ようやく 私の家の庭の梅の木も花が咲きました。
そして、河原の早咲きの桜も咲き始めました。
彼岸桜でしょうか。
花の季節はいいですね。
花を見てると心が和みます。
今回は、春 そして梅や桜の花にも合うかなと思いこの曲を選んでみました。
HARMONY/EPO
1985年にリリースされたオリジナルアルバムのタイトルチューン。
美しいですね。
流れるようなメロディーと歌声に うっとりしてしまいます。
ピアノの弾き語りが、とても良くマッチしている曲で、それを可能にするのは 声の良さと歌唱力、そして 楽曲そのものの良さがあっての事だと思います。
風の吹く朝は
心ざわめいて
隠しきれない
熱い思いが
鍵盤の上で
踊る
彼への熱い思いを抑えようとしても ピアノを弾く手や演奏に無意識に出てしまう。
恋心を音楽を題材に巧みに表現してます。
ハーモニー
あなたの耳もとで
金のハープを鳴らし
ハーモニー
優しく 揺り起こす
唄になりたいの
このサビのフレーズも直接的な愛情の表現は使われていませんが、とても深い愛情を感じます。
エポさんと言うと、メロディーメーカーとして優れた方だと思いますが、作詞家としてもセンスのある歌詞を書かれる方だと思います。
当時のエポさんは、体育大の出身で元気で明るいポップスシンガー的なイメージがありましたが、こういうしっとりとした曲も素晴らしいです。
Harmony
ハーモニー
届けてあげたいの
胸に手を置いて
思い出しましょう
あの日ふたりの
指でかなでた
愛のラプソディー
風の吹く朝は
心ざわめいて
隠しきれない
熱い思いが
鍵盤の上で
踊る
ハーモニー
あなたの耳もとで
金のハープを鳴らし
ハーモニー
優しく 揺り起こす
唄になりたいの
耳に手をあてて
感じ合いましょう
気紛れな霧
ひくくたち込め
ふたり遠ざける
時は
ハーモニー
あなたはあせらずに
恋の続きを語り
ハーモニー
私は穏やかな
時を紡ぎましょう
ハーモニー
あなたの耳もとで
金のハープをならし
ハーモニー
優しく 揺り起こす
唄になりたいの
今回は、エポさんの 『Harmony』 をお届けいたしました。
かつて 渋谷陽一さんや山下達郎さんが その才能を高く評価されてましたが、繊細で美しい名曲だと思います。