「風邪と音声と学者」その2 | 福盛貴弘の脳炎日記

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日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

当初その2は予定していなかったのだが、耳鼻咽喉科に行った時のやり取り。

たぶん、明瞭に伝わったと思うので、その記録。

 

鼻水は少量。咳はほとんででない。痰は色なしで、鼻から喉に流れる方が多い。

このあたりは、日常語で伝える。

 

鼻、咳、喉の状態を伝えた方が、医師はポイントを絞り込みやすいはず。

ウイルス性か細菌性かは、私が判断することではないので。

 

その後に伝えたのが、嚥下の時に喉頭蓋あたりに痛みがあると。

このあたりは部位の名前が分かっているので、すんなり出る。

 

医療関係者ですかと聞かれたが、違いますと答える。

このあたりの部位を知っているだけですと。

 

この手のやり取りは時々あって、音声学者ってどういうことをする仕事なのと医師に聞かれることも。次の患者が待っているから、手短に答えるが。

 

その後、細菌の説明を受ける。

さすがに専門ではないが、ちゃんと聞いていたら理解はできる。

 

手術しましたね、は一瞬悩んだが、すぐに気づいた。

40数年前に扁桃腺をとっているので、そのことだろうと。

 

口腔断面図を見ながら、扁桃腺をとった場合、他の部位でバランスを取ろうとして喉頭蓋あたりに菌が発生することがあるという説明を受ける。

 

鼻水が喉に行くことも、その要因の一つになっていると。

断面図は見なくても頭に入っているが、指さしながらの説明は分かりやすい。

 

口腔断面図を利用する頻度は、音声学者の何百倍も耳鼻咽喉科の医師の方が多いというのがよく分かった。たぶん、そのうちその3があることを予告する。

 

 

 

 

 

→ 「風邪と音声と学者」