「減と学生とバイト」 | 福盛貴弘の脳炎日記

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日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

大学生の4割が生活苦?新型コロナによるお金に対する意識の変化とは

 

遊ぶ金欲しさのバイトなら、単に我慢しろですむのだが、実家からの仕送りがないから稼がないとという学生にとっては大変な状況である。

 

自身の筑波にいたころの前半の頃を振り返って、もしこういう状況だったら、まちがいなく学業をあきらめていただろうと思っている。

 

ただでさえ、地方だったから時給が安いのに、そのうえ総額まで減ったらどうにもならない。客が来なくてバイト時間が減ったら、かなりやばかった。

 

学生時代は、ずっと地方生活を送っていたので、都内の家賃と比べればものすごく安い。ある意味、いい時期を過ごすことができた。

 

ただ、常に金欠。飲食店で月150時間なんて言う時代もあった。

そんなけ働かないと月10万円以上にならなかったからである。

 

でも、どのみち企業勤めに向いてないことは分かっていたので、普通に就職することは考えなかった。適性の無い努力は無駄なので。

 

実家暮らしで家賃を払ってないというのは、かなり大きいことである。

1人暮らしだと、家賃、光熱費、食費は逃れられない。

 

奨学金という名の借金に頼るのも変な話である。

今は教員になってもふみたおせないという時代になってしまったし。

 

無いなら無いなりにという生活もそれなりに楽しいが、今は外に出かけることもはばかられる。貯蓄するにも、稼ぎがない。

 

苦しい時代であることは間違いない。ただ、人生の中で何回かはそういう時期があるものだと諦観する方がいいように思える。

 

学生は、普段以上に自分のための勉強をしておいた方がいい時期かもしれない。そして、この状況が明けるのを待つしかない。