この時期は過ごし易いですし、撮るものもたくさんあって、写真散歩も楽しいです。
白花のハナミズキ。
青空に藤棚と新緑。
近くの公園も桜の季節は過ぎ、新緑が綺麗な季節です。
ツツジが満開に咲いていました。
ツツジにキアゲハ。
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今回は、この曲を選んでみました。
すこしだけ やさしく／大瀧詠一
薬師丸ひろ子さんが歌い、１９８３年の５月に『探偵物語』のＢ面でリリースされました。
Ｂ面でしたが、人気があった曲です。
動画は、曲を提供された大瀧詠一さんご自身によるセルフカバー。
大瀧さんの穏やかで温かみを感じるような歌声が、
いいですね。
この爽やかなナイアガラサウンドが聴こえてくると、大瀧さんが今もいらっしゃるようで嬉しくなります。
たとえ肉体が滅んでも、音楽は永遠ですね。
大瀧さんが残された名曲の数々は、これからもずっと愛され続けると思います。
この曲は、井上鑑さんのアレンジで、井上さんと言えば長年に渡り大瀧さんのアルバム作りに参加されていた方で、ナイアガラサウンドの一端を担っていた方です。
ですから、ナイアガラサウンドの良き理解者です。
歌詞は、名コンビの松本隆さん。
少しだけ優しくしてあげる
もしも心に怪我をしたなら
淋しさって繃帯で縛ってあげる
少しだけ優しくしてあげる
少しだけ冷たくしてあげる
ちょっぴり暗い眼をしていたら
陽気な声ふりまいてはしゃいであげる
少しだけ冷たくしてあげる
まず 「少しだけ」 と言うのが、いいですね。
少しだけ優しく、少しだけ冷たく、女性が生まれ持った恋の駆け引きの巧みさを感じます。
「怪我」と「包帯」 という言葉も出て来ますが、
松本隆さんが バイク事故で入院中に書かれた歌詞なのだそうです。
水色の街に 蜜色の雨が降るの
これは、名フレーズですね。
水色と蜜色で韻を踏みながら、甘い恋の雨が降り、 恋の始まりを予感させます。
ヒットした薬師丸ひろ子さんのバージョンも載せたいと思います。
すこしだけ やさしく／薬師丸ひろ子
薬師丸ひろ子さんの透明感のある綺麗な歌声も、
いいですね。
この曲は、薬師丸ひろ子さんの 『探偵物語』 のB面に収録されていましたが、元々は こちらが 『探偵物語』 と言うタイトルだったそうです。
薬師丸サイドからの意向で 『海辺のスケッチ』 という曲が 『探偵物語』 となり、『探偵物語』 が、 『すこしだけ やさしく』 になったそうです。
そういう経緯も面白いですね。
すこしだけ やさしく
作詞 松本隆
作曲 大瀧詠一
少しだけ優しくしてあげる
もしも心に怪我をしたなら
淋しさって繃帯で縛ってあげる
少しだけ優しくしてあげる
風に吹かれた手紙のように
私の中に舞い込んだ人
夢を追うのも疲れたよって
苦笑いして外を見ないで
水色の街に 蜜色の雨が降るの
少しだけ冷たくしてあげる
ちょっぴり暗い眼をしていたら
陽気な声ふりまいてはしゃいであげる
少しだけ冷たくしてあげる
重ねた右手そっと外して
私もきっと天邪鬼だわ
心の陰で辞書を開いて
愛って言葉探しているの
ガラス越しの店で ミルクティー飲んでいるの
少しだけ優しくしてあげる
もしも心に怪我をしたなら
淋しさって繃帯で縛ってあげる
少しだけ優しくしてあげる
少しだけ優しくしてあげる
もしも心に怪我をしたなら
淋しさって繃帯で縛ってあげる
少しだけ優しくしてあげる
今回は、大瀧詠一さんと薬師丸ひろ子さんの
『すこしだけ やさしく』を お届けいたしました。
大瀧さんの曲を聴く度に、今も新鮮で爽やかで心地良い風が 私の周りを吹き抜けます。