名曲百選第四章(79)南三条 泣きながら走った、胸の中であの雨は やまない・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

 

今回は梅雨の合間の晴れた日に撮った写真です。

この蝶は、ウスバシロチョウという名で、その名の通り羽が薄く透けて見えます。

 

 

こちらは お馴染みのアジサイ。

咲き始めました。

 

 

そして 木の上にペンギン。

一瞬 ペンギンがいるのかと思いましたが、違いますね。

ゴイサギという鳥です。

 

 

今月は雨に関係する曲を載せてます。

今回の曲にも雨が出てきますが、力強さと爽快さを感じる曲です。

 

南三条/中島みゆき

 

スピード感に溢れた爽やかなサウンドと曲調がいいですね。

みゆきさんのボーカルのシャウトもキマッてる 痛快な曲です。

 

歌詞が 毎度の事ながら良く出来ていて、地下鉄での女性二人の偶然の出会いから展開されるドラマが面白いです。

 

自分が好きだった あの人を奪った彼女。

南三条を泣きながら走ったあの時、それからずっと胸の中で雨が降り続けている。

彼女の事を今も憎み続けていた。

 

そして、彼女と偶然出会い、あの人とずっと幸せに暮らしているとばかり思っていたのに、あの人とは直ぐに別れ、他の男性と一緒になっていた。

 

ずっと彼女の事を憎み続けていた自分は何だったのだろう・・・

あの日 あの人を惚れさせる事さえできなかった自分が許せなくなった。

 

僅か数分の歌の中にドラマを封じ込めるストーリーティリングの巧みさを感じる名曲だと思います。

 

南三条

地下鉄の海へ流れ込む人の流れに身をまかせ
今日も流れゆく流れゆく心のぬけがら
互いに誰もがまるで人のいない砂漠をゆくように
うまくすり抜けてすり抜けて触れあわず流れゆく
突然袖引かれ見れば
息をきらしてる笑顔
なんてなつかしい と汗かいて
忘れたい忘れないあの日の女
南三条泣きながら走った
胸の中であの雨はやまない
南三条よみがえる夏の日
あの街並はあとかたもないのに
流れてゆく人の流れ何ひとつも知らなくて
ただ二人は親しそうに見えるだろう


会いたかったわ会いたかったわと無邪気はあの日のまま
会いたくなんかなかったわ私は急ぐふり
どこまでゆくのと
背中で眠る赤子を揺りあげながら
私ふけたでしょうあなたより年上みたいねと
なにも気づいてないのね
今もあの日と同じね
もしもあなたなんか来なければ
今もまだ私たち続いたのに
南三条泣きながら走った
胸の中であの雨はやまない
南三条よみがえる夏の日
あの街並はあとかたもないのに
ほんとは違うわかっているの私と切れて後のことだと
でも憎まずにはいられなかったの


この人なのよと呼び寄せた男に心当たりはなく
そんなはずはない あの人と幸せになったはず
戸惑う私に気づいて教える屈託のない声で
あなたの知ってるあの人とは間もなく切れたわと
そんなこと知らなかった
彼といると思ってた
ずっと憎んで来た無駄な日々返してと
何を責めればいいの
南三条泣きながら走った
胸の中であの雨はやまない
南三条よみがえる夏の日
あの街並はあとかたもないのに
許せないのは許せなかったのは
あの日あいつを惚れさせるさえ
できなかった自分のことだった

 

今回は、中島みゆきさんの 『南三条』 を お届けいたしました。

今回載せた動画は 『夜会 シャングリラ』 からです。

セクシーな衣装で、みゆきさん カッコイイですね。

 

 

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