話がめんどくさくなるので、別に説明しなくてもいいといえばいいのだが、でも私は正直者なので一応書いておこう。
昨日の土曜日の記事の内容は、木曜日の段階ではまだカッコウの鳴き声を耳にしていないのでタネまきをがまんしているというものだった。
しかし私は金曜日にタネをまいた。だからそうじゃなくって、タネ馬じゃあるまいし野菜のタネである。
つまり昨日の記事を投稿する前日にはタネをまき終わっていたのである。
うそつき野郎だって?
だって、金曜日にカッコウの声が聞こえたんだもの。
だって、昨日の記事は木曜日に大筋を書き終えていたんですもの。
てことで、金曜日は朝から風が強かったが風音のなかに、私は「カッコウ……カッコウ……」という声を聞いたような気がしたのだ。
鮭の切り身とわかめの味噌汁と長芋のとろろをおかずに朝食を済ませ、タネをまいた。
小松菜、ビタミン菜、ラディッシュ、ニンジン、ダイコン、ルッコラ、つるなしインゲン、スナップエンドウ。
いずれも栽培する野菜の選定は妻である。
にしても、ビタミン菜ってなんじゃろ?
えっ?この写真、昨日とおんなじじゃないかって?
明らかに違う。
こちらの写真をよく見るがいい。土の下にはタネがまかれているのだ。加えて、どこに何をまいたかすぐ忘れるので、墓標のように名札をたてているではないか。
上品でコク深き担担麺
そんな事情もあって、今日は毎年この時期に必ず一度は取り上げるのが自分としては必須となっている、ディーリアス(Frederick Delius 1862-1934 イギリス)の「春初めてのかっこうを聞いて(On hearing the first cuckoo in spring)」。
そのあと特に行かねばならない差し迫った用事はなかったのだが、新札幌へ。
昼食は新札幌の『ホテルエミシア札幌』へ。妻がここの中華料理の評判が高いらしいという情報をゲットしたからだ。30階の『仙雲』という店だ。
雲の上の仙人になったような気分、にはならなかったが、とても眺めが良い。
写真は上野幌の方向を写したものである。
妻は担担麺を頼む。私も担担麺を頼もうとしたら、妻が「それじゃ面白くない」というので『カニとレタスのチャーハン』にする。
そう注文すると、ウェイターが「シェアなさいますか?」。私「はい」。「では、取り分けの器もご用意いたします」。このように先手を打ってくるところなんかはさすが。実に気が利いている。
チャーハンはタラバガニ(『かに本家』流に言うなら『タラバかに』)の肉がたっぷり。またレタスのシャキシャキ感もしっかり残っており美味(私に写真撮り忘れ罪を適用してください)。
担担麺は見た目が美しく、ごまが濃厚。麺は細い。私が想像していた担担麺の味とはちょっと違ったが、これまたおいしかった。山椒を使っていないのも刺激追及系じゃなくてうれしい。
そのあと、再びサンピアザをうろうろし、あるものを買うために大麻 のジョイフルエーケーに向かった。
♪ 作品情報 ♪
【作曲】 1911年
【初演】 1913年・ライプツィヒ
【構成】 単一楽章(約7分)【編成】 小orch(fl 1,ob 1,cl 2,fg 1,hrn 2,str)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
≫ カッコウの声の魅力
♪ 作曲家情報 ♪ ⇒ こちらをご覧ください
♪ 紹介したディスク ♪
マッケラス/ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団。
マッケラス/ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団。
1990-91年録音。デッカ。