東武池袋のスパイス。ちょっと前に日曜の昼に行ったら混みあっていた。
でも、日曜の夜はかなり空いていた。
混んでる時に並んでまで店に入りたくない性格なので、空いてる時にしか出かけたくない。飯なら、なおさらである。
ということで、11月28日の夜に、更科そばを食いたくなって、コロナ禍で足が遠のいていたが、久しぶりに永坂更科 布屋太兵衛を訪れた。
とりあえず、合鴨の塩焼きと板わさ。
そば屋に来ると、何故か板わさが食べたくなるものである。
既に食べ始めてる。わさびが汚いが、これは私のせいである。
花のように盛りつけされており、きれいであったというのに。
さて、板わさという言葉だが、そば屋で飲まない人間にとっては、なじみがない言葉である。板蒲鉾とわさびによる合成語である。
かまぼこを刺身のように、わさびと醤油で食う。
若い世代は、どの程度知ってるんだろうと、ふと思ったので説明してみた。
かまぼこって、正月の実家でか、そば屋でか、旅館の朝食でしか食べてない気がする。だから、余計にそば屋でということになるのかも。
合鴨の塩焼きは旨かった。合鴨のスモークと迷ったが、塩焼きでええかと。
鴨せいろで食うより、鴨は鴨で食う方がいいと思っている。
で、〆に更科を。ここでは、御前そば。
あま汁とから汁の調合で味が変わるのがいい。
私は、あま汁だけでは無理である。
どちらかというと、から汁多めで、あま汁少しがちょうどいい。