私の所は梅も桜も同じ時期に咲きます。
梅の花二点。
梅の花は 丸っこくて可愛らしいですよね。
こちらは コブシ。
花桃です。
白とピンクが混ざって咲いて綺麗ですね。
木瓜。
赤が鮮やかです。
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4月25日は、たしか尾崎豊さんのご命日だったと思います。
尾崎豊さんの曲も好きな曲が たくさんありますが、
一曲選ぶとしたら 私は この曲です。
Forget-me-not/尾崎豊
いいですね この曲は、歌詞、メロディ共に絶品です。
1985年にリリースされた傑作アルバム『壊れた扉から』に収録されていました。
この曲を10代で創ったわけですから、早熟という言葉では片付けられない天才的な才能があったと思います。
小さな朝の光は 疲れて眠る愛にこぼれて
流れた時の多さに うなずく様に よりそう二人
窓をたたく風に目覚めて 君に頬をよせてみた
ベッドの中でよりそう二人に差し込んでくる朝の光。
そのシーンが目の前に浮かんでくるような美しい歌詞です。
そして ”朝の光” という言葉は希望を感じさせますね。
初めて君と出会った日 僕はビルのむこうの
空をいつまでも さがしてた
君がおしえてくれた 花の名前は
街にうもれそうな 小さなわすれな草
都会の暮らしの中で色んな物を見失い、空の青さえ忘れていた。
空の色は青、そして 忘れな草の花の色も青。
忘れな草の花言葉は「真実の愛」。
ビルのむこうの空を探しながら 「真実の愛」を模索していたのでしょうか。
そして、君と出逢った事で「真実の愛」を知ったんですね。
幸せかい 狂った街では
二人のこの愛さえ うつろい踏みにじられる
しかし、その 「真実の愛」 さえも、うつろい踏みにじられてしまう現実。
忘れな草は、小さく可憐に咲く花です。
そして、一人一人の人間も群衆の中では目立たない存在です。
二人の愛を小さな忘れな草の花に喩えた感性が素敵ですよね。
この曲の頃は、デビュー当事のような感情の吐露の影は薄れ、プロのソングライターとしての力量が感じられる素晴らしい名曲だったと思います。
Forget-me-not
作詞者 尾崎豊
作曲者 尾崎豊
小さな朝の光は 疲れて眠る愛にこぼれて
流れた時の多さに うなずく様に よりそう二人
窓をたたく風に目覚めて 君に頬をよせてみた
幸せかい 昨晩のぬくもりに
そっとささやいて 強く君を抱きしめた
初めて君と出会った日 僕はビルのむこうの
空をいつまでも さがしてた
君がおしえてくれた 花の名前は
街にうもれそうな 小さなわすれな草
時々愛の終りの悲しい夢を 君は見るけど
僕の胸でおやすみよ 二人の人生 わけあい生きるんだ
愛の行く方に答はなくて いつでもひとりぼっちだけど
幸せかい ささやかな暮しに
時はためらいさえも ごらん愛の強さに変えた
時々僕は無理に君を 僕の形に
はめてしまいそうになるけれど
二人が育くむ 愛の名前は
街にうもれそうな 小さなわすれな草
行くあてのない街角にたたずみ
君に口づけても
幸せかい 狂った街では
二人のこの愛さえ うつろい踏みにじられる
初めて君と出会った日 僕はビルのむこうの
空をいつまでもさがしてた
君がおしえてくれた 花の名前は
街にうもれそうな 小さなわすれな草
今回は、尾崎豊さんの『Forget-me-not』を お届けいたしました。
この曲を載せるにあたり、忘れな草の写真を撮りたくて あちこち探したのですが、見つからず それが残念でした。
この曲から35年経ち、昔は よく見かけた忘れな草も 今はあまり見かけなくなったのが寂しいです。