今日の乃木坂の日とのこと。デビューシングル発売日が2012年のこの日なのだと。私が意識を取り戻してすぐの話ではないか。
とある店で、1人でお好み焼き。いつものことなので、特に寂しくもなく。
空いてはいたが、おっさんたちが談笑。絡み酒ではなさそうなので、こちらも安心。
そんな中、「乃木坂」という声が何度か聞こえてきた。
まだ、麻衣やんの卒業発表前の話である。
まあ、おっさんファンも一定数はいるだろうから、不自然ではない。
私も間違いなく他人のことは言えない。
だからといって、他人の話に食い入るように耳を傾けるわけにはいかない。
公衆電話時代からの大人のマナーである。
横で電話をしていても、意図的に聞かない。
そういうふうに言われたものである。
耳に入っても認知しない。ABRは反応しても、MLRでの反応を抑制する。
決してP300を出してはいけない。そういうことである。
拙著『基礎からの日本語音声学』より
スマホ世代でも受け継がれているとは思うが、情報戦の場面ではありえない。
マナーを取るか戦術をとるかは立場次第である。
ということで、意図的に聞かない方を選択したが、「乃木坂」がたまに耳に入るのに対し、人名が全然聞こえてこない。私が把握できてないメンバーの話なのか。
いや、おっさんはそういうところにいかないはず。
そこまで先端で追っかけてるやつは、ここで飲んでるはずがない。
そして、ようやく分かった。今の作業現場が乃木坂であったということを。
やはり昭和が匂う店では、まだ乃木坂46は似合わないようである。
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