「傘とうつさんと距離」 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

漢 字 「 傘 」 な ど 使 用 自 粛 要 請 を 検 討 社 会 的 距 離 確 保 で き ず

 

虚構新聞の4月の記事からだが、よく思いつくなと。

「傘」は、確かに人が密集している。

 

「从」「俎」「卒」なんかも近いな。

卒業シーズンじゃなくて、よかったのかも。

 

荻生徂徠なんて、「人」だらけだから、大丈夫か。

ただ、「來」については、間に仕切りがあるため、許容範囲か。

 

「人民の人民による人民のための政治」も、間に「の」を挟むことで、一定の距離を保っているということになるか。先人の知恵である。

 

元記事は、文字間をあけて、ソーシャルディスタンスを保っているとのこと。

この言い方も、なんとかならんもんかと。

 

元記事では社会的距離と訳されているが、これだと社会的関係にある人が近づける距離と捉えることもできてしまう。

 

私は「うつさん距離」と訳しているが、普及には至っていない。

直接的な表現の方が、危機をまじかに感じ取れると思うんだが。

 

それ以前に、ソーシャルディスタンスは長すぎる。

これがSDになってしまったら、余計に伝わらなくなる。

 

さて、文字を文字を離して書くというので、ふと昔の芸能人ブログがいくつか頭に浮かんだ。行間がやたらあいてる類のものである。

 

アクセス数を挙げるために、たくさんのスペースを確保した方がいいという理由のようであるが、薄っぺらさが否めない。文を書く力がないのだろう。

 

だから、多くはツイッターやインスタに移行したのか。

ただ、コロナ禍の弊害の先駆けであったことを改めて指摘しておきたい。