"「夏と鍋物とうどん」" 東京美々卯閉店 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

名物「うどんすき」の東京美々卯が全6店舗閉店へ

 

百貨店で西の味が食える店が、閉店に。

せっかく西武池袋に進出してくれたというのに。

 

記事は頻繁に書いていないが、うどんすきだけでなく、普通にきつねうどんを食べたり、夏の季節もののすだちうどんを食べたり、時々足を運んでいた。

 

→ 「脳と鱧天とうどん」美々卯

 

 

 

 

うどんすきは、はじめは店の人が鍋によそってくれる。

よそってあるのをドカッと持ってくるタイプではない。

 

うどんすきを知らない人と行くと、なぜはじめからうどんが入ってる? 〆じゃないの? と聞かれることがある。

 

はじめからうどんが入ってる鍋なんやと。

これは東西の地域差というより、うどん文化としての差であろう。

 

うどんすきは大阪の郷土料理で、美々卯が発祥と言われている。

ただ推測だが、味付けと名称がそうであるということなのではなかろうか。

 

鍋で出汁でうどん。うどんが主だが、具は多い。

そうなると、出汁という点を除けば、うどん文化の県にはあると思うので。

 

だから、〆とは限らないのだが。

みんなで煮込みうどん食べる時、必ずしも最後ではない食い方は他にもあるし。

 

でも、それはうどんすきではない。

やはり、だし汁で、やや固めだが腰はそんなに強くないうどんが合う。

 

ということで、惜しい店がコロナ禍のせいで閉店となってしまった。

街が正常に戻った時、私が好きな店は生き残ってるのだろうか。

 

これは、サバイバルと化してきたのか。

街中にえらそうにしている鯖があふれ出ていないことを祈るばかりである。