名曲百選第六章(3)ああ秋には色ずく日が ああ冬には真白な日が 胸を叩く 歌を歌う | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

早いもので 11月も最後の更新です。

 

先日撮ってきた写真です。

河原の散歩道。

 

 

燃えるような赤ですね。

 

 

河原の散歩道の一番奥に こんな鳥がいました。

キジです。

寒くなってくると色んな鳥を見かけるようになります。

 

 

こちらは、公園の紅葉。

 

 

以前、写真家の米美知子さんも撮られていましたが、

金色に輝く川。

黄色い葉が水面に映って、そこに光が当たり反射し、

金色に輝きます。

金を溶かして 流してるみたいですね。

 

 

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今回は この曲を選んでみました。

 

熱き心に/大瀧詠一

 

大瀧詠一さんが 小林旭さんに提供した曲で、1985年の11月にリリースされ、オリコン12位のヒットになりました。

大瀧詠一さんご自身による そのセルフカバーです。

 

大瀧詠一さんのメロディーやアレンジもいいですし、

阿久悠さんが書かれた歌詞も素晴らしい。

 

ああ 春には 花咲く日が

ああ 夏には 星降る日が

夢を誘う

愛を語る

 

ああ 秋には 色ずく日が

ああ 冬には 真白な日が

胸を叩く

歌を歌う 歌を

 

別れた女性への想いを込めながら四季の移り変わりを

短いフレーズで素敵に表現されてます。

 

大瀧さんが歌うと、やはりポップス風な感じがしますね。

穏やかで気怠さも感じるような独特の歌声が魅力です。

 

 

ヒットした小林旭さんのバージョンも載せたいと思います。

 

熱き心に/小林旭

 

お馴染みの小林旭さんのバージョンもいいですね。

 

大瀧さんは、小林旭さんのファンで、旭さんの為に

旭さんの往年のヒット曲の 『さすらい』 と 『惜別の歌』 のような2種類のタイプの曲を用意していたらしいのですが、結局その2曲を合体させて、この曲が生まれたそうです

 

歌詞の方も大瀧さんは、松本隆さんに依頼することが多いのですが、小林旭さんが歌うという事で、阿久悠さんに依頼されたそうです。

この曲に関しては、それが大正解だったと思います。

 

この曲の、別れた人への想いを胸に北風に向かって真っ直ぐに歩いて行くような力強く朗々とした感じが大好きです。

 

 

熱き心に

作詞 阿久悠
作曲 大滝詠一

北国の旅の空 流れる雲 はるか
時に 人恋しく
くちびるに ふれもせず
別れた女 いずこ
胸は 焦がれるまま
熱き心に 時よもどれ
なつかしい想い つれてもどれよ
ああ 春には 花咲く日が
ああ 夏には 星降る日が
夢を誘う 愛を語る

熱き心に きみを重ね
夜の更けるままに 想いつのらせ
ああ 秋には 色づく日が
ああ 冬には 真白な日が
胸を叩く 歌を歌う 歌を
オーロラの空の下
夢追い人 ひとり 風の姿に似て
熱き心 きみに

 

今回は、大瀧詠一さんと小林旭さんの『熱き心に』を

お届け致しました。

 

雄大なスケールも感じるような素晴らしい名曲だと思います。

 

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