名曲百選第五章(74)新緑の季節になると思い出す映画とその曲・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

5月に入りましたね。

今月も宜しくお願い致します。

 

この花は ハナカイドウでしょうか。

 

 

鮮やかなピンクが綺麗ですね。

 

 

こちらは お馴染みのチューリップ。

 

 

新緑の小川。

 

 

ドウダンツツジ、可愛らしい花ですね。

 

 

子供の頃、よく怪獣映画を見に行った映画館の前を

かなり久しぶりに通ったら昔の映画のポスターが飾られていました。

何十年も前に閉鎖された映画館ですが、最近また昔の古い映画が たまに上映されたりしてるそうです。

 

 

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新緑の季節ですが、この時期になると思い出し、

見てしまう大好きな映画があります。

 

初めてこの映画を見たのは たしか中学生の頃だったと思います。

淀川長治さんが解説するテレビの洋画劇場でした。

この映画は当時 凄い人気で毎年のように放映され

その度にいつも見ていました。

その感覚は今も続いていて、15年ぐらい前にDVDが発売され、予約して購入したのですが、その後も

この時期になると見たくなります。

 

中学生という多感な頃に この映画を見たのが大きかったのかもしれません。

この映画が 私の感性の原点のような気さえしてしまいます。

 

オープニングは、この映画を象徴するかのような

清々しい早朝の朝焼けの空が映し出され、この美しい曲が流れます。

 

イン・ザ・モーニング/ビージーズ

 

ギブ3兄弟による素晴らしいハーモニーを聴かせてくれる美しい曲ですが、歌詞の方もこの映画に相応しい

”人生の朝” テーマにしたもので、人生における朝と言うのは、少年、少女時代の事ですね。

爽やかさと美しさを備えた名曲です。

 

そして、メロディが金魚と戯れるシーンで、この映画の主題歌が流れました。

 

メロディ・フェア/ビージーズ

 

美しいストリングスのイントロから始まる曲ですが、

このストリングスは、ビートルズの『エリナー・  リグビー』を意識したものらしいです。

流麗なストリングスが美しいですね。

 

親しみやすい軽快でポップなメロディは 万人に好かれると思いますし、歌詞の方も泣き顔の女の子を一生懸命に励ますような優しさが込められた歌詞で、

この映画にピッタリでした。

 

幼い二人の初デートのシーンでは、この曲が流れて

いました。

 

若葉の頃/ビージーズ

 

この曲も ストリングスをフィーチャーした綺麗なメロディの名曲です。

幼い頃の思い出を回想しながら今を歌った歌ですが、

クリスマスツリーの大きさの感じ方から過ぎてしまった時を表し、「どこか遠くのなにかがきて、僕らを隔ててしまったね」 という歌詞から、もう決して取り戻す事のできない過ぎ去ってしまった時を感じ、切なさを運んできます。

主演のトレーシー・ハイドが、この曲が一番好きだと語っていました。

 

最後は 大人と子供が入り乱れて大混乱のラストシーンで流れたこの曲です。

 

ティーチ・ユア・チルドレン/クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング

 

二人を助け行かせようとする子供達と先生や親達が衝突してバトルを繰り広げ、二人は何とか逃れ、トロッコに乗って行こうとする時、手を振る親友のトムの姿が印象的です。

トム役のジャック・ワイルドは、15年ぐらい前に ガンで亡くなられました。

口腔ガンで、声帯を失いながらもパントマイムで舞台に立ち続けたそうです。

 

子供の夢溢れる世界には、大人は踏み込んではいけないし、踏み込めないという事を言ってる映画のような気がします。

 

この映画が日本で長く愛され続けているのは、映画と音楽の理想的な出会いが あったからだと思います。

キラキラ輝くような瑞々しいラブ・ストーリーと

ビージーズの哀愁を帯びたメロディと美しいハーモニー。

私にとっては永遠に心に残る宝物のような作品です。

 

 

イン・ザ・モーニング

 

朝 月が眠るとき

ぼくの一番大好きな時間

見つめれば 日の光に虹が踊り

寒い夜が過ぎて

水たまりには氷が張っている

朝 ぼくの人生の朝

 

