名曲百選第六章(28)五月の最後は、独特の感性に溢れた名曲 | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

先日、晴れた日に撮ってきた写真です。

 

白い花のツツジ。

気品があって綺麗ですね。

 

 

ピンクの花のツツジにクロアゲハ。

 

 

白いツツジの花を逆光で撮ってみました。

 

 

河原の散歩道にポツンと一本だけ咲いていたアヤメ。

 

 

巣作り用の小枝を咥えて飛ぶ アオサギ。

 

 

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5月最後の更新は、この曲を選んでみました。

 

5月の別れ/井上陽水

 

1993年の春にリリースされ、ビールのCMにも使われ流れました。

 

昔、渋谷陽一さんがラジオで、井上陽水さんの事をエルトン・ジョンを引き合いに出して、「どちらも長く活躍できるのは、メロディメーカーとして優れているからだ」、そのような事を話されていましたが、この曲もゆったりしてスケール感もある陽水さんらしいとても良い曲だと思います。

 

そして、陽水さんならではの軽くて深い独特の歌詞も魅力です。

この曲の歌詞もいいですね。

 

風の言葉に諭されながら

別れゆく二人が5月を歩く

木々の若葉は強がりだから

風の行く流れに逆らうばかり

 

風の流れに逆らいながらも愛を貫いてきた二人。

でも 風の言葉に諭されて別れを決意した5月。

風というのは二人を取り巻く周りの事でしょうか。

 

ここから先の歌詞は難解です。

 

鐘が鳴り花束が目の前で咲きほこり

残された青空が夢をひとつだけ

あなたに叶えてくれる

 

「鐘が鳴り花束が目の前で咲きほこり」 という歌詞から、おそらく彼女は 他の誰かと結婚するのでしょう。

 

いつか遊びに行きたいなんて

微笑みを浮かべて5月の別れ

月と鏡はおにあいだから

それぞれにあこがれ 夜空をながめ

 

もう会うべきではないと知りつつも、いつか遊びに行きたい、と微笑浮かべて言った5月の別れ。

遠く離れた所にある月も手元の鏡に映し出す事ができる。

二人の想いも いつもそこにある。

 

果てしなく星達が訳もなく流れ去り

愛された思い出に夢をひとつだけ

あなたに残してくれる

 

星が流れ去っていくように 時が過ぎ、

「愛された思い出に夢をひとつだけ あなたに残してくれる」 って素敵なエンディングです。

 

あの風貌からは想像できないようなロマンチストですね、陽水さんは。

 

陽水美学に貫かれた名曲だと思います。

 

 

5月の別れ

 

詞 井上陽水

曲 井上陽水

 

風の言葉に諭されながら

別れゆく二人が5月を歩く

木々の若葉は強がりだから

風の行く流れに逆らうばかり

 

鐘が鳴り花束が目の前で咲きほこり

残された青空が夢をひとつだけ

あなたに叶えてくれる

 

いつか遊びに行きたいなんて

微笑みを浮かべて5月の別れ

月と鏡はおにあいだから

それぞれにあこがれ 夜空をながめ

 

星の降る暗がりでレタスの芽がめばえて

眠りから醒めながら夢をひとつだけ

あなたに叶えてくれる

 

果てしなく星達が訳もなく流れ去り

愛された思い出に夢をひとつだけ

あなたに残してくれる

 

今回は、井上陽水さんの 『5月の別れ』 をお届けいたしました。

 

陽水さんの歌詞は、イマジネーションの世界を漂っているような、独特の魅力がありますね。

 

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