名曲百選第五章(8)幸せな冬の朝・・・人はなぜ皆 限りある命を燃やすの | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

週一回の更新も 明けて3回目、早いですね。

今年も あっという間に過ぎてゆきそうです。

 

父が カメラ好きだったので、その血を受け継いだのか、私もカメラで写真を撮ったりするのが好きです。

 

父が残したカメラの一部。

 

 

久しぶりの登場、白鳥も元気です。

 

 

小さい緑の葉に咲いた霜の花。

 

 

低空飛行のシラサギ。

 

 

河原の散歩道からの風景。

 

 

写真は以前は 昼過ぎに撮る事が多かったのですが、 今は 朝に撮る事が多いです。

朝の柔らかい日差しが 丁度いい。

 

冬の朝と言えばこの曲を思い出します。

 

天使のため息/竹内まりや

 

映画 『秘密』 の為に書き下ろされた曲で、1999年にリリースされヒットしましたね。

『秘密』 は、東野圭吾さんの原作の小説を読んで私はとても感動しました。

映画化という事で期待したのですが、映画の方は、ちょっと(控えめに)がったりしたのを覚えています。

 

小説の方では 松任谷由実さんの 『翳りゆく部屋』 が

出て来ますが、映画の方では この『天使のため息』が

流れました。

 

この曲、イントロのパイプオルガンの音色が印象的ですが、松任谷由実さんの 『翳りゆく部屋』も パイプオルガンの音色が印象的な曲でしたね。

山下達郎さんは、その辺りも意識してアレンジされたのでしょうか、さすがです。

 

歌詞の方は『秘密』の原作を読まれた まりやさんの思いと 同じ頃 亡くされた親友への思いが ミックスされたような歌詞です。

 

人はなぜ皆 失って始めて気づくの
見えない糸で 結ばれた 愛の重さに

 

私にも経験がありますが、失ってからはじめて 掛け替えのない大切なものだったと気づく事がありますよね。

気づいた時には もう遅かったりします。

 

人はなぜ皆 限りある命を燃やすの

 

命に限りがあるのは 生あるものの悲しい定め。

短く限りある命だからこそ、何かを必死に求め生きている人間の儚さも感じる歌で、パイプオルガンのバロック風の荘厳なイントロから始まる切なくも美しい名曲です。

 

 

天使のため息


まぶたを閉じれば 浮かぶふたりの歴史を
今でもこんなに 近くに感じてる
春の日のくちづけと 夏の夜のときめきと
けんかしたあの秋と 幸せな冬の朝
人はなぜ皆 失って始めて気づくの
見えない糸で 結ばれた 愛の重さに
もう少しそばにいて 私を守って


偶然と呼ばれる出来事は 何もなくて
出会いも別れも 最初に決まってる
束の間の喜びと 戯れを 引きかえに
永遠の恋だって 奪われてゆくことも…
人はなぜ皆 淋しさを抱えて生きるの
たった今来た道さえも 迷路の始まり
光のあたる場所 いつも探してる


懐かしいあの歌が どこからか流れてく
何もかも 美しい思い出に 変わるけど
人はなぜ皆 限りある命を燃やすの
天使のようなため息で 最後につぶやく
再び会う為の 短いさよなら
あなたにさよなら 忘れないでね

 

今回は、竹内まりやさんの 『天使のため息』 を

お届けいたしました。

避けることのできない悲しい運命と 掛け替えのないものへの深い愛情を感じる歌です。

 

 

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