日ざかりの中で また会おう

君を待っているよ

海辺の移ろう砂で

城を作りながら

誰にもわかってもらえない世界で

朝 ぼくの人生の朝

 

人生の朝に

時はゆっくりと過ぎて行く

でも生き急いだりしないで

まだ朝だ

これから人生の一日を

生きていくんだもの

 

夜になったら

月まで飛んでいこう

ぼくの部屋の天井の

右のすみっこまでね

そこで一緒にいようよ

また明日 日がのぼったら

物干しのひもでブランコしよう

あくびしてもいいよね

朝 これがぼくの人生の朝

 

朝 これがぼくの人生の朝

 

 

メロディ・フェア

 

泣き顔のあの娘(こ)は誰だろう

あれこれと思いを巡らせて

あの娘にはわかっている

人生は競走だと

でも悲しい顔はいけないよ

 

メロディ・フェア 髪をとかしてごらん

君もきれいになれるとも

メロディ・フェア

忘れないで 君は女

メロディ・フェア

忘れないで 君はほんの女の子

 

窓辺のあの娘は誰だろう

雨が降るのを見つめてる

メロディ 人生は雨じゃない

メリーゴーラウンドみたいなものなのさ

 

メロディ・フェア 髪をとかしてごらん

君もきれいになれるとも

メロディ・フェア

忘れないで 君は女

メロディ・フェア

忘れないで 君はほんの女の子

 

 

若葉のころ

 

僕が小さく クリスマスツリーが高く思えた頃

みんなが遊んでる間も 僕らは二人でいたね

どうしてなんて聞かないで 時は過ぎてしまったけど

どこか遠くのなにかがきて 僕らを隔ててしまったね

 

今では僕らのほうが高く クリスマスツリーが小さく見える

君は時間のことなんて訊ねたりしない

僕らの愛の時は 消えはしないけど

巡り来る若葉のころに 僕らは決まって涙するだろう

 

僕らのために育ったりんごの木

りんごが落ちて行くのを 僕はじっと見つめてた

どの瞬間も全部覚えてるよ

あの日 君の頬にキスしたら 君は行ってしまったね

 

今では僕らのほうが高く クリスマスツリーが小さく見える

君は時間のことなんて訊ねたりしない

僕らの愛の時は 消えはしないけど

巡り来る若葉のころに 僕らは決まって涙するだろう

 

僕が小さく クリスマスツリーがずっと高く思えた頃

ドゥドゥドゥドゥ ドゥドゥ・・・

どうしてなんて聞かないで 時は過ぎてしまったけど

どこか遠くのなにかがきて 僕らを隔ててしまったね

 

 

ティーチ・ユア・チルドレン

 

「人生という道を歩む君は

生きる為の模範が必要だ

そうやって自分自身になりなさい

過去なんて過ぎ去って行くだけのものだから

 

君の子供達によく教えてあげなさい

父の苦しみはゆっくりと過ぎ去ったと

君の夢で彼らを満たしてあげよう

子供達が興味を示すものから君自身も学ぶだろう

 

問いつめたりしちゃいけない

喧嘩になってしまうだけだろうから

ただ子供達をみつめて静かに息をついて

そして彼らが君を愛してるって知るだけでいい

 

まだ初心な君は

先輩達が経験して来た恐れを知らない

だから君の若さで彼らを助けてあげて

人生を終えるまで真実を探す彼らを

 

君の両親によく教えてあげよう

子供達の苦しみはゆっくり過ぎ去るものだと

君の夢で彼らを満たしてあげよう

親達が認めるものから君自身も学ぶだろう

 

問いつめたりしちゃいけない

喧嘩になってしまうだけだろうから

ただ彼らをみつめて静かに息をついて

そして彼らが君を愛してるって知るだけでいい」

 

今回は 映画 『小さな恋のメロディ』 の話と

ビージーズとCSN&Yの曲を お届けいたしました。

 

”名画に名曲あり”  と言われたりもしますが、

昔の映画の名作は、流れる曲も良かったですね。

 

それでは、また次週 お会いしましょう。

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

 

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