うことがないことなどを話したのだが、私が大丸で買うことがあまりないのは、単に全般的に価格が高めだからということだからである。オディールさんも、「なだ万とか柿安とか格調高そうな店が多いですもんね」と言っていたが、そのときに「『農家の息子』とかもありますよね」と言ったことが、妙に気になった。
 確かに「農家の息子」という店もあった。いかにもおいしそうな弁当がありそうな店名だ。

 ということで、気になったので先日3カ月に一度の歯科医院での入れ歯点検ならびに歯ぐきのクリーニングの帰りに、この日もクリーニング中にオエオエとならなかったお祝いも兼ねて、大丸に寄ってみた。
 最初は前から気になっていた1000円ほどの「焼肉弁当」を買おうと思ったが店自体が消滅していた。もしかしたら期間限定の出店だったのかもしれない。
 そのあと「聘珍楼」の前を通ると800円の八宝菜・炒飯弁当があったので手に取って会計待ちをした。
 しかしおじいさんがお金を出すのに手こずっていた間に、私はいま特に八宝菜や炒飯を食べたいわけではないという真実に気づき、買うのをやめた。真実を気づかせてくれたおじいさんに感謝である。

 そして、初心に戻って、「農家の息子」に行った。
 私の好きなチキンの弁当が、710円と、なかなかリーズナブルなお値段で売られていたので、迷わず買った。その名も「味噌だれグリルチキン弁当」である。
 彩りもなかなか鮮やかで、野菜もちゃんと摂ることができる。

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 そして食べてみると、おいしいことはもちろん、見た目以上にボリュームがあった。満足、満足!

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 上のリンク先に書かれているように、「農家の息子」はここ(The Smoke Shop)ここ(屋台屋亜細亜)と同じところが経営していることを、あとから知った。いや、この2つの店について調べたときに、私は「農家の息子」という名前だけは知ったような気もしないではない。

 グリーグ(Edvard Hagerup Grieg 1843-1907 ノルウェー)の「ノルウェーの農民行進曲(Norwegian Rustic March)」を。
 「抒情組曲(Lyric Suite)」Op.54(1891)の第2曲である。
 尾高/札響の演奏を。

SibeliusSakkyo