お菓子の国

ヨーロッパの伝統的なケーキについていろいろ語ります。

昨今のケーキ屋さん

2014-04-21 19:47:21 | 日記
ケーキはたいてい買わずに手作りする派ですが、仕事関係でケーキをごちそうになることも時々あります。

ごちそうになっておきながら、大変申し訳ないのですが…何かあれなんですよね…ある程度のお店のケーキで、まずくはないのに、びっくりするほどおいしくはないというか…


なんていうのかな、いろいろ凝りすぎなんじゃないかなあ、と思うんです。何か、ジャムの層とクリームの層と、ビスキュイの層と、チョコレートの層と、ゼリーの層とフルーツの層…って感じで、総合で10段くらいになってる感じ(笑)。

おしゃれに垢抜けた感じで飾り付けてあるんだけど、何か、結局 >味がぼけてる 感じがするんですよね。こまごましちゃって、とどのつまり、何の味が売りなのかな?って。


ヨーロッパの国の伝統の焼きっぱなしのケーキとか、クリーム系だってシュバルツバルダー・キルシュ・トルテとか、昔からあるような、層が10段とかになってないやつのほうが、普通においしいと思うんだけど。(ディプロマート・トルテは何段にもなってるけど、あれは同じ土台を市松模様になるように切って重ねただけだし。)

家でも結構作る人増えたから、10段とかデザインおしゃれ(味ぼけてるけど)にして差別化をはかる作戦かな?

そりゃ大昔よりは作る人増えただろうけど、今でもそんなにごろごろしてないですよ。


私は趣味で年に7・8回くらい作るだけですが、その程度でも、多分一般的な基準としては珍しいほうですよ、猫も杓子も自宅でケーキ作り、って感じではない。なので差別化に一生懸命にならなくてもいいように思うんだけど・・・
最近みんな十段系だから、逆にそうじゃないのは新鮮だと思うんですけどね。


まあ女性は店のおしゃれな雰囲気とかも加点しつつケーキが楽しめるようだけど、インテリアとか見た目に全く左右されずに味だけエンジョイする自分としては、おしゃれ加点ゼロだから、ボケてる味がストレートに脳に到達(笑)。あ 一応女性ですが。

そんなわけでお店でケーキは買わずに、ヨーロッパの伝統的と思われるレシピで自分で焼いてます。
しかし、同様のレシピでプロの人が作ったものも食べてみたいんですよね。


普通に売ってないかなあ~そういうやつ。とよく思っています~~

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