今週の月曜から本編が順次公開の運びに。
PCのスペックのせいで画質は悪いが、ご海容を。
天気編ということで、天気の話きっかけで会話を始めて、そこから会話を広げていくにはという例を示していこうと。
1回目は、「一円玉天気やな」。
一円玉天気に関する軽い蘊蓄を垂れている内容になっている。
日本語学習者が、一円玉天気という用語を知らないのは、ごく普通のこと。
日本語母語話者でも知らないのは、ごく普通のこと。
気象関連の業界用語のようである。
1円玉はこれ以上崩せない→天気が崩れない快晴続きという派生のようである。
シンプルな会話は、他のシンプルな教材に任せておけばいいので。
うちに来ないと見れないようなものでないと、マニアちゃんねるの意味がない。
とはいえ、これは喋っている相手との関係も重要である。
どういう組み合わせで話すかによって、展開は変わる。
こういう用語を唐突に切り出しても大丈夫な関係であるかどうか。
そうでないと、無駄に知識を押し付ける人になってしまう。
こう言えば無難に成立しますよ、というのがシンプルな教材の原則である。
だから、日本語はあらかじめ「です、ます」をつけた形で教える。
「食べる」「飲む」「買う」と言われると、母語話者が逆にぎょっとするから。
丁寧語があった方が、角が立ちにくいのは明らかであろう。
ただ、それだけではうちとけられない。後は内容の問題。
女性がどう切り返すかをご笑覧いただければ、ありがたい。