名曲百選第六章(70)3月から4月、年度末から新年度へ・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

前回の紅梅に続き、白梅も咲き始めました。

 

 

梅の花は 丸みがあって、可愛らしいですね。

 

 

キジのオスが二羽、にらみ合いをしていたら、

 

 

突然、バトルになりました。

 

 

激しい空中戦です。

オスのキジには縄張りがあって、他のオスのキジが侵入してくるとバトルになるようです。

キジのバトル、初めて見ました。

 

春になるとオスのキジは縄張りを持ち、メスのキジは

伴侶を求めて歩き回るそうです。

 

 

木瓜の花も咲いていました。

 

 

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今回は、この曲を選んでみました。

 

ロビンソン/スピッツ

 

1995年の4月にリリースされ、オリコン週間4位となり、売り上げは162万枚を超える大ヒットとなりました。

 

印象的な美しいギターのアルペジオのイントロ、甘く切なく どこか懐かしいようなメロディー、浮遊感や開放感を感じさせてくれるようなサビ、草野さんのメロディーメーカーとしての良さが十二分に発揮されている名曲だと思います。


そして 草野さんならではの幻想と現実が交差してるような歌詞が、この歌でも独特の世界を創り上げています。

新しい季節は なぜかせつない日々で
河原の道を自転車で 走る君を追いかけた
思い出のレコードと 大げさなエピソードを
疲れた肩にぶらさげて しかめつら まぶしそうに


新しい季節を迎えたのに切ない日々が続いているというのは、君への想いが届かずに切ない日々が続いているという事なのでしょうね。
自転車で走る君を追いかけた、というのは実際に追いかけると危ない人になってしまうので、目で追いかけたという意味だと思います。
いつも肩にぶらさげているように忘れられない思い出のレコードやエピソード。
ここまでは、現実的な歌詞なんですよね。

そして、サビで幻想の世界へと入っていきます。

誰も触われない 二人だけの国 終わらない歌ばらまいて
大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る

大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る
ルララ 宇宙の風に乗る


サビの部分は、この歌の主人公の夢であり願望なんでしょうね。
夢の中の世界ですから、誰も二人だけの世界に触れることはできません。
二人力を合わせて大きな力で、愛という名の宇宙へ旅立とうという、愛の成就を夢見た歌だと思います。

 


ロビンソン

作詞 草野正宗
作曲 草野正宗

新しい季節は なぜかせつない日々で
河原の道を自転車で 走る君を追いかけた
思い出のレコードと 大げさなエピソードを
疲れた肩にぶらさげて しかめつら まぶしそうに

同じセリフ 同じ時 思わず口にするような
ありふれたこの魔法で つくり上げたよ

誰も触われない 二人だけの国 君の手を離さぬように
大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る

片隅に捨てられて 呼吸をやめない猫も
どこか似ている 抱き上げて 無理やりに頬よせるよ
いつもの交差点で 見上げた丸い窓は
うす汚れてる ぎりぎりの三日月も僕を見てた

待ちぶせた夢のほとり 驚いた君の瞳
そして僕ら今ここで 生まれ変わるよ

誰も触われない 二人だけの国 終わらない歌ばらまいて
大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る

大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る
ルララ 宇宙の風に乗る


今回は、スピッツの 『ロビンソン』 を お届けいたしました。


草野正宗さんが作る歌は、心地良いラブソングに聴こえますが、彼の精神性がダイレクトに反映されたような余人にはない独特の世界感がありますね。
 

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