63年間、お疲れさまでした。
これまで、わくわくしたり、涙を流したり、いろいろな作品を読みました。
最もメジャーなのが『ドカベン』であることは言うまでもない。
ただ、私の中では、嫌いではないが上位ではない。
好きなのは、『あぶさん』、『野球狂の詩』、『男どアホウ甲子園』。
後者2作品は、貸本屋で全館借りて読んだ35年前を思い出す。
開始当時は、リアルタイムでは知らなかった。
だが、これらを読んで、水島漫画にどっぶりつかった。
あぶさんについては、何度も過去に書いてきたので、そちらをご覧いただければ。
巨人でも阪神でもなく、南海ホークスメインの漫画は、この先ないので。
野球狂の詩は、水原勇気以前が好きなのである。
水原勇気は嫌いではないが、上位ではない。
東京メッツの泥臭さが好きだったのである。
水島新司の漫画でのいぶし銀や泥臭さが、子どもの頃にはまった。
岩田鉄五郎や五利一平はもちろんだが、島小太郎の「あて馬」や、野呂甚久寿、金太郎、日の本盛がたまらない。
水木一郎が歌った「栄光の彼方へ」、♪男は誰もヒーローだから泥にまみれてたえるのさ、もたまらない。♪今日も聞こえる野球狂の詩、なのである。
『白球の詩』は、パリーグを題材にして、東京ボッツをメインに、大阪がメッツとともに、お荷物球団まっしぐら。こら、売れんわなと思うが、もっと泥臭いのがいい。
書きだしたら、予定の行数に早々に達してしまった。
もうちょい書きたいから、日を開けて、また書くことにする。