名曲百選第五章(17)遠い空に映る君にも 春の歌が聞こえる? | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

散歩中に早咲きの紅梅が咲いているのを見つけました。

場所は何と警察署の裏。

勝手に写真を撮って逮捕されないかとビビリながら撮った写真です。

 

 

こちらは 翌日 曇りの日に撮ったもの。

紅梅、その名の通り鮮やかな紅が綺麗です。

 

 

桜の木の枝に止まるツグミ。

ツグミと言えば 昔 読んだ漫画の 「美味しんぼ」 にも出てきたのを 思い出します。

食べると美味しい鳥で 食用に乱獲され数が減り、獲るのを禁止され保護鳥になっています。

 

 

距離が遠くて写りが あまり良くないですが、ジョビコちゃん初ゲット。

おめめパッチリで やはり可愛い。

 

 

春の香り、フキノトウ。

 

 

 

早いもので三月も最後の更新。

今回は この曲を お届けいたします。

 

春の歌/スピッツ

 

2005年の春にリリースされ、ヒットした曲。

ビートの効いた ちょっとハードなギターサウンドに

疾走感を感じる草野さんのポップなメロディーが、

春らしい爽快感を感じるサビへと畳みかけるように

展開されてゆく。

日本のパワーポップの傑作と言ってもいいような曲だと思います。

 

歌詞の方は、これぞ草野政宗というような言葉遣いと抽象的な表現で綴られています。

 

重い足でぬかるむ道を来た

トゲのある藪をかき分けてきた
食べられそうな全てを食べた

 

苦悩や困難な事があったけれど、なりふり構わず色んな事を経験しながら必死に生きてきたという事でしょうか。

 

長いトンネルをくぐり抜けた時 

見慣れない色に包まれていった
実はまだ始まったとこだった

 

その苦悩や困難を乗り越えた時、それは終わりではなく、新たな始まりである事に気づいた。

 

春の歌 愛と希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも

 

この歌では、春は季節の春だけではなく、全ての始まりの象徴として春という言葉が使われているんですね。

 

そして最後に、

 

遮るな 何処までも続くこの道を

 

という力強い言葉で締められています。

春らしい爽快さを感じる曲に 前向きなメッセージが込められた名曲です。

 

 

春の歌

重い足でぬかるむ道を来た

トゲのある藪をかき分けてきた
食べられそうな全てを食べた

長いトンネルをくぐり抜けた時 

見慣れない色に包まれていった
実はまだ始まったとこだった


「どうでもいい」とか そんな言葉で汚れた
心 今放て

春の歌 愛と希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも

平気な顔でかなり無理してたこと 

叫びたいのに懸命に微笑んだこと
朝の光にさらされていく


忘れかけた 本当は忘れたくない
君の名をなぞる

春の歌 愛も希望もつくりはじめる
遮るな 何処までも続くこの道を

歩いていくよ サルのままで孤り
幻じゃなく 歩いていく


春の歌 愛と希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも

春の歌 愛も希望もつくりはじめる
遮るな 何処までも続くこの道を

 

今回はスピッツの 『春の歌』 を お届けいたしました。

唯一無二の独特の歌詞の世界、メロディーメーカーとしての優れた能力、草野政宗さんは才能のある方ですね。

 

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