名曲百選第四章(43)景色を封じ込めた玉と珠玉の名バラード | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

 

以前にも書いた事がありますが、私の父は 時計屋さんをしていました。

カメラも好きで 古いアンティークのカメラをたくさん集めていました。

そんな父の血を受けついだのか 私もカメラで写真を撮るのは好きです。

今回は、クリスタルボール写真を撮ってみました。

 

ススキと秋の空。

 

 

白い花。

 

 

赤い花。

 

 

いつもの公園。

 

 

ピントを合わせるのが ちょっと難しくて ボケたりしますが、面白い写真が撮れます。

玉の中の小宇宙という感じです。

 

写真も好きですが、やはり一番好きなのは音楽です。

もうすぐ ポール・マッカートニーが また来日してくれますね。

生きるポピュラーミュージックの伝説であり神様的な存在ですから、ライブには行けなくても元気で来日してくれるのは 本当に嬉しい事です。

思えば、私がファンクラブに入ったのは、ビートルズとウィングスと浜田省吾さんだけでした。

 

彼の曲は、ビートルズ時代からウィングス、ソロと好きな曲は数えきれないくらいありますが、今回は

その中でも かなり上位に入る好きな曲です。 

 

ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード/

ポール・マッカートニー&ウィングス

 

ポールらしい ゆったりとした曲調で、切なく美しい旋律を持ったビートルズ後期を代表する雄大な名バラードです。

ビートルズのラストアルバム 『レット・イット・ビー』 に収録されていた曲で、有名は話ですが ポールの意向を無視して、フィル・スペクターによるオーケストラバッキングと女性コーラスを入れてしまった事で ポールが激怒し、ビートルズ内紛の確執がさらに深まりました。

このウィングスのバージョンを聴くと、当時ポールがどのようなアレンジを望んでいたのか、分かるような気がします。


君の扉へと続く
長く曲がりくねった道
それは決して消えることなく
たびたび現われては
この場所へ僕を連れ戻す
どうか君の扉へと導いてくれ

荒々しく風の吹きすさぶ夜は
雨に洗い流され
あとに残ったのは涙の海
僕は明日を求めて泣いた
なぜここに放っておくんだい
どうすれば君のもとへたどり着ける?

 

ポールの書いた歌詞もまた素晴らしい。

一見ラブソングにも思えますが、行くべき場所は わかっているはずなのに、長く曲がりくねった道が行く手を阻み、君に助けを求めているような歌ですね。

 

当時のポールからのジョンや他のメンバーに対するメッセージとして聴くと、ビートルズ立て直しへの思いが 込められているようにも受け取れます。
映画 『レット・イット・ビー』 で、ピアノを弾きながらポールが歌うシーンは、切なく痛々しく涙を誘いました。


ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード

君の扉へと続く
長く曲がりくねった道
それは決して消えることなく
たびたび現われては
この場所へ僕を連れ戻す
どうか君の扉へと導いてくれ


荒々しく風の吹きすさぶ夜は
雨に洗い流され
あとに残ったのは涙の海
僕は明日を求めて泣いた
なぜここに放っておくんだい
どうすれば君のもとへたどり着ける?

寂しさに泣き濡れたことが
幾度あったろう
僕が手を尽くしているのを
君は知らない


そして結局 ここへ戻ってきてしまう
長く曲がりくねったこの道
君は僕をここに置いていった
遠い昔のことだ
いつまで待たせておくんだい
どうか君の扉へと導いてくれ

けれど結局 ここへ戻ってきてしまう
長く曲がりくねったこの道
君はここに僕を置いていった
遠い昔のことだ
いつまでも待たせないで
どうか君の扉へと導いてくれ

 

今回は、ポール・マッカートニー&ウィングスの 『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』 を お届けいたしました。

かなり昔の話ですが、井上陽水さんが 山本コウタローさんの結婚式で、アカペラで歌ったのが この曲でした。

 

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