20200917PL1  三密、ではなく、トリオを避け
 3日前の朝は、私が乗った電車が札幌駅に着くと、一応は昼食探しのためにいつもの Kioskに寄った。
 しかし、この日は《Kioskトリオ》、つまり「幕の内弁当」「おふくろの味弁当」「三元豚のロースカツ弁当」のどれも、食べる気がしなかった。
 さすがに、いまさらながら何を言ってるんだ、気がつくのが遅い、感じ方が鈍い、と言われそうだが、ようやく私も飽きてきたらしい。

 それでも Kiosk をのぞいてみたのは、私に内緒で『新発売 new』が並んでいるかもしれないという淡い期待があったからだ。

  突然きつねに憑かれたように
 そして、新商品ではないものの「寿司盛合わせ」が目にとまった。
 サーモンの細巻が目新しく思え、さらに、実は私はいまいなり寿司を食べたいのかもしれないと思えてきて、これを買った。
20200917PL2 作っているのは「札幌駅立売商会」だが(「弁菜亭」の表記は、なぜか無し)、札幌駅の駅弁にも寿司があることをここで申し添えておく。

 さて、食べた感想だが、ごくふつうにおいしい。
 が、やはり私はおかずとご飯という組み合わせを好む。
 そもそも、圧倒的にプロテイン不足だ(細巻のサーモンといなりの揚げと太巻きの玉子焼きだけだ。んっ?意外とあるか……)。

 なお、「紅芯入り」って、たぶんサーモンのことなんだろうけど(まさか紅ショウガのことではないだろう)、これを紅芯と呼ぶとは知らなかった。

BachHogwoodSet C.P.E.バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach 1714-88 バッハ)の「2本のフルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ(Trio a 2 Flauti e basso)」ホ長調Wq.162,H.580(1749)。

 音源があまりない作品だが、いまから40年前の夏、NHK-FMの「午後のリサイタル」という番組をエアチェックして知った作品。
 当時は自宅浪人生活だったので、毎日がエアチェック日和だった私。

 現在私が持っているCDは2点とも事実上の廃盤。
 さわやかで良い曲なのに……