名曲百選第四章(99)紅葉 最終章・・・楓の切ないメロディーが聴こえてくる | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

前回から さらに一週間経ち、近くの公園の紅葉も最終章を迎えました。

木々も完全に色づき華やかです。

 

 

モミジの深紅が 青空に映え綺麗です。


 

こちらは 橙色と黄色が交差して鮮やか。

 

 

小川の畔には落ち葉が敷き詰められています。

 

 

前回載せたイチョウも一週間経ち黄色に深みが増しました。

 

 

橙、紅、黄、三色揃い踏みと言う感じです。

 

 

小川の流れに光が当たり金色に輝いて綺麗。

 

 

川が流れてゆくように季節も移ろい、私の所は そろそろ冬の足音が聴こえてきそうです。

 

この季節になると聴きたくなる大好きな曲があります。

 

楓/スピッツ

 

「死」と「性」を 見つめ続ける表現者・・・

 

かつて 渋谷陽一氏が スピッツの草野正宗氏を評した言葉です。

今回載せた『楓』も 死別を感じさせる切ない曲で、

歌詞もメロディーも草野さんの個性的な良さが発揮されている素晴らしい曲です。

 

かわるがわるのぞいた穴から

何を見てたかなぁ?

一人きりじゃ叶えられない

夢もあったけれど

 

このあたりの表現がいいですね。

二人で、かわるがわる のぞいた穴から、将来の夢や希望を見ていたのでしょう。

ですが、一人では叶えられない、二人でなければ叶える事ができない夢もあった・・・

切ないですね。

 

草野さんの歌詞は、死を感じさせるものが時折ありますが、草野さんの過去の思い出が反映されているのでしょう。

 

さよなら君の声を 抱いて歩いていく

ああ 僕のままで どこまで届くだろう

 

君を失い 一人になってしまったが、君との思い出を抱きしめながら、歩いてゆく決心をした。

今の自分のままで 変わらずに・・・

 

人は 若い頃の純粋な気持ちのままでは、いれないんですよね。

 

この曲の歌詞には タイトルである『楓』という言葉は 一度も出てきません。

しかし この曲の切ない叙情性が、『楓』という タイトルにぴったりマッチしてると思います。

 

失ってしまった女性への想いを『楓』というタイトルに込めた美しく儚い名曲です。

 

 



忘れはしないよ 時が流れても
いたずらなやりとりや
心のトゲさえも 君が笑えばもう
小さく丸くなっていたこと

かわるがわるのぞいた穴から
何を見てたかなぁ?
一人きりじゃ叶えられない
夢もあったけれど


さよなら 君の声を 抱いて歩いていく
ああ 僕のままで どこまで届くだろう

探していたのさ 君と会う日まで
今じゃ懐かしい言葉
ガラスの向こうには 水玉の雲が
散らかっていた あの日まで

風が吹いて飛ばされそうな
軽いタマシイで
他人と同じような幸せを
信じていたのに


これから 傷ついたり 誰か 傷つけても
ああ 僕のままで どこまで届くだろう

瞬きするほど長い季節が来て
呼び合う名前がこだまし始める
聴こえる?

さよなら 君の声を 抱いて歩いて行く
ああ 僕のままで どこまで届くだろう


ああ 君の声を 抱いて歩いて行く
ああ 僕のままで どこまで届くだろう

ああ 君の声を…

 

今回は、スピッツの 『楓』 を お届けいたしました。

3週に渡った近くの公園の紅葉特集に お付き合い頂き 有難うございます。

 

 

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