名曲百選第六章(27)鳥のように自由に大空を・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

この一週間に撮った写真です。

 

石の上から飛び立ったスズメ。

 

 

白い花にモンシロチョウと小さなゲスト。

 

 

新緑を前ボケにホオジロ。

 

 

オオアマナにベニシジミ。

オオアマナは、英名では ベツレヘムの星という、

カッコイイ名前で呼ばれています。

 

 

連写で撮ったゴイサギの写真をGIFアニメにしてみました。

赤い目が黒くなるのが面白いですね。

 

 

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鳥と蝶、空を飛ぶものの写真を載せましたので、

今回は、この曲を選んでみました。

 

この空を飛べたら/中島みゆき、加藤登紀子

 

1978年に中島みゆきさんが加藤登紀子さんに提供しヒットしました。

この二人のデュエットの映像、貴重ですね。

同じ年に ミュージックフェアに出られ歌われた時の

映像です。

 

しっとりと心に沁みるようなメロディーと歌詞が素晴らしいです。

 

飛べる筈のない空 みんなわかっていて

今日も走ってゆく 走ってく

戻る筈のない人 私わかっていて

今日も待っている 待っている

 

この空を飛べたら冷たいあの人も

やさしくなるような気がして

この空を飛べたら消えた何もかもが

帰ってくるようで 走るよ

 

ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね

こんなにも こんなにも 空が恋しい

 

人が自力で空を飛ぶのは 無理なことです。

それと同じようにあの人が戻ってきてくれるのも無理なこと。

 

空を飛ぶというのは人の夢の象徴であり、あの人が戻って来てくれるというのも夢であり、どちらも決して ありえない事とわかっていながらも、それでも心の何処かで、ひょっとしたら空も飛べるんじゃないか、 ひょっとしたらあの人も戻って来てくれるんじゃないかと思っている姿が歌われてますが、切ないですね。

 

未練と言ってしまえば それまでなのかもしれませんが、絶望の中で僅かな光を見つめてると捉えた方が良いのかもしれません。

 

切なく悲し気なメロディーから大空へと羽ばたくような開放感を感じるサビ、そして素晴しい歌詞。

中島みゆきさんの長いキャリアの中で、屈指の名曲だと思います。

 

 

この空を飛べたら

 

作詞 中島みゆき

作曲 中島みゆき

 

空を飛ぼうなんて 悲しい話を

いつまで考えているのさ

あの人が突然 戻ったらなんて

いつまで考えているのさ

 

暗い土の上に 叩きつけられても

こりもせずに空を見ている

凍るような声で 別れを言われても

こりもせずに信じてる 信じてる

 

ああ人は昔々鳥だったのかもしれないね

こんなにもこんなにも空が恋しい

 

飛べる筈のない空 みんなわかっていて

今日も走ってゆく 走ってく

戻る筈のない人 私わかっていて

今日も待っている 待っている

 

この空を飛べたら冷たいあの人も

やさしくなるような気がして

この空を飛べたら消えた何もかもが

帰ってくるようで 走るよ

 

ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね

こんなにも こんなにも 空が恋しい

 

ああ 人は 昔々 鳥だったのかもしれないね

こんなにも こんなにも 空が恋しい

 

今回は、中島みゆきさんと加藤登紀子さんの 『この空を飛べたら』 を お届けいたしました。

 

当時の中島みゆきさんの他の歌と同じように失恋を題材にしていますが、空を飛ぶというのは 人の夢の象徴ですね。

届かぬ夢に絶望しながらも、人は何度も夢を見続けます。

 

私が 20歳頃 初めて中島みゆきさんのライブを見た時に、この曲が歌われ感動したのを思い出します。

 

